中学3年北海道学力テスト総合ABCとは
中学3年北海道学力テスト総合ABCとは、毎年9月〜11月の各月に、学校で1日かけて行われる試験です。
以降、総合ABCと呼びます。
三者面談では、総合ABCの試験の結果を踏まえて面談が行われます。
三者面談で、願書を出す高校を決める場合もあるので、総合ABC対策はしっかりやる必要があります。
中学3年北海道学力テスト総合ABC「理科」の難易度
総合ABC「理科」の難易度は、2020年を境に大幅に高くなっています。
とくに2021年の総合Cは、北海道公立高校入試より難しいです。
>>2021年総合Cの「理科」の問題・解答・詳しい解説 ★難しい★
目安として、70点で道コンSS60、80点で道コンSS65に相当する感じです。
中学3年北海道学力テスト総合ABC「理科」70点で上位校に行ける
近年の総合ABC「理科」は、80点で道コンSS65(=札幌南ボーダー)に相当します。
70点で道コンSS60(=札幌旭丘・国情普通・旭川東・帯広柏葉ボーダー)に相当します。
つまり総合ABC「理科」は、70点を取れれば、上位校と呼ばれる高校に行ける可能性が高いということです。
東西南北を目指す子は、まずは70点(道コンSS60に相当)を目指し、そこからステップアップしていくと、よいでしょう。
70点は、難問を捨てて標準レベルの問題を全部取ることで到達します。
中学3年北海道学力テスト総合ABC「理科」で70点を取る対策法・勉強法
総合ABC「理科」で70点(道コンSS60に相当)を取る戦略は、難問を捨てて標準レベルの問題を全部取ることです。
そこで、標準レベルの問題パターンが網羅された問題集をやりましょう。
具体的には、道コン本番でSS55以上を取れる問題集が良いです。
理科が苦手な子は、道コン本番でSS50が狙える問題集をオススメします。
問題集は自力で解く必要はありません。
別冊の解答を側に置いて、問題を読んだらすぐに解説へ行き、理解できるまで粘って読んでください。
解説が理解できたら再び問題を読み、解説のとおりに解けるかを確認してください。
それが自力で解ける、実力が付いたということです。
問題集の目的は実力試しにあるのではなく、問題と解説を「理解した上」で覚えるためにあります。
総合ABCのみならず、現在の北海道公立高校入試「理科」も、このやり方で対処できます。
あとは問題を反射で解けるようになるまで問題集をやり込めば、総合ABC「理科」で70点(道コンSS60に相当)に達するでしょう。