家庭教師のそら

指導経験20年以上のプロ家庭教師。北海道の高校受験に特化した指導を展開。勉強がとても苦手な中学生の指導が得意です。授業料は1回1,500円のみ、その他の不透明な追加料金は一切なしで、月々6,000円(月4回)から気軽に始められます(>>ブログ記事一覧(目次))。

中学3年北海道学力テスト総合ABCとは

中学3年北海道学力テスト総合ABCとは、毎年9月〜11月の各月に、学校で1日かけて行われる試験です。

 

以降、総合ABCと呼びます。

 

三者面談では、総合ABCの試験の結果を踏まえて面談が行われます。

三者面談で、願書を出す高校を決める場合もあるので、総合ABC対策はしっかりやる必要があります。

中学3年北海道学力テスト総合ABC「英語」の難易度

総合ABC「英語」の難易度は、道コンより一段易しいレベルです。

 

難易度の変化は、2019年の総合Aが「鬼」であった以外は、変わっていません。

 

目安として、80点で道コンSS60、90点で道コンSS65に相当する感じです。

 

>>総合Aの道コン偏差値(SS)推移

>>総合Bの道コン偏差値(SS)推移

>>総合Cの道コン偏差値(SS)推移

 

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中学3年北海道学力テスト総合ABC「英語」80点で上位校に行ける

近年の総合ABC「英語」は、90点で道コンSS65(=札幌南ボーダー)に相当します。

 

80点で道コンSS60(=札幌旭丘・国情普通・旭川東・帯広柏葉ボーダー)に相当します。

つまり、総合ABCの英語で80点を取れれば、上位校と呼ばれる高校に行ける可能性が高いということです。

 

札幌東西南北を目指す子は、まずは80点(道コンSS60に相当)を目指し、そこからステップアップしていくと、よいでしょう。

 

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中学3年北海道学力テスト総合ABC「英語」で80点を取る対策法・勉強法

① 長文を時間内に無理なく読める必要がある:英単語が最重要

総合ABC「英語」の配点は、リスニングが25点、文法が10点、長文問題が65点と、長文問題が過半数を占めます。

公立高校入試とほぼ同じですね。

 

総合ABC「英語」で80点(道コンSS60に相当)を取るカギは、長文問題を攻略することです。

 

長文問題で高得点を取るには、長文を時間内に無理なく読める必要があります。

 

当たり前のはなしかもしれませんが、文法の勉強ばかりしても長文対策にはならないことに注意です。

 

実は長文問題は、長文が読めたら終わりです。

公立高校入試も含めて、設問は長文が読めたら楽に解答できるものがほとんどです。

 

いかに、時間内に長文を無理なく読めるかが、英語で高得点を取るカギです。

 

そのためには、文法よりも、英単語の勉強が最重要です。

まずは語彙力の強化を徹底的にやり、次に文法対策をしましょう(逆に定期テストは、文法対策が重要)。

単語が分かれば、長文は完璧ではないにせよ、文の流れを掴むことはでき、それで点が取れるはずです。

文章を読みながら英単語を覚える形でOK

総合ABC「英語」の長文問題は、公立高校入試標準レベルです。

 

英単語の習得度合いがそこまで高くなくても、長文問題で高得点を取れるでしょう。

 

赤シートで隠してテスト形式で覚えるなど、英単語の意図的な暗記は不要だです。

もっと気楽に、50〜100語程度の長文を読みながら単語も覚えていくという形でやっていきましょう。

 

例えば、本記事の最後に紹介するオススメ問題集のうち、『ハイパー英語教室中学英語長文 1』がオススメです。

 

重要なのは、リスニングと音読をすることです。

 

毎日1文でよいので、リスニングと音読を必ずやりましょう。

長文を時間内に早く正確に読めるようになります。

 

英語は一朝一夕で身につく科目ではありません。

今からコツコツやってください。

② 過去問演習

総合ABC「英語」で80点を超えるためには、過去問演習が有効です。

 

総合ABC「英語」の長文問題は、毎回同じ設問が出ます。

文章の題材は変わりますが、問題パターン、長文の読む場所などは、ほぼ同じです。

 

単語、リスニング、音読で基礎を固めたら、過去問演習を必ずやってください。

例:2021年総合Aの「英語」の問題・解答・詳しい解説