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講評:難化
2023年の北海道公立高校入試「数学」は、2022年入試と比較して「難化」と判断します。
本セットは主に標準レベルの問題で構成されており、やや難レベルの問題が至る所に散りばめられています。
易しい問題は大問1のみでした。
ただし。記述問題の書く量は昨年より抑えられていたので、道コンで鍛えてきた子なら、時間内に全問手をつけられたと思います。
また、2021年以前の学校裁量問題のような解答不能な難問は一切無いので、数学が得意(道コンSS65以上)な子は、本セットは簡単に感じたかもしれません。
過去6年間の総合的な難易度は、2020年>2023年>2018年>2021年>2022年>2019年、と判断します。
来年受験する子へのアドバイス
標準レベルの問題集を完璧にすること
2021年以前の学校裁量問題があった時代は、難問対策として、ハイレベル問題集『塾技 数学100』と『瞬解60』が有効でした。
しかし制度変更があった2022年と本年は、標準〜やや難レベルの問題のみで構成されており、「メネラウスの定理」や「一角共有の三角形の面積比の計算」といった高度な知識が無くても解けます。
今後の北海道公立高校入試「数学」で高得点を取るには、標準レベルの問題集を完璧にすることが重要です。
家庭教師のそらでは、今後は以下の問題集を使用していくつもりです。数学が苦手な子でも取り組みやすい問題集ですが、これで十分です。
総合ABCの問題を何度も解くこと
9月・10月・11月に学校で行われる総合ABCは、必ず解き直ししてください。本番で類題が出る可能性があります。
2021年と2022年の北海道公立高校入試「数学」では、総合ABCの類題が出題されています。
2021年は裁量問題の大問1の問2の確率の問題が2020年の総合A数学の類題、2022年は大問5の問2の整数問題が2021年の総合C数学の類題でした。
道コンの受験は必須
道コンは必ず受けましょう。
昨年に引き続き、北海道公立高校入試「数学」は記述問題の書く量が多く、道コンと雰囲気が似ていました。
道コンは公立高校入試「数学」の良い練習になるので、上位校を目指す子は必ず受けましょう。
大問1 小問集合
問1 易しい計算問題
以下、解説・解答です。
問2 確率の基本問題
以下、解説・解答です。
問3 一次関数のy切片の計算
以下、解説・解答です。
問4 円錐の体積計算
以下、解説・解答です。
問5 因数分解の標準問題
以下、解説・解答です。
問6 角の二等分線と二等辺三角形の作図 ★やや難
以下、解説・解答です。
大問2 整数問題 ★問2がやや難、問3が難
以下、解説・解答です。
大問3 二次関数 ★全般的にやや難
以下、解説・解答です。
大問4 円と相似 ★問2(2)がやや難
以下、解説・解答です。
大問5 累積度数分布表によるデータの比較と分析
以下、解説・解答です。