家庭教師のそら

指導経験20年以上のプロ家庭教師。北海道の高校受験に特化。勉強がとても苦手な子の指導が得意です。授業料は1回1,500円のみ、その他の不透明な追加料金は一切なしで、月々6,000円(月4回)から気軽に始められます。
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第1回北海道学力コンクール中学3年「英語」(以下 第1回道コン中3「英語」)の難易度とSS60を超えるための対策法を紹介します。

 

第1回道コンは、受験者数が1万人ほどの大規模な模擬試験で、現在の自分の立ち位置がハッキリします。

ここで良い結果を残して、次に繋げていきましょう!

 

第2回も同じやり方で大丈夫です。

第1回道コン中学3年「英語」の難易度は総合ABCより一段易しい

過去に行われた第1回道コン中3「英語」を見ると、難易度は総合ABCより一段易しいレベルです。

参考)2021年の総合A「英語」の過去問題と詳しい解説

 

総合ABCの英語は易しいので、第1回道コン中3「英語」も同様に、音読とリスニングをコツコツやっていれば、難しい試験ではないと言えます。

第1回道コン中3「英語」のSSと得点の目安:高得点争いの試験

過去の第1回道コン中3「英語」の集計表を見ると、SSと得点の目安は以下のようになります。

<道コン第1回「英語」のSS・得点の目安>

SS50 → 55点

SS55 → 65点(手稲・新川・苫小牧東・旭川北・帯広三条レベル)

SS60 → 75点(旭丘・国情・旭川東・帯広柏葉レベル)

SS65 → 90点(東西北レベル)

SS70 → 100点(南レベル)

 

この点数表を見ると、第1回道コン中3「英語」は、公立高校入試と同様に、高得点争いになることが分かります。

 

ちなみに私が中学生のとき、英語が得意科目でした。

道コンの点数が、昔の易しかった道コン英語で75点(100点満点で換算)ほど、今の難しい道コンでも65点(SS約55)は取れたはずです。

英語のおかげで、SS45の公立高校にGランクの一番下でギリギリ受かることが出来ました。

しかし、大学受験では英語で落ちこぼれ、北大を受けられませんでした。

(数学と物理がそこそこ出来たので、中堅国立大学工学部に何とか現役合格。北大大学院の院試の英語で9割、卒論は英語。)

英語は単語が重要です。

高校入試でる順ターゲット中学英単語1800』の記事を参考に、今から単語の勉強法を知っておくと、私のように英語で苦労せずに済むでしょう。

中学英語は易しいので、ちゃんと勉強すれば9割は取れるはずなので、コツコツ頑張ってください。

第1回道コン中学3年「英語」の対策法

SS60を超えるには長文問題で高得点を取る必要がある

これまでの第1回道コン中3「英語」の配点を見ると、長文問題とリスニングで約85点を占めています。

 

残り25点が文法問題ですが、『中学英語をひとつひとつわかりやすく。』といった易しい文法問題集をやっていれば大丈夫なレベルです。

 

SS60(約75点)以上になるためには、長文問題で高得点を取る必要があります。

長文を時間内に無理なく読める必要がある:英単語が最重要

どの回でもやることは同じです。

 

長文問題で高得点を取るには、長文を時間内に無理なく読める必要があります。

 

文法の勉強ばかりしても長文対策にはならないことに注意です。

 

実は長文問題は、長文が読めたら終わりです。

公立高校入試も含めて、設問は長文が読めたら楽に解答できるものがほとんどです。

 

いかに、時間内に長文を無理なく読めるかが、英語で高得点を取るカギです。

 

そのためには、文法よりも、英単語の勉強が最重要です。

 

まずは語彙力の強化を徹底的にやり、次に文法対策をしましょう(逆に定期テストは、文法対策が重要)。

単語が分かれば、長文は完璧ではないにせよ、文の流れを掴むことはでき、それで点が取れるはずです。

北海道公立高校入試の過去問題をやる

道コン中3「英語」は、どの回も、問題形式が北海道公立高校入試と同じです。

 

北海道公立高校入試の過去問演習をやることで、道コン中3「英語」が解きやすくなります。

 

3月4月の時点で北海道公立高校入試の過去問をやるのは厳しいかもしれませんが、試しで良いので、一番易しい2019年の過去問を見てみましょう。

>>2019年の北海道公立高校入試「英語」の過去問題と詳しい解説

偏差値別の対策法

SS60まで:文章を読みながら英単語を覚える形でOK

第2回も同じやり方で大丈夫です。

 

第1回道コン中3「英語」でSS60(約75点)までは、英単語の習得度合いがそこまで高くなくても良いでしょう。

 

赤シートで隠してテスト形式で覚えるなど、英単語の意図的な暗記は不要だということです。

 

もっと気楽に、50〜100語程度の長文を、音読とリスニングをしながら単語も覚えていくという形でやっていきましょう。

 

そこで、長文問題集『ハイパー英語教室中学英語長文 1』をオススメします。

 

 

『ハイパー英語教室中学英語長文 1』の長文は易しいので、定期テストで70点ほど・道コンでSS50に届かないレベルでも、無理なくやれるはずです。

 

『ハイパー英語教室中学英語長文 1』は、音声を無料でスマホに入れることができます。

 

・見開きの右側の和訳を見ながら左側の英文を読む → 長文を丸暗記する勢いでリスニングを繰り返す

このステップで、長文読解+単語学習+リスニングができ、毎日コツコツやれば無理なくSS60(約75点)に到達するでしょう。

SS60以上:語彙を増やす+英単語の意図的な暗記が必要

第2回も同じやり方で大丈夫です。

 

第1回道コン中3「英語」でSS60(約75点)以上を狙う場合、語彙を増やすことと、英単語の習得度合いを高める必要があります。

 

この2つを満たせそうな問題集として、『高校入試でる順ターゲット中学英単語1800』をオススメします。

 

 

『高校入試でる順ターゲット中学英単語1800』は、赤シートで隠してテスト形式で覚えるとよいです。

無料音声アプリを使って、単語と例文の音声を1度は聞いて下さい。

 

長文の英単語が反射的に読める、理想は英語を日本語に変換せず、英語のまま読めるレベルになれれば安心です。

『高校入試でる順ターゲット中学英単語1800』で、北海道公立高校入試「英語」の単語対策は終わりです。

 

同時並行で、長文読解演習もやりましょう。

毎日、音読とリスニングをやることで、速読力が身につきます。一朝一夕で身につくものでないので、早めに着手してください。

 

第1回道コン中3「英語」のレベルなら、『ハイパー英語教室中学英語長文 2』で十分です。

100〜200語程度の長文読解とリスニングができるので、オススメです。

 

SS70:速読英単語をやり込む

どの回も同じやり方で大丈夫です。

 

第1回道コン中3「英語」でSS70(約95点)を狙うなら、『速読英単語 中学版』がオススメです。

 

 

高校入試でる順ターゲット中学英単語1800』で語彙を高めつつ、『速読英単語 中学版』で長文読解とリスニングをやります。

 

第1回道コン中3「英語」対策としてやり過ぎ感がありますが、仮にここまでやれたら公立高校入試対策も万全です。