指導経験20年以上のプロ家庭教師。北海道の高校受験に特化。勉強がとても苦手な子の指導が得意です。
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中学3年北海道学力テスト総合B「英語」(2021年)の難易度
今回の総合B「英語」の難易度は、標準レベルです。
過去の総合ABCと比べて長文問題の単語数が多いですが、普段から『ハイパー英語教室中学英語長文 1』などを活用してリスニングや単語の暗記に励んでいるなら、高得点が取れたはずです。
現在の北海道公立高校入試「英語」は、難易度が高いです。具体的には、長文問題の単語数が多いことが、難易度を上げています。
参考)2021年公立高校入試の「英語」の問題・解答・詳しい解説
参考)2020年公立高校入試の「英語」の問題・解答・詳しい解説
対策として、入試まで毎日かかさずリスニングをやること、単語の意図的な暗記をやってください。
英語は直前記だけの詰め込みが通用しない科目ですので、今の時期から短時間でよいので毎日コツコツ勉強してください。
中学3年北海道学力テスト総合B「英語」(2021年)の平均点・道コン偏差値SS
<総合B「英語」の平均点と道コン偏差値(2021年)>
54点
※道コンSS50に相当
中上位公立高校を受験するなら、第5回・6回の道コンは必ず受けましょう。
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中学3年北海道学力テスト総合B「英語」(2021年)問題・解答・解説
大門1 リスニング
音声が無いので、略。
大門2 空欄補充問題
★長文問題が重要なので、解説を簡略化しています。
1.答:ア
2.答:イ
3.答:イ
<コメント>
文法問題集を「正しく」繰り返していれば、難なく解ける問題なので、解説を割愛します。
「正しく」とは、
・自分で解かずに答えをきれいに丸写しする → 何度も読み込む
です。
大門3 並び替え問題
★長文問題が重要なので、解説を簡略化しています。
1.答:(I) don’t know where she is (now.)
2.答:(My) father wants me to be (a doctor.)
<コメント>
文法問題集を「正しく」繰り返していれば、難なく解ける問題なので、解説を割愛します。
「正しく」とは、
・自分で解かずに答えをきれいに丸写しする → 何度も読み込む
です。
大門4 長文問題(基礎レベル)
以下の手順でやることで、無理なく解くことができるはずです。
まず、本文のイントロ部分を読み、本文の登場メンバーをチェックし、図表の大きな文字と図表をざっと読み、注意書きの単語の日本語部分を読み、本文の内容をざっくり捉えてください。
次に、問1を読みます。
本問は空欄補充問題なので、前後の文を含めて読むことで、答えを得られるはずです。ダメなら、読む範囲を少しずつ広げていきましょう。
空欄がある文章より、「毎日掃除しなくてはならない」と読めるので、空欄には「have to」が入ります。
→ 問1 答:have to
次に、問2を読みます。
まず、(1)の英文を読み、選択肢もざっと読みます。
次に、この英文の単語が「(注)」に無いか、チェックします。
今回は、この英文の単語が「(注)」に無いので、(1)の英文の中で、とりあえず「October」をキーワードとして、本文を検索します。
すると、本文の4行目にたどり着き、「9:00 a.m. − 6:00p.m.」から、答えはウであることが分かります。
→ 問2(1) 答:ウ
(1)と同様に考えて、「June」をキーワードとして、本文を検索します。
すると本文の3行目にたどり着き、「September − November」から、答えはウであることが分かります。
→ 問2(2) 答:ウ
次に、問3を読みます。
本問は、疑問文に答えるタイプの問題です。
疑問文に対して定型的に返し、疑問文の答えを本文から探します。
英語は問題量に対して時間が厳しい科目なので、時間を節約する心構えでいてください。
疑問文の「fireworks」が「(注)」にあるので、「fireworks」キーワード検索して、疑問文の答えを本文から探します。
すると本文ラストの英文にたどり着き、そこを読むことで、今回は問題文の英文のみで答えが得られそうだと分かります。
→ 問3 答:I will visit there(it) on Saturday.(例)
大門5 長文問題(会話文、公立入試の易しめレベル)
以下の手順でやることで、無理なく解くことができるはずです。
まず、本文のイントロ部分を読み、本文の登場メンバーをチェックし、注意書きの単語の日本語部分を読み、本文の内容をざっくり捉えてください。
次に、問1を読みます。
本問は空欄補充問題なので、前後の文を含めて読むことで、答えを得られるはずです。ダメなら、読む範囲を少しずつ広げていきましょう。
・(1)
空欄があるKeikoの最初の会話のみ読んで、答えはhearの過去分詞形の「heard」だと分かります。
→ 問1(1) 答:heard
・(3)
空欄があるKeikoの2つ目の会話をすべて読むことで、答えはcanの過去形の「could」だと分かります。
→ 問1(3) 答:could
次に、問2を読みます。
本問は単なる単語の問題で、Billの最初の会話の一つ目の英文のみを読んで解けます。
ちょうど→just、〜のように→like
です。
→ 問2 答:just like
次に、問3を読みます。
本問は空欄補充問題なので、前後の文を含めて読むことで、答えを得られるはずです。ダメなら、読む範囲を少しずつ広げていきましょう。
空欄があるKeikoの会話および、前後のBillの会話を読んで(後ろのBillの会話は最初の英文のみ読む)、明らかに選択肢エが正解であることが分かります。
→ 問3 答:エ
次に、問4を読みます。
本問は指示語の中身を特定する問題ですので、直前の文から読み上っていき、指示語の中身を突き止めます。
「Do you think so, too?」
この「so」の中身は直前の英文にあると予想できるので、読みます。
「I think AI will take the jobs from us and we will have no jobs someday.」
ここが「so」の中身で、答えは選択肢イだと言えそうです。
さらに、次のKeikoの会話を読むことで、答えに確信が持てます。
→ 問4 答:イ
次に、問5を読みます。
本問は単なる文法問題で、空欄がある英文のみ読んで解けます。
→ 問5 答:Of course.
次に、問6を読みます。
本問は並び替え問題なので、カッコの前の文章→カッコがある文章+カッコ内の単語→カッコの後の文章、の順で読んでから、並び替えをします。
最後に、もう一度前後の文を読んで、自然な流れとなることを確認します。
これより、カッコの英文は「AIにその違い(犬と猫の違い)を教えることが難しい」となるので、これに基づいてカッコの英文を並び替えて完了です。
→ 問6 答:(But it’s very) difficult to teach AI how to (understand the differences.)
次に、問7を読みます。
本問は空欄補充問題なので、前後の文を含めて読むことで、答えを得られるはずです。ダメなら、読む範囲を少しずつ広げていきましょう。
空欄があるKeikoとBillの英文をよく読むことで、明らかに選択肢アが正しいことが分かります。
→ 問7 答:ア
次に、問8を読みます。★一度飛ばして最後まで解いてから戻りましょう★
本文は、内容一致問題ですので、以下の4つの方法で解きます。
① 選択肢をざっと読み、主語をつかむ。
② 「(注)」に選択肢の文の単語が無いかをチェック。あるなら、「※」を手がかりに本文からその単語を探し、その単語の周辺部から答えを探す。
③ 「(注)」に単語がない場合、選択肢の文の中で、明らかに目立つ単語に目を付け、本文をざっと読んでキーワード検索をする。
④ 選択肢は本文の読む順になっている場合が多い。例えば、選択肢ウは選択肢イで読んだ後の英文に答えがあると考えることができる。
・ア
「(注)」に選択肢の文の単語がないので、明らかに目立つ単語に目を付けますが、目立つ単語がありません。
そこでBillの最初の会話から読んでみると、選択肢アは明らかに誤りであることが分かります。
・イ
「robot」が「(注)」にあるので、「※」を手がかりに本文から探します。
するとKeikoの2つ目の会話に行き着き、そこを全て読むことで選択肢イは誤りであることが分かります。
・ウ
目立つキーワードがありません。
とりあえず、選択肢イで読んだ英文の続きからざっと読んでいき、該当箇所を探します。
すると、Keikoの4つ目の会話にたどり着き、そこを全て読むことで選択肢ウは正しいことが分かります。
・エ
目立つキーワードがありません。
とりあえず、選択肢ウで読んだ英文の続きからざっと読んでいき、該当箇所を探します。
すると、Keikoの5つ目の会話にたどり着き、そこを全て読むことで選択肢エは誤りであることが分かります。
→ 問8 答:ウ
大門6 長文問題(公立入試標準レベル)
以下の手順でやることで、無理なく解くことができるはずです。
まず、以下の作業を行ってください。
本文のイントロ部分を読む→本文に段落番号を振る→注意書きの単語の日本語部分を読み、本文の内容をざっくり捉える
次に、問1を読みます。
本問は空欄補充問題なので、前後の文を含めて読むことで、答えを得られるはずです。ダメなら、読む範囲を少しずつ広げていきましょう。
前後の英文を読むことで、選択肢アが正解であることが分かります。
→ 問1 答:ア
次に、問2を読みます。
本問は空欄補充問題なので、前後の文を含めて読むことで、答えを得られるはずです。ダメなら、読む範囲を少しずつ広げていきましょう。
・(1)
空欄のある英文のみを読むことで「feel」が答えであると言えます。
しかし、答えに確信を得るために、第2段落の最初から、空欄のある英文の直後の英文までを読んでください。
→ 問2(1) 答:feel
・(2)
第3段落を全て読むことで、明らかに「went」が答えであることが分かります。
→ 問2(2) 答:went
次に、問3を読みます。
本問は空欄補充問題なので、前後の文を含めて読むことで、答えを得られるはずです。ダメなら、読む範囲を少しずつ広げていきましょう。
空欄は第二段落にありますが、問2(1)の考察過程で全て読んでいます。
そこで、まず空欄前後の英文を読んでみると、これだけで答えは選択肢イであると分かります。
→ 問3 答:イ
次に、問4を読みます。
本問は並び替え問題なので、下線部の前の文章→下線部の文章+カッコ内の単語→下線部の後の文章、の順で読んでから、並び替えをします。
最後に、もう一度前後の文を読んで、自然な流れとなることを確認します。
今回は、第四段落の3行目までを読むことで、答えが得られます。
文法の知識が必要ですが、ここは『教科書ワーク』や『中学 標準問題集 英語』などを勉強してください。
→ 問4 答:(Then I) thought that our town should be more (comfortable for handicapped people.)
次に、問5を読みます ★やや難★
本問は単なる文法問題で、空欄がある英文のみ読んで解けます。
空欄は問4で読んだ英文の続きなので、空欄までを読んでおきましょう。
「なにも助けなしで」=「without(なしで) any(なにも) help(助け)」
やや難しい文法問題なので、解けなかった子が多いと思われます。
→ 問5 答:without any help
次に、問6を読みます
本問は単なる文法問題で、下線部がある英文のみ読んで解けます。
空欄は問5で読んだ英文の続きなので、下線部までを読んでおきましょう。
「私は〜をずっと考えています。」=現在完了進行形です。
進行形だと「ずっと」とは普通言わないですし、現在完了形だと今は何をやっているのか不明な状態になり、本文イントロと矛盾します。
→ 問6 答:I have been thinking about what I can do for them.
次に、問7を読みます
本問は単なる文法問題で、下線部がある英文のみ読んで解けます。
文法の基本問題なので、ここは落とさないようにしてください。
→ 問7ア 答:It
→ 問7イ 答:us
→ 問7ウ 答:to
次に、問8を読みます。
本問は、疑問文に答えるタイプの問題です。
疑問文に対して定型的に返し、疑問文の答えを本文から探します。
英語は問題量に対して時間が厳しい科目なので、時間を節約する心構えでいてください。
まず問題文に「What will you do〜」とあるので、「I will help (動詞)」と返します。
問題文に合っていそうな英文を本文から抜き出します。
第三段落最後に「I pushed her wheel chair up the small slope.」とあるので、ここを流用します。
解答例:「I will help their wheel chair up the small slope.」
問われていることは「下線部④に対するあなた自身の答えを、6後以上の英文で書きなさい。」なので、不足はありませんね。
北海道公立高校入試において、教育委員会公表の正答表の採点基準の注釈に、「文法的には間違いはあるが,内容的に理解できるものは,1点(中間点)とする。」と書かれています。
この基準に則して、あまり難しく考えないで、本文から機械的に抜き出して書くとよいでしょう。
英語は問題量に対して時間が厳しい科目なので。
→ 問8 答:I will try help them when they need some help.(例)
次に、問9を読みます。★一度飛ばして最後まで解いてから戻りましょう★
本文は、内容一致問題ですので、以下の4つの方法で解きます。
① 選択肢をざっと読み、主語をつかむ。
② 「(注)」に選択肢の文の単語が無いかをチェック。あるなら、「※」を手がかりに本文からその単語を探し、その単語の周辺部から答えを探す。
③ 「(注)」に単語がない場合、選択肢の文の中で、明らかに目立つ単語に目を付け、本文をざっと読んでキーワード検索をする。
④ 選択肢は本文の読む順になっている場合が多い。例えば、選択肢ウは選択肢イで読んだ後の英文に答えがあると考えることができる。
・ア
「barriers」が「(注)」にあるので、「※」を手がかりに本文から探します。
すると第二段落の4行目に行き着き、前後の英文を読むことで、選択肢アは明らかに誤りだと分かります。
・イ
「slope」が「(注)」にあるので、「※」を手がかりに本文から探します。
するとすると第二段落の4行目に行き着き、そこから第三段落まで読み進めることで、選択肢イは正しいと分かります。
・ウ
「handicapped」が「(注)」にあるので、「※」を手がかりに本文から探します。
するとすると第二段落の4行目に行き着きますが、選択肢イで第三段落まで読んでいるので、第四段落から読んでいきます。
第四段落の3行目までを読んで、選択肢ウは正しいと分かります。
・エ
目立つキーワードがありません。
とりあえず、選択肢ウで読んだ英文の続きから読んでいき、該当箇所を探します。
本文ラストまでを読んで、選択肢エは正しいと分かります。
→ 問9 答:ア