家庭教師のそら

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大門1 リスニング(学校標準問題)

音声が無いので、略。

大門2 A 会話文(学校標準問題)

 

以下の手順でやることで、無理なく解くことができるはずです。

 

まず、以下の作業を行ってください。

① 長文のタイプを把握する → 本問は段落付き長文である

② 本文のイントロ部分を読む

③ 本文に段落番号を振る

④ 注意書きの単語の日本語部分と本文イントロを同時に読み、本文の内容をざっくり捉える

 

次に、問1を読みます。

選択肢があるので、そこをざっと読んでください。

本問は空欄補充問題なので、前後の文を含めて読むことで、答えを得られるはずです。ダメなら、読む範囲を少しずつ広げていきましょう。

前後の英文より、

「some traditional Japanese () .」=「shogi

であるので、選択肢アが最も適当です。

→ 問1 答:ア

 

次に、問2を読みます。

本問は空欄補充問題なので、前後の文を含めて読むことで、答えを得られるはずです。ダメなら、読む範囲を少しずつ広げていきましょう。

・(1)

空欄がある英文のみを読んで、受動態の英文なので「by」が入ると、判断できます。

→ 問2(1) 答:by など

・(2)

前後の英文を読んで、

「But first, you (2) to remember 〜」=「Lucy said she would try hard.」

という式が成り立つので、「have to」が入ると判断できます。

→ 問2(2) 答:have など

 

次に、問3を読みます。

本問は、疑問文に答えるタイプの問題です。

疑問文に対して定型的に返し、疑問文の答えを本文から探します。

このとき、

・ 「(注)」に疑問文の単語が無いかをチェック。あるなら、「※」を手がかりに本文からその単語を探し、その単語の周辺部から答えを探す。

・ 「(注)」に単語がない場合、疑問文の中で、明らかに目立つ単語に目を付け、本文をざっと読んでキーワード検索をする。

を実行して、疑問文の答えを本文から探すと無理なく解けるはずです。

まず、「She 〜」ときますね。

次に、「good shogi player」でキーワードすると、第二段落に行き着きます。ここに、

「and she plays it(=shogi) on the Internet because she wants to be a good player.」

とあるので、疑問文の答えは「she plays shogi on the Internet.」となります。

→ 問3 答:She plays shogi on the Internet. など

大門2 B 図表問題(学校標準問題)

 

以下の手順でやることで、無理なく解くことができるはずです。

 

まず、以下の作業を行ってください。

① 長文のタイプを把握する → 図表がメインの長文である

② 本文のイントロ部分を読む

③ 本文のうち、大きな文字と図表に目を通す

④ 注意書きの単語の日本語部分と本文イントロおよび図表を同時に読み、本文の内容をざっくり捉える

 

次に、問1を読みます。

本問は、疑問文に答えるタイプの問題です。

選択肢があるので、そこをざっと読みます。

次に、疑問文の答え=選択肢、を探します。

このとき、

・ 「(注)」に選択肢の文の単語が無いかをチェック。あるなら、「※」を手がかりに本文からその単語を探し、その単語の周辺部から答えを探す。

・ 「(注)」に単語がない場合、選択肢の文の中で、明らかに目立つ単語に目を付け、本文をざっと読んでキーワード検索をする。

を実行すると、無理なく解けるはずです。

・(1)

・ア

「guest room」「first floor」でキーワード検索すると、表の「Floor」「Guest room」の列を読むことになり、これより、選択肢アは誤りだと分かります。

・イ

表の「forth floor」の行を読むと、「Facilities」の欄が空欄です。

この段階で、選択肢イは誤りです。

表から「pool」を探すと、「Second」の行にあることが分かります。

・ウ

「restaurant」でキーワード検索すると、表の「first」の行に行き着きます。

「restaurant(6:30〜20:30)」より、選択肢ウは誤りです。

・エ

「convenience store」でキーワード検索すると、表の「first」の行に行き着きます。

「convenience store(24 hours)より、選択肢エが正解です。

→ 問1(1) 答:エ

・(2)

「front desk」が「(注)」にあるので、「※」を手がかりに本文から探すと、

「◎ Please ask the front desk when you use the meeting room or the karaoke room.」

の英文に行き着きます。

選択肢を見ると、「floor」がどこかを調べる必要があるので、表から調べます。

「meeting room」は「third floor」にあり、「karaoke room」は「second floor」にあります。

以上を踏まえて選択肢を吟味すると、選択肢アが正解です。

→ 問1(2) 答:ア

 

次に、問2を読みます。

本問は、疑問文に答えるタイプの問題です。

疑問文に対して定型的に返し、疑問文の答えを本文から探します。

このとき、

・ 「(注)」に疑問文の単語が無いかをチェック。あるなら、「※」を手がかりに本文からその単語を探し、その単語の周辺部から答えを探す。

・ 「(注)」に単語がない場合、疑問文の中で、明らかに目立つ単語に目を付け、本文をざっと読んでキーワード検索をする。

を実行して、疑問文の答えを本文から探すと無理なく解けるはずです。

まず、「I want to use 〜」ときますね。

次に、疑問文の答えを探します。

疑問文に「facility」があるので、表の「Facilities(Open Hours)」の列を読むことになり、ここから簡単な英語を抜き出して完了です。

「Lake Hotel」の語句、つまり特定の語句を指すので、冠詞の「the」をお忘れなく。

→ 問2 答:I want to use the pool. など

大門3 長文問題(学校標準問題)

 

以下の手順でやることで、無理なく解くことができるはずです。

 

まず、以下の作業を行ってください。

① 長文のタイプを把握する → 本問は会話文である

② 本文のイントロ部分を読む

③ 本文の登場メンバーをチェック。登場メンバーのみをタテにざっと読む。

④ 注意書きの単語の日本語部分と本文イントロを同時に読み、本文の内容をざっくり捉える

 

次に、問1を読みます。

本問は空欄補充問題なので、前後の文を含めて読むことで、答えを得られるはずです。ダメなら、読む範囲を少しずつ広げていきましょう。

上記手順より、Kanaの2つ目の会話までを読むことで、答えが得られます。

→ 問1 答:went

 

次に、問2を読みます。

本問は、下線部の内容を問う問題です。

以下のポイントに留意して解きます。

① 下線部に指示語が含まれている場合、直前の英文から読み上って指示語の中身を突き止める

② 下線部に指示語が含まれていない場合、前後の英文を読んで、下線部の内容を調べる

③ 下線部が本文の主旨を問うものである場合、本文の最初と最後を読む。以下の理由を参照。

・長文は、第一段落で主張したい内容が述べられ、以降の段落で主張の根拠が述べられ、最終段落で主張が繰り返し述べられる、という構造をしている

・1つの段落で、最初にその段落で主張したい内容→主張の根拠→主張したい内容、1つの段落に1つの主張・1つの状況という構成になっている

問題を解きます。

本問は、下線部の「they」の中身を問われているので、読み上って調べることになります。

その前に、下線部がある英文をしっかり読んで、「they」が人なのか物なのかを、おおよそで良いので調べてください。

読み上って調べると、Kanaの2つ目の会話まで遡ることで、選択肢ウが答えであることが分かります。

→ 問2 答:ウ

 

次に、問3を読みます。

本問は空欄補充問題かつ文法問題です。

このタイプの問題は、前後の文を含めて読んでから、問題文で指示された英語を答えます。

前後の文を含めて読んで答えが得られないなら、読む範囲を少しずつ広げていきましょう。

前後の英文も読んだ上で、今回は、下線部のみを読んで解けることが分かります。

「Olivia : Really? (1) me about the article?」=「オリビアが香奈にその記事について教えて欲しい」

より、切り取って

「(1)」=「教えて欲しい」

となるので、「Will you tell」や「Will you teach」などが適しています。

→ 問3 答:Will you tell など

 

次に、問4を読みます。

本問は空欄補充問題なので、前後の文を含めて読むことで、答えを得られるはずです。ダメなら、読む範囲を少しずつ広げていきましょう。

選択肢があるので、そこをざっと読んでください。

今回は、Oliviaの7つ目の会話と、次のKanaの会話を読むことで、プラスチックごみを減らす具体例を聞く疑問文となるので、選択肢エが最も適当です。

→ 問4 答:エ

 

次に、問5を読みます。★一度飛ばして最後まで解いてから戻りましょう★

本文は、内容一致問題ですので、以下の4つの方法で解きます。

① 選択肢をざっと読み、主語をつかむ。

② 「(注)」に選択肢の文の単語が無いかをチェック。あるなら、「※」を手がかりに本文からその単語を探し、その単語の周辺部から答えを探す。

③ 「(注)」に単語がない場合、選択肢の文の中で、明らかに目立つ単語に目を付け、本文をざっと読んでキーワード検索をする。

④ 選択肢は本文の読む順になっている場合が多い。例えば、選択肢ウは選択肢イで読んだ後の英文に答えがあると考えることができる。

このとき、以下のポイントに注意するとよい。

■ 長文は、第一段落で主張したい内容が述べられ、以降の段落で主張の根拠が述べられ、最終段落で主張が繰り返し述べられる、という構造をしている

■ 1つの段落で、最初にその段落で主張したい内容→主張の根拠→主張したい内容、1つの段落に1つの主張・1つの状況という構成になっている

・ア

「beach」が「(注)」にあるので、「※」を手がかりに本文から探すと、Kanaの1つ目の会話に行き着きます。

ここから、次のKanaの2つ目の会話までを読むことで、選択肢アは正しいことが分かります。

・イ

選択肢アで読んだ英文以降を読むことになる、と思っておいてください。

「plastic garbage」が「(注)」にあるので、「※」を手がかりに本文から探すと、Kanaの2つ目の会話に行き着きます。

ここから、次のOliviaの3つ目の会話までを読むことで、選択肢イは誤りだと分かります。

・ウ

選択肢イで読んだ英文以降を読むことになる、と思っておいてください。

「article」が「(注)」にあるので、「※」を手がかりに本文から探すと、Kanaの4つ目の会話に行き着きます。

この会話には「an article」と冠詞の「a」がついているので、初登場の「article」です。

そこで、次のOliviaの会話、Kanaの会話と読み進めると、選択肢ウは誤りであることが分かります。

・エ

選択肢ウで読んだ英文以降を読むことになる、と思っておいてください。

「fishers」が「(注)」にあるので、「※」を手がかりに本文から探すと、Kanaの6つ目の会話に行き着きます。

ここから、次のOliviaの会話までを読むことで、選択肢エは誤りだと分かります。

・オ

選択肢オで読んだ英文以降を読むことになる、と思っておいてください。

選択肢の単語が「(注)」に無く、目立つ単語もありません。

しかし、ラストの選択肢であることや、選択肢の内容的に、本文ラストの内容であると推測できます。

本文ラスト付近を読んで見ると、選択肢オは正しいことが分かります。

→ 問5 答:ア、オ

 

次に、問6を読みます。

本問は、問題文に与えられているタイプの問題です。

こういうタイプの問題は、以下の4つの方法で解きます。

① まずは問題文の英文のみで解けないかやってみる

② ①がダメなら、「(注)」にここまで読んだ文の単語が無いかをチェック。あるなら、「※」を手がかりに本文からその単語を探し、その単語の周辺部から答えを探す。

③ ②がダメなら、「(注)」に単語がない場合、ここまで読んだ文の中で、明らかに目立つ単語に目を付け、本文をざっと読んでキーワード検索をする。

④ ③がダメそうなら、本文の最初と最後を読んで答えを探す(ラストの問題なので、本文の主旨を問う問題と考えられるから)。

④の根拠は、以下のとおり。

・長文は、第一段落で主張したい内容が述べられ、以降の段落で主張の根拠が述べられ、最終段落で主張が繰り返し述べられる、という構造をしている

・1つの段落で、最初にその段落で主張したい内容→主張の根拠→主張したい内容、1つの段落に1つの主張・1つの状況という構成になっている

問題を解きます。

問題文の英文を読んで、「do something」が入りそうだと思われます。

本問は、「英語を2語以上で自由に書きなさい。」と指定されているので、自然な流れになるように書けていればOKだと判断できます。

ゆえに、「do something」と答えて終わりでよいでしょう。

→ 問6 答:do something

大門4 A 長文問題(学校裁量問題)

 

★自由英作文を片付けてから着手してください!★

 

以下の手順でやることで、無理なく解くことができるはずです。

 

まず、以下の作業を行ってください。

① 長文のタイプを把握する → 本問は会話文である

② 本文のイントロ部分を読む

③ 本文の登場メンバーをチェック。登場メンバーのみをタテにざっと読む。

④ 注意書きの単語の日本語部分と本文イントロを同時に読み、本文の内容をざっくり捉える

 

次に、問1を読みます。★何とか解きたい!★

本問は、図表が与えられているタイプの問題です。

以下のポイントに留意して解きます。

① 下線部がある英文と、その前後の英文を読む

② 問題文の図の単語でキーワード検索する

→キーワード検索のやり方は、以下のとおりです。

・ 「(注)」に選択肢の文の単語が無いかをチェック。あるなら、「※」を手がかりに本文からその単語を探し、その単語の周辺部から答えを探す。

・ 「(注)」に単語がない場合、選択肢の文の中で、明らかに目立つ単語に目を付け、本文をざっと読んでキーワード検索をする。

このとき、最小限の労力で探したいので、以下のポイントを抑えておきます。

・長文は、第一段落で主張したい内容が述べられ、以降の段落で主張の根拠が述べられ、最終段落で主張が繰り返し述べられる、という構造をしている

・1つの段落で、最初にその段落で主張したい内容→主張の根拠→主張したい内容、1つの段落に1つの主張・1つの状況という構成になっている

③ 図の見出しの日本語も使うかもしれないと注意する

問題を解きます。

下線部の前後の英文を読んで、空欄は下線部以降、ただしNanaの会話限定で読むことで、解けそうだと判断できます。

空欄がある英文に「It」と「them」があるので、問題文の図表を同時に見ながら、英文を読み上って調べると、

「It」=「this graph」、「them」=「volunteer activities during the Tokyo 2020 Games」であることが分かります。

空欄がある英文は比較級になっており、問題文の図表より、2018年は2013年より多いので、空欄がある英文と内容が一致しています。

では何が多いのか、が分かれば答えが得られるのですが、これは図表の見出しを読めばOKです。

「グラフ(学生のうち、2020年東京大会の期間中のボランティア活動に参加を希望する割合を示したもの)」=「It(=this graph) shows more () them(=volunteer activities during the Tokyo 2020 Games) in 2018 than in 2013.」

という等式が成り立ち、空欄に該当する部分を切り取って、

空欄=「学生」「参加を希望する」

なので、「students who want to join」などが適していると機械的に答えを導くことができます。

→ 問1 答:students who want to join など

 

次に、問2を読みます。★何とか解きたい!★

本問は並び替え問題なので、下線部の前の文章→下線部の文章+カッコ内の単語→下線部の後の文章、の順で読んでから、並び替えをします。

このとき、指示語があるなら直前の文から読み上って中身を特定します。

接続詞や副詞などにも注意してください。

並び替えをするとき、カッコの直前と直後の単語に注目すると、最初と最後の単語が特定できます。

並び替えをした後、もう一度前後の文を読んで、自然な流れになっていることを確認して、完了です。

問題を解きます。

前後の英文を読み、下線部の指示語を突き止めます。

次に並び替えをすると、カッコの前の英文は完結していることから、カッコの中の単語の中では、まず接続詞の「because」が来ます。

カッコの直後が動詞の原形であるので、カッコの中の単語の中では、不定詞の「to」が来ます。

「to understand」の主語ですが、カッコの中では「some of them」でしょう。「them」の中身は直前の英文より、「people all over the world」です。

ここまで踏まえて、並び替えてみて、もう一度前後の英文を読み、自然な流れになっていることを確認して完了です。

→ 問2 答:because some of them are difficult to

 

次に、問3を読みます。★易しいので確実に点を取りたい!★

本問は空欄補充問題なので、以下のようにして解きます。

① 前後の文を含めて読む。ダメなら、読む範囲を少しずつ広げる。

② 本文の末尾、段落の末尾にあるなら、本文(段落)の最初と最後を読む。

根拠は、以下のとおり。

■長文は、第一段落で主張したい内容が述べられ、以降の段落で主張の根拠が述べられ、最終段落で主張が繰り返し述べられる、という構造をしている

■1つの段落で、最初にその段落で主張したい内容→主張の根拠→主張したい内容、1つの段落に1つの主張・1つの状況という構成になっている

問題を解きます。

空欄がある英文を読むと、「my presentation」を良くする内容が入りそうだと分かります。

しかし、空欄の前後を読んでも、空欄の中身は分かりません。

空欄は本文の末尾にあり、Nanaの会話にあるので、本文の最初を読みます。

Nanaの1つ目の会話より、空欄には「improve」に相当する内容が入りそうです。

しかし、「improve」を知っている中学生は少ないでしょうし、出題者もそれを分かっているのか、「Could you give me some advice?」と言い直してくれています。

これより、空欄の内容は、「より良くする」=「better」が適していると言えます。

★ポイント★知らない単語が出てきても前後の英文で推測できるので諦めないこと。大学入試でよく使うテクニックです。

→ 問3 答:better など

 

次に、問4を読みます。★何とか解きたい!★★一度飛ばして最後まで解いてから戻りましょう★

本文は、内容一致問題ですので、以下の4つの方法で解きます。

① 選択肢をざっと読み、主語をつかむ。

② 「(注)」に選択肢の文の単語が無いかをチェック。あるなら、「※」を手がかりに本文からその単語を探し、その単語の周辺部から答えを探す。

③ 「(注)」に単語がない場合、選択肢の文の中で、明らかに目立つ単語に目を付け、本文をざっと読んでキーワード検索をする。

④ 選択肢は本文の読む順になっている場合が多い。例えば、選択肢ウは選択肢イで読んだ後の英文に答えがあると考えることができる。

このとき、以下のポイントに注意するとよい。

■長文は、第一段落で主張したい内容が述べられ、以降の段落で主張の根拠が述べられ、最終段落で主張が繰り返し述べられる、という構造をしている

■1つの段落で、最初にその段落で主張したい内容→主張の根拠→主張したい内容、1つの段落に1つの主張・1つの状況という構成になっている

・ア

「athlete」が「(注)」にあるので、「※」を手がかりに本文から探すと、Nanaの3つ目の会話に行き着きます。

このNanaの会話の3行目までを読むことで、選択肢アは誤りだと分かります。

・イ

選択肢アで読んだ英文以降を読むことになる、と思っておいてください。

「the Tokyo 2020 Games」が「(注)」にあるので、「※」を手がかりに本文から探すと、Nanaの2つ目の会話に行き着きます。

選択肢イの内容は、選択肢アの考察過程で登場しているので、Nanaの3つ目の会話を読むことになります。

しかし、Nanaの3つ目の会話は長いので、まずは最初と最後を読んで、それで正誤判断できなそうなら、すべて読むようにしましょう。

Nanaの3つ目の会話の最初と最後を読んで、選択肢イは正しいことが分かります。

・ウ

選択肢イで読んだ英文以降を読むことになる、と思っておいてください。

選択肢の単語が「(注)」に無く、目立つ単語もありません。

選択肢の主語は「Mr.Green」なので、とりあえずNanaの3つ目の会話の次の、Mr.Greenの会話を読んでみます。

すると、選択肢ウは誤りだと分かります。

・エ

選択肢ウで読んだ英文以降を読むことになる、と思っておいてください。

「change」「public signs」が「(注)」にあるので、「※」を手がかりに本文から探すと、Nanaの5つ目の会話に行き着きます。

2つの単語がNanaの5つ目の会話に散らばっているので、会話すべてを読みます。

これより、選択肢エは誤りだと分かります。

・オ

選択肢エで読んだ英文以降を読むことになる、と思っておいてください。

また、ラストの選択肢なので、本文の最後あたりの英文を読むことになるかもしれない、と思っておいてください。

「Hokkaido」でキーワード検索すると、Me.Greenの7つ目の会話に行き着きます。

ここをすべて読むことで、選択肢オは正解であろうと思われます。

「”omotenashi“」が「good take care of」に相当するのか不明ですが、選択肢ア〜エを正誤判断する過程で、消去法より選択肢オは自動的に正解です。

試験中は、時間節約のため、これで終わりにしてよいと思います。

練習のため、「”omotenashi“」の具体的内容を調べます。

「”omotenashi“」が書かれている箇所を読み上って調べると、Mr.Greenの6つ目の会話に、「two “omotenashi“」があります。

さらに読み上って調べると、Nanaの6つ目の会話に、「they(=all the foreign people) can enjoy not only the Tokyo 2020 Games but also sightseeing and shopping」とあるので、

「”omotenashi“」=「enjoy not only the Tokyo 2020 Games」+「enjoy sightseeing and shopping」

Nanaの6つ目の会話に「through the change」とあり、「the change」はNanaの5つ目の会話から、「to change some public signs before the Tokyo 2020 Games to give more information more easily to people from all over the people」です。

これより、

「to change some public signs before the Tokyo 2020 Games to give more information more easily to people from all over the people」→「enjoy not only the Tokyo 2020 Games」+「enjoy sightseeing and shopping」=「”omotenashi“」

となるので、ここから類推して、

「”omotenashi“」=「good take care of」

としても良いと言えます。

試験時間内に、この深度の考察をするのは難しいと思いますので、消去法で選択肢オを正解としてしまいましょう。

→ 問4 答:イ、オ

 

次に、問5を読みます。★易しいので確実に点を取りたい!★

本問は、問題文に英文が与えられているタイプの問題です。

こういうタイプの問題は、以下の3つの方法で解きます。

① まずは問題文の英文のみで解けないかやってみる

② ①がダメなら、「(注)」にここまで読んだ文の単語が無いかをチェック。あるなら、「※」を手がかりに本文からその単語を探し、その単語の周辺部から答えを探す。

③ ②がダメなら、「(注)」に単語がない場合、ここまで読んだ文の中で、明らかに目立つ単語に目を付け、本文をざっと読んでキーワード検索をする。

このとき、以下のポイントに注意するとよい。

・長文は、第一段落で主張したい内容が述べられ、以降の段落で主張の根拠が述べられ、最終段落で主張が繰り返し述べられる、という構造をしている

・1つの段落で、最初にその段落で主張したい内容→主張の根拠→主張したい内容、1つの段落に1つの主張・1つの状況という構成になっている

問題を解きます。

図の単語に番号を振ります。

(1)My “omotenashi“、(2)introduce interesting places in Hokkaido、(3)make cards、(4)give cards

本文を読むと、

「So for my “omotenashi” (1), I want to make some small cards(3) to introduce them and give the cards(4) to foreign people.」

より、空欄には「(2)introduce interesting places in Hokkaido」が入ることが分かるので、空欄に適するよう形を変えて書くと、「have interesting places to」などとなります。

→ 問5 答:have interesting places to など

大門5 B 自由英作文(学校裁量問題)

 

解答例:I’d like to live near the library because I want to go there with my children and borrow a lot of books for them. など

 

自由英作文の特徴と対策法

① 高度な英文でなくてもOK。以下、北海道教育委員会公表の解答例(2020年本試験)。

 

② ポイントを満たして書けば、必ず点がくるボーナス問題。以下、北海道教育委員会公表の採点基準(2020年本試験)。

 

自由英作文の対策法

① 文法問題集とリスニング問題集を丸暗記する

 

② ディクテーションをする

リスニング問題集を用いて、ディクテーションをやってください。

こちらに、合格した先輩達の多くが使った問題集が、偏差値別に載っています。

>>オススメ問題集一覧(偏差値別)

 

③ 過去問演習を毎日コツコツやる

北海道公立高校入試の過去問を使用して、テーマを都度変えて英文を書く練習をしてください。