こんにちは、個別指導塾まさです。

 

今回は、2021年9月15日(水)に行われた、中学3年北海道学力テスト総合Aの「英語」の問題・解答・詳しい解説を公開致します。

 

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個別指導塾まさ

別業界の会社で働きながら、副業でオンライン個別指導塾と家庭教師をやっています。北大院卒、指導経験20年以上。当塾は中上位高校志望の子が多いですが、勉強が苦手な子も多数在籍しています。今の学力は不問ですので、気軽にお申し込みください。授業料は1回70分 3,000円〜です。

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中学3年北海道学力テスト総合A「英語」(2021年)の難易度

今回の総合A「英語」の難易度は、標準レベルです。

 

過去の総合ABCと比べて、長文問題の単語数が多いですが、普段から『ハイパー英語教室中学英語長文 1』などを活用してリスニングや単語の暗記に励んでいるなら、高得点が取れたはずです。

 

現在の北海道公立高校入試「英語」は、難易度が高いです。具体的には、長文問題の単語数が多いことが、難易度を上げています。

参考)2021年公立高校入試の「英語」の問題・解答・詳しい解説

参考)2020年公立高校入試の「英語」の問題・解答・詳しい解説

 

対策として、入試まで毎日かかさずリスニングをやること、単語の意図的な暗記をやってください。

 

>>5教科・偏差値別オススメ問題集一覧はこちら

 

英語は直前記だけの詰め込みが点数に反映されない科目ですので、今の時期から短時間でよいので毎日コツコツ勉強してください。

中学3年北海道学力テスト総合A「英語」(2021年)の平均点・道コン偏差値SS

<総合A「英語」の平均点と道コン偏差値(2021年)>

61点

※道コンSS50に相当

 

>>2021年の総合Aの平均点と偏差値

>>総合Aの道コン偏差値(SS)推移

 

中上位公立高校を受験するなら、第5回・6回の道コンは必ず受けましょう。

>>★的中率75%★道コン中3第5回・6回の理科の信憑性は高い!高校入試で的中した証拠【画像】

中学3年北海道学力テスト総合A「英語」(2021年)問題・解答・解説

大門1 リスニング

音声が無いので、略。

大門2 空欄補充問題

中学3年北海道学力テスト総合A「英語」(2021、令和3年)問題

 

★長文問題が重要なので、解説を簡略化しています。

 

AとBの英文を、必ずすべて読んでください。

 

1.答:made

カッコがある英文より、明らかに受動態の文であるので、過去分詞「made」が入ります。

 

2.答:sitting

カッコがある英文の「and」の前の文が現在完了(過去から続いて現在終わった状態)で、後の文は明らかに現在進行形の文(現在行っており終わっていない状態)であることが分かります。

 

3.答:faster

明らかに比較級の英文なので、それに合うように動詞を変形して終わりです。

大門3 並び替え問題

中学3年北海道学力テスト総合A「英語」(2021、令和3年)問題

 

★長文問題が重要なので、解説を簡略化しています。

 

1.答:helps us learn new things

2.答:have to get up early

 

<コメント>

文法問題集を「正しく」繰り返していれば、難なく解ける問題なので、解説を割愛します。

 

「正しく」とは、

・自分で解かずに答えをきれいに丸写しする → 何度も読み込む

です。

 

>>5教科・偏差値別オススメ問題集一覧はこちら

大門4 長文問題(基礎レベル)

中学3年北海道学力テスト総合A「英語」(2021、令和3年)問題

中学3年北海道学力テスト総合A「英語」(2021、令和3年)問題

 

以下の手順でやることで、無理なく解くことができるはずです。

 

まず、本文のイントロ部分を読み、本文の登場メンバーをチェックし、図表の大きな文字と図表をざっと読み、注意書きの単語の日本語部分を読み、本文の内容をざっくり捉えてください。

 

次に、問1を読みます。

本問は空欄補充問題なので、前後の文を含めて読むことで、答えを得られるはずです。ダメなら、読む範囲を少しずつ広げていきましょう。

①がある英文の前に接続詞「So」があること、①は前半の英文の末尾にあることから、前半の英文を全て読みます。

これより、答えが得られます。

→ 問1① 答:Call

これは②がある英文のみで答えを導けます。しかし、前後の英文は必ず読んでおきましょう。この作業が負担に感じるなら、基礎力不足と自覚してください。

→ 問1② 答:Playing

前後の英文を読んで、答えを導けます。

→ 問1③ 答:How

 

次に、問2を読みます。

本問は空欄補充問題なので、前後の文を含めて読むことで、答えを得られるはずです。ダメなら、読む範囲を少しずつ広げていきましょう。

前後の英文より、「彼女の体調が良くなることを私は望む」と読めるので、解答が得られます。

→ 問2 答:(I hope she will) get well soon.(例)

 

次に、問3を読みます。

本問は、疑問文に答えるタイプの問題です。

疑問文に対して定型的に返し、疑問文の答えを本文から探します。

英語は問題量に対して時間が厳しい科目なので、時間を節約する心構えでいてください。

疑問文の答えを本文から探すと、

「Tom:How about playing tennis tomorrow morning?」

「Makoto:OK. Let’s meet at Midori Park at nine. Keiko and Marry will come to play with us.」

とあるので、「Midori Park」に「tomorrow morning」来る人数は、4人と分かります。

→ 問3 答:ウ

 

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大門5 長文問題(会話文、公立入試の易しめレベル)

中学3年北海道学力テスト総合A「英語」(2021、令和3年)問題

中学3年北海道学力テスト総合A「英語」(2021、令和3年)問題

 

以下の手順でやることで、無理なく解くことができるはずです。

 

まず、本文のイントロ部分を読み、本文の登場メンバーをチェックし、注意書きの単語の日本語部分を読み、本文の内容をざっくり捉えてください。

 

次に、問1を読みます。

本問は単なる文法問題で、一行目の英文のみ読んで解けます。

→ 問1 答:What are you doing (, Akiko?)

 

次に、問2を読みます。

本問は単なる文法問題で、下線部の英文のみ読んで解けます。

→ 問2 答:(When I hear such news, it always) makes me sad.

 

次に、問3を読みます。

本問は指示語の中身を特定する問題ですので、直前の文から読み上っていき、指示語の中身を突き止めます。

「Mike:I’ve heard about that before. But why is it increasing now?」

この「that」の内容は、直前のAkikoの会話にありそうなので、Akiko会話すべてを読みます。

すると

「And now the number of abandoned pets is increasing.

という箇所が該当しそうだと分かります。

下線部②に当てはめて確認して、答えに確信が持てます。

→ 問3 答:エ

 

次に、問3を読みます。

本問は空欄補充問題なので、前後の文を含めて読むことで、答えを得られるはずです。ダメなら、読む範囲を少しずつ広げていきましょう。

・(2)

空欄があるAkikoの会話すべてを読みます。

これより、明らかに選択肢エが正解であることが分かります。

→ 問4(2) 答:イ

・(3)

空欄があるMikeの会話と、直後のAkikoの会話の一行目までを読んで、選択肢アが正解であることが分かります。

→ 問4(3) 答:ア

・(4)

空欄があるMikeの会話と、直後のAkikoの会話を読みます。

しかし、ざっと読むだけでは判断ができません。どれも正しいように思えてしまいます。

そこで、空欄がある英文を精読すると、空欄の直後に「about」があるので、熟語「talk about」より「talk」が入ります。

熟語「keep 〜ing」から「talking」となり、選択肢ウが正解です。

→ 問4(4) 答:ウ

 

次に、問5を読みます。

本問は空欄補充問題なので、前後の文を含めて読むことで、答えを得られるはずです。ダメなら、読む範囲を少しずつ広げていきましょう。

空欄があるAkikoの英文およびこれまで読んだ英文から、明らかに選択肢ウが正解です。

→ 問5 答:ウ

 

次に、問6を読みます。

本問は並び替え問題なので、下線部の前の文章→下線部の文章+カッコ内の単語→下線部の後の文章、の順で読んでから、並び替えをします。

最後に、もう一度前後の文を読んで、自然な流れとなることを確認します。

カッコがあるMikeの英文を踏まえて、並び替え部分は「あなたに愛されていることをペットが分かったとき〜」と読めるので、これに従って並び替えします。

→ 問6 答:(When the pets know) they are loved by you(, they will be good to you.)

 

次に、問7を読みます。★一度飛ばして最後まで解いてから戻りましょう★

本文は、内容一致問題ですので、以下の4つの方法で解きます。

① 選択肢をざっと読み、主語をつかむ。

② 「(注)」に選択肢の文の単語が無いかをチェック。あるなら、「※」を手がかりに本文からその単語を探し、その単語の周辺部から答えを探す。

③ 「(注)」に単語がない場合、選択肢の文の中で、明らかに目立つ単語に目を付け、本文をざっと読んでキーワード検索をする。

④ 選択肢は本文の読む順になっている場合が多い。例えば、選択肢ウは選択肢イで読んだ後の英文に答えがあると考えることができる。

・ア

「abandoned」が「(注)」にあるので、「※」を手がかりに本文から探します。

するとAkikoの最初の会話に行き着き、そこを全て読むことで選択肢アは「around us」の部分が誤りと分かります。

・イ

「the Covid-19 pandemic」が「(注)」にあるので、「※」を手がかりに本文から探します。

するとAkikoの2つ目の会話に行き着き、そこを全て読むことで選択肢イは誤りと分かります。

・ウ

「increase」が「(注)」にあるので、「※」を手がかりに本文から探します。

するとAkikoの最初の会話に行き着き、そこを全て読むことで選択肢ウは正しいと分かります。

・エ

「until they die」でキーワード検索すると、Akikoの3つ目の会話の最後に行き着きます。

そこを全て読むことで、選択肢エは誤りと分かります。

・オ

「three important thins」でキーワード検索すると、Akikoの3つ目の会話の最後に行き着きます。

そこを全て読むことで、選択肢エは正しい分かります。

→ 問7 答:ウ、オ

 

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大門6 長文問題(公立入試標準レベル)

中学3年北海道学力テスト総合A「英語」(2021、令和3年)問題

中学3年北海道学力テスト総合A「英語」(2021、令和3年)問題

 

★以下の手順でやることで、無理なく解くことができるはずです。

 

まず、以下の作業を行ってください。

本文のイントロ部分を読む→本文に段落番号を振る→注意書きの単語の日本語部分を読み、本文の内容をざっくり捉える

 

次に、問1を読みます。

本問は単なる文法問題で、カッコのある英文のみを読んで解けます。

→ 問1① 答:more useful

→ 問1② 答:better

→ 問1③ 答:happiest

 

次に、問2を読みます。

本問は単なる文法問題で、下線部がある英文のみを読んで解けます。

→ 問2 答:I have been studying English hard (since then.)

 

次に、問3を読みます。

本問は単なる文法問題で、下線部がある英文のみを読んで解けます。

→ 問3 答:(It is) as large as (Shikoku.)

 

次に、問4を読みます。

本問は並び替え問題なので、下線部の前の文章→下線部の文章+カッコ内の単語→下線部の後の文章、の順で読んでから、並び替えをします。

最後に、もう一度前後の文を読んで、自然な流れとなることを確認します。

今回は、Mr.Satoの会話の「So I had to think〜」から末尾までを読むことで、答えが得られます。

が、これだけでは不十分なので、Mr.Satoの会話すべてを読んで、解答が正しいことを確認しましょう。

→ 問4 答:(I wanted) to let them get more money (in agriculture.)

 

次に、問5を読みます。

本問は、疑問文に答えるタイプの問題です。

疑問文に対して定型的に返し、疑問文の答えを本文から探します。

このとき、

① 「(注)」に疑問文の単語が無いかをチェック。あるなら、「※」を手がかりに本文からその単語を探し、その単語の周辺部から答えを探す。

② 「(注)」に単語がない場合、疑問文の中で、明らかに目立つ単語に目を付け、本文をざっと読んでキーワード検索をする。

・1

「JOCV」でキーワード検索すると、第一段落の1行目の英文にたどり着きます。

前後の英文を読むことで、答えが得られます。

→ 問5 1 答:Her English teacher did.

・2

「Fiji」でキーワード検索すると、第二段落の1行目の英文にたどり着きます。

前後の英文を読むことで、答えが得られます。

→ 問5 2 答:It’s near Australia.

 

次に、問6を読みます。

本問は、問題文が独立しているタイプの問題です。

こういうタイプの問題は、以下の3つの方法で解きます。

① まずは問6の英文のみで解けないかやってみる

② ①がダメなら、「(注)」にここまで読んだ文の単語が無いかをチェック。あるなら、「※」を手がかりに本文からその単語を探し、その単語の周辺部から答えを探す。

③ ②がダメなら、「(注)」に単語がない場合、ここまで読んだ文の中で、明らかに目立つ単語に目を付け、本文をざっと読んでキーワード検索をする。

まずは、問6の英文のみで解けないかやってみます。

空欄補充問題なので、前後の文を含めて読むことで、答えを得られるはずです。ダメなら、読む範囲を少しずつ広げていきましょう。

今回は全ての英文を読んだ上で、本文のMr.Satoの会話の末尾に答えがあると判断します。

問題文:「He worked for the people in Fiji by (a) them (b) (c) “grow and sell” crops. He wanted them to get more money in agriculture.」

Mr.Satoの会話「I taught them to “grow and sell” crops. I wanted to let them get more money in agriculture.」

これより、(a)にはteachingが入ります。

(b)と(c)ですが、答えを得るのにさらに精読が必要です。

teachの熟語は、「teach+人+to do」(人に〜を教える)です。

この「to do」がMr.Satoの会話の「to “grow and sell” crops.」です。

ですが(b)と(c)には単語が2つ入るので、「to」は答えになりません。

そこで「teach+人+to do」をもっと詳しく調べると、「人に〜(のやり方)を教える」が、より正確な意味です。

よって、「teach+人+to do」=「teach+how to do」であるので、答えが得られます。

→ 問6ア 答:teaching

→ 問6イ 答:how

→ 問6ウ 答:to

 

次に、問7を読みます。★一度飛ばして最後まで解いてから戻りましょう★

本文は、内容一致問題ですので、以下の4つの方法で解きます。

① 選択肢をざっと読み、主語をつかむ

② 「(注)」に選択肢の文の単語が無いかをチェック。あるなら、「※」を手がかりに本文からその単語を探し、その単語の周辺部から答えを探す。

③ 「(注)」に単語がない場合、選択肢の文の中で、明らかに目立つ単語に目を付け、本文をざっと読んでキーワード検索をする。

④ 選択肢は本文の読む順になっている場合が多い。例えば、選択肢ウは選択肢イで読んだ後の英文に答えがあると考えることができる。

・ア

目立つキーワードがありません。

選択肢一覧の最初の選択肢なので、おそらく第一段落に答えがありそうです。

とりあえず第一段落の最初から読んでいき、該当箇所を探します。

すると、第一段落の1〜2行目までを読むことで、選択肢アは正しい、つまり答えでないことが分かります。

・イ

目立つキーワードがありません。

とりあえず、選択肢アで読んだ英文の続きから読んでいき、該当箇所を探します。

すると、第一段落の2〜3行目までを読むことで、選択肢イは誤り、つまり答えであることが分かります。

・ウ

「diveloping」が「(注)」にあるので、「※」を手がかりに本文から探します。

すると、第一段落の2行目にたどり着きますが、前後の英文を読むと、該当箇所が無さそうだと判断できます。

そこで、「Fiji」でキーワード検索すると、第二段落の1行目の英文にたどり着きます。

第二段落をすべて読むことで、選択肢ウは正しい、つまり答えでないことが分かります。

・エ

目立つキーワードがありません。

とりあえず、選択肢ウで読んだ英文の続きから読んでいき、該当箇所を探します。

Mr.Satoの会話までを読むことで、選択肢エは誤り、つまり答えであることが分かります。

・オ

選択肢エの考察過程より、選択肢オは正しい、つまり答えでないことが分かります。

→ 問7 答:イ、エ