※基礎レベル:易しい公立高校向け、標準レベル:中上位公立高校向け、応用レベル:上位公立高校向け

『数学 瞬解60』とは

『数学 瞬解60』とは、入試数学の典型問題を一瞬で解くテクニックが載っている本です。

 

『数学 瞬解60』を吸収できれば、北海道公立高校入試数学のほとんどの問題を、一瞬で解けるようになるはずです。

 

『数学 瞬解60』では、テクニックをただ暗記するのではなく、★理解した上で★吸収することを狙いとしています。

 

数学ができるようになるコツは、典型問題の解説を理解した上で暗記することです。

 

その感覚を『数学 瞬解60』で学ぶことができるのが、大きな財産になると感じました。

『数学 瞬解60』で到達できるレベル

『数学 瞬解60』を終わらせることができれば、北海道公立高校入試で9割以上を安定して取れるレベルになります。

 

『数学 瞬解60』の知識があれば、正答率10%以上の問題を速攻で解いて、正答率10%未満の問題にじっくりと取り組む余裕ができます。

 

なお問題集を「終わらせる」とは、問題集に載っている問題の解法が瞬時に浮かぶレベルを指します。

 

この状態になるには、『数学 瞬解60』を少なくとも5周は読んで下さい。

『数学 瞬解60』のメリットの1つ:基本を速攻で学べる!

『数学 瞬解60』のメリットの一つは、基本を速攻で学べることです。

 

『数学 瞬解60』には、前半16ページに「入試で差がつく!パーフェクト要点整理」が用意されています。

 

この16ページをやるだけで、入試の基本問題は全て解けるようになるはずです。

 

学校の授業を真面目に受け、定期テストで70点程度取れる学力がある子なら、この16ページを2〜3時間程度で終わらせることができるでしょう。

 

中1・2生も、『数学 瞬解60』を使うことで、学校の授業の復習を速攻で出来てしまいます。

後は、学校のワークと教科書の例題を復習すれば、塾に通わなくても大丈夫です。

『数学 瞬解60』の本編は『塾技 数学100』を完全に終わらせてから

『数学 瞬解60』の本編は、『塾技 数学100』が完全に分かっている前提で作られています。

 

『数学 瞬解60』をやりたいなら、『塾技 数学100』を必ず終わらせてからにして下さい。

>>『塾技 数学 100』レビュー。北海道公立高校入試「数学」はこれで8割以上を安定して取れる!

『数学 瞬解60』本編の難易度:独学でやるなら道コン偏差値65以上必要

『数学 瞬解60』の難易度は、中学数学を超えた難易度です。

 

『数学 瞬解60』を独学でやるなら、道コン偏差値65以上は必要です。

 

『数学 瞬解60』の難易度を示すために、最も簡単な「食塩水」の濃度を題材とした項を紹介します。

 

「質量xg・濃度a%の食塩水からzg、質量yg・濃度b%の食塩水からzgそれぞれ取り出して交互に入れたとき、取り出した質量zgは、元の食塩水の質量の調和平均の1/2倍になる」という内容です。

 

いかがでしょうか。

これ、『数学 瞬解60』の中で、かなり簡単な部類に入る題材です。

 

問題の内容と、上の『数学 瞬解60』の証明内容が難なく理解できる、というかこの方が簡単に計算できてよいとまで思えるなら、『数学 瞬解60』を独学でやってもよいでしょう。

『数学 瞬解60』には、これより遙かに難しい題材がゴロゴロあるので、大いに刺激を受けることでしょう。

 

戦意喪失したなら、『数学 瞬解60』は止めて『塾技 数学100』をやってください。

『塾技 数学100』だけで、北海道公立高校入試を攻略するのに十分過ぎますので。

『数学 瞬解60』正しい使い方

『数学 瞬解60』は、以下ようにして使うと、効果が高いはずです。

<『数学 瞬解60』の使い方>

① 「瞬解」と証明を理解できるまで読み込む

② 覚えた証明内容を書いたり頭の中で展開するなどして再現する

③ ダメならすぐに「瞬解」と証明を読んで、また見ないで再現する。できるまで何度もやる

④ 「例題」を読んで、すぐに解説を読む

⑤ 「例題」を自分で解く、ダメならすぐに解説を読んで、また自分で解く。できるまで何度もやる

⑥ 翌日と翌々日に、「瞬解」と証明と例題を連続して読み、短期記憶化する

⑦ 1ヶ月くらい時間を置いて読み直し、長期記憶化する

 

数学ができるようになるコツは、問題と解法を理解した上で暗記することです。

 

センスや思考力とか有象無象に惑わされずに、上の『数学 瞬解60』の使い方を参考に、問題と解法を詰め込んでいってください。

 

 

※基礎レベル:易しい公立高校向け、標準レベル:中上位公立高校向け、応用レベル:上位公立高校向け