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>>的中率60%以上!今年度の北海道公立高校入試「理科」はここが狙われる!家庭教師のそらの予想出題分野
中学3年北海道学力テスト総合A「理科」(2023年)の難易度:前半の物理・化学がそこそこ難しく、後半の生物・地学が簡単
2023年の総合A「理科」の難易度は、「前半の物理・化学がそこそこ難しく、後半の生物・地学が簡単」と評価します。
公立中学校では平均点が30点ほどとかなり低かったみたいですが、2023年の入試と比べるとかなり簡単です(>>2023年入試「理科」の問題と解説)。
総合ABC内での難易度比較をすると、2023年の総合A「理科」は、2021年と2022年の総合Cより易しいです。今年も総合Cは難易度更新をするかもしれませんね。
>>2021年総合Cの「理科」の問題・解答・詳しい解説 ★難しい★
>>2022年総合Cの「理科」の問題・解答・詳しい解説★難しい★
今回の試験で思うような点が取れなかった子は、問題集を使って演習を積みましょう。
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中学3年北海道学力テスト総合A「理科」(2023年)の平均点・道コン偏差値SS
<総合A「理科」の平均点と道コン偏差値(2023年)>
46点
※道コンSS50に相当
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中学3年北海道学力テスト総合A「理科」(2023年)問題・解答・解説
大問1 溶解度 ★問2がやや難
問1
解答:溶解度
解説:
単純な知識問題なので、解説略。
問2 ★やや難
解答:32%
解説:
溶解度曲線より、50℃の水150g=100g×1.5=100g×(1+0.5)にとける限界の質量はそれぞれ、
塩化ナトリウム:約38g×(1+0.5)=57g<70g
ミョウバン:約38g×(1+0.5)=57g<70g
硝酸カリウム:約85g×(1+0.5)=127.5g>70g
より、50℃の水150gには硝酸カリウムがすべてとけ、塩化ナトリウムとミョウバンは約13gのとけ残りが生じます。
よって、物質Aは50℃の水150gにすべてとけたことから、物質Aは硝酸カリウムです。
このときの質量パーセント濃度は、質量パーセント濃度はとけた物質のみ計算に含めることに留意して、
質量パーセント濃度=70÷(70+150)×100=7/22×100=700/22=350/11=31.81・・・≒32%
問3
解答:物質A・・・硝酸カリウム、方法・・・(②の状態から水溶液のすべてを)上げていくと、先にすべてとけるのがミョウバンである。(例)
解説:
問2での考察より、物質Aは硝酸カリウムですが、塩化ナトリウムとミョウバンはどちらも約13gとほぼ同じ質量のとけ残りが生じるため、手順②では、区別できません。
しかし、溶解度曲線より、水溶液の温度が50℃以上になると、ミョウバンは塩化ナトリウムより溶解度が大きくなるので、水溶液の温度を上げていくと、ミョウバンの方が先にとけていきます。
問4
解答:固体を取り出すこと・・・再結晶、方法・・・水を蒸発させる。(例)
解説:
単純な知識問題なので、解説略。
大問2 凸レンズ
問1 ★やや難
解答:エ
解説:
物体の像が凸レンズを通じてスクリーンにはっきりと映っているので、できる像は実像です。
凸レンズ1枚を用いているので、スクリーンに映る像の向きは上下左右が逆の倒立実像です。
電球側からスクリーンを見ると、物体は選択肢ア、スクリーンに映る像は上下左右が逆になるので、選択肢ウです。
図1のようにスクリーン側から見ると、物体は選択肢イ、スクリーンに映る像は選択肢エです。これは、電球側からスクリーンを見たときのスクリーンに映る像(選択肢ウ)を裏返したものと一致します。
※問題集『塾技 理科80』の例題に、これとほぼ同じ問題が載っています(>>『塾技 理科80』とは?対象者と使い方など)
問2
解答:B・・・30cm、焦点距離・・・15cm
解説:
物体と実像の大きさがほぼ同じであることから、三角形の合同より、凸レンズと物体との距離30cmと、凸レンズとスクリーンとの距離が等しいです。
このとき、凸レンズと物体との距離30cmは、凸レンズの焦点距離の2倍になるので、凸レンズの焦点距離は15cmです。
問3
解答:①・・・ア、②・・・ア、③・・・虚像
解説:
物体を凸レンズの焦点に近づけていくと、スクリーンにはっきりと映る像は凸レンズから遠ざかりながら大きくなっていきます。
物体が凸レンズの焦点になると、物体から出る光が平行光線となるため像はできません。
物体が凸レンズの焦点の内側に位置するとき、凸レンズを通じて物体より大きく、物体と上下左右が同じ向きの正立虚像ができます。
物体が凸レンズに限りなく近づくとき、物体とほぼ同じ大きさの正立虚像ができます。
※2023年北海道公立高校入試で問われた内容です(>>2023年入試「理科」の問題と解説)
問4
解答:
解説:
スクリーンにはっきりした像が映ったことから、まず矢印の先端と凸レンズの光軸の中心部分とを結んでスクリーンに向けて直線を引きます。直線とスクリーンとの交点が光の集合点です。
次に、矢印の先端から光軸に平行な直線を凸レンズの中心部分に向けて引いたあと、直線と凸レンズの中心部分との交点から光の集合点に向けて直線を引きます。その直線と光軸との交点が、一つ目の焦点です。
最後に、矢印の先端から凸レンズの下側の中心部分に向けて引いたあと、直線と凸レンズの下側の中心部分との交点から光の集合点に向けて直線を引きます。その直線と光軸との交点が、二つ目の焦点です。
大問3 オームの法則
問1
解答:電流・・・5A、電気エネルギー・・・150000J
解説:
消費電力P[W]=I[A]×V[V]で、V[V]=100V。電気ポットの消費電力はP[W]=500Wと与えられているので、電気ポットを流れる電流の大きさは、
I[A]=P[W]/V[V]=500W/100V=5A
電気ポットの消費電力はP[W]=500Wすなわち、P[J/s]=500J/sであり、5分=5×60sであるので、5分間で消費する電気エネルギーの量W[J]は、
W[J]=P[J/s]×t[s]=500J/s×5×60s=5×5×6×1000=150×1000=150000J
問2
解答:C、E
解説:
ドライヤーの消費電力はP[W]=1000Wで、V[V]=100Vであることから、電気ポットを流れる電流の大きさは10Aです。
テーブルタップは並列回路なので、「合計15Aまで」なら残り5Aまでテーブルタップに電流を流すことができます。
消費電力P[W]=I[A]×V[V]、V[V]=100Vより、残り5Aなら、残りの消費電力は500Wとなるので、2つの電気製品を使うなら、A、B、Dは不適です。CとEの2つを同時に使った場合、合計の消費電力は400Wと500Wを超えないので、使用可能です。
問3
解答:回路・・・並列、理由・・・どのコンセントにも同じ電圧が加わるから。(例)
解説:
問2解説参照。
問4
解答:①・・・導体(金属)、②・・・不導体(絶縁体)
解説:
単純な知識問題なので、解説略。
大問4 ダニエル電池
問1
解答:ダニエル電池
解説:
単純な知識問題なので、解説略。
問2
解答:亜鉛板・・・オ、銅板・・・イ
解説:
亜鉛(Zn)と銅(Cu)では亜鉛(Zn)の方がイオン化傾向が大きいので、亜鉛(Zn)がとけて電子を2個放出して亜鉛イオン(Zn2+)となります。亜鉛(Zn)はとけるので、表面がざらざらになります。
放出された電子は銅板へ移動するので、亜鉛板が-極、銅板が+極となります。
電流の流れる向きは電子の移動の向きと逆向きなので、電流は銅板(+極)から亜鉛板(-極)に流れます。電流は+の電気なので、電流は銅板(+極)から亜鉛板(-極)に流れることに納得がいくかと思います。
銅板へ移動した2個の電子は、硫酸銅水溶液中の銅イオン(Cu2+)が受け取り、銅板に銅(Cu)が析出します。銅(Cu)の色は赤色(赤茶色)です。
ここで、硫酸銅水溶液中の銅イオン(Cu2+)が減り、数が等しかったはずの硫酸イオン(SO42-)の方が数が多くなります。すなわち、銅板側の水溶液は-に電気が偏った状態になっています。
また、亜鉛板側では亜鉛イオン(Zn2+)が放出され続けているので、亜鉛板側の水溶液は+に電気が偏った状態になっています。
この電気の偏りを無くすために、セロハン膜を通じて、銅板側にあった硫酸イオン(SO42-)が亜鉛板側に、亜鉛板側にあった亜鉛イオン(Zn2+)が銅板側に、それぞれ移動します。
問3
解答:電子の向き・・・b、陽極・・・銅板
解説:
問2解説参照。
問4
解答:①・・・Zn2+、②・・・SO42-
解説:
問2解説参照。
大問5 中和 ★問2がやや難
問1
解答:X・・・黄色、Y・・・青色
解説:
BTB液の色が緑色になったところに着目します。
ビーカーDではBTB液の色が緑色になったことから、塩酸10.0cm3は水酸化ナトリウム水溶液15.0cm3を加えたときに、完全に中和することが分かります。
つまり、塩酸10.0cm3中に含まれる水素イオン(H+)の数は、水酸化ナトリウム水溶液15.0cm3に含まれる水酸化物イオン(OH–)の数と等しいです。
よって、水酸化ナトリウム水溶液の体積が15.0cm3より小さいビーカーA〜Cでは、水素イオン(H+)の数の方が多いため、水溶液は酸性です。酸性の水溶液にBTB液を加えると、BTB液の色は黄色に変化します。
水酸化ナトリウム水溶液の体積が15.0cm3より大きいビーカーE〜Gでは、水酸化物イオン(OH–)の数の方が多いため、水溶液はアルカリ性です。アルカリ性の水溶液にBTB液を加えると、BTB液の色は青色に変化します。
問2 ★やや難
解答:
解説:
塩酸(HCl)の電離式は、以下のとおりです。
HCl→H++Cl–
これより、塩酸中には水素イオン(H+)と塩化物イオン(Cl–)が同数あるので、水素イオン(H+)の個数がn個のとき、塩化物イオン(Cl–)の個数もn個で、塩酸中のすべてのイオンの数は2n個です。
中和が起こると、中和点に達するまでは、水溶液中のすべてのイオンの数は2n個で変化しません。
問1での考察より、塩酸10.0cm3は水酸化ナトリウム水溶液15.0cm3を加えたときに完全に中和するので、加えた水酸化ナトリウム水溶液の体積が15.0cm3までは、溶液中のすべてのイオンの数は2n個です。すなわち、塩酸10.0cm3に含まれるすべてのイオンの数は2n個です。
ここで、加えた水酸化ナトリウム水溶液の体積が15.0cm3のとき、水酸化ナトリウム水溶液中のすべてのイオンの数は2n個です。これは、中和が起こるときの電離式と化学反応式を見れば、容易に分かります。
塩酸の電離式:HCl→H++Cl–
水酸化ナトリウムの電離式:NaOH→Na++OH–
中和が起こる反応:H++OH–→H2O
塩が生じる反応:Na++Cl–→NaCl
中和が起こる反応全体:HCl+NaOH→NaCl+H2O
中和が起こる反応より、水素イオン(H+)と水酸化物イオン(OH–)は同数あります。すなわち、水素イオン(H+)の個数はn個より、水酸化物イオン(OH–)の個数もn個です。
塩が生じる反応より、ナトリウムイオン(Na+)と塩化物イオン(Cl–)は同数あります。すなわち、塩化物イオン(Cl–)の個数はn個より、ナトリウムイオン(Na+)の個数もn個です。
以上より、塩酸10.0cm3に含まれるすべてのイオンの数は2n個で、このうち水素イオン(H+)と塩化物イオン(Cl–)の個数は、それぞれn個です。
塩酸10.0cm3は水酸化ナトリウム水溶液15.0cm3を加えたときに完全に中和するので、
水酸化ナトリウム水溶液15.0cm3の水酸化物イオン(OH–)の個数=塩酸10.0cm3の水素イオン(H+)の個数=n個
水酸化ナトリウム水溶液15.0cm3のナトリウムイオン(Na+)の個数=塩酸10.0cm3の塩化物イオン(Cl–)の個数=n個
よって、水酸化ナトリウム水溶液15.0cm3に含まれるすべてのイオンの数は2n個です。
これより、加えた水酸化ナトリウム水溶液の体積が15.0cm3以上のとき、水溶液中のすべてのイオンの数は2n個から増えていき、水酸化ナトリウム水溶液をさらに15.0cm3加えて30.0cm3になったとき、2n個のイオンが加えられるので、水溶液中のすべてのイオンの数は4n個になります。
よって、(加えた水酸化ナトリウム水溶液の体積、水溶液中のすべてのイオンの数)=(2n、15)、(4n、30)の2点を通る直線を引いて、答えが得られます。
問3
解答:イ
解説:
※本問は実験③の「②でできた水溶液を」の文章を「ビーカーA〜Gの水溶液を」に訂正することで、正答例と同じ答えが得られます。入試本番でもこの手の作問ミスはありますが、全員正解にしてもらえるはずです。
塩酸が蒸発すると何も残らず、水酸化ナトリウムが蒸発すると白い固体が残ります。よって、ビーカーAでは何も残りません。
問2考察より、中和が起こると塩として塩化ナトリウムが生じるので、ビーカーB〜Gの水溶液を蒸発させると、白い固体が残ります。
大問6 動物の分類
問1
解答:幼生のときはえらで呼吸し、成体になると肺で呼吸をするから。(例)
解説:
イモリは両生類、ヤモリはハチュウ類です。「いりょう」と覚えるとよいでしょう。
両生類の呼吸のしかたは、解答例のとおりです。
問2
解答:セキツイ(動物)
解説:
単純な知識問題なので、解説略。
問3
解答:D・・・卵生、基準・・・殻のある卵を(陸上に)産む。(例)
解説:
Cのグループは胎生、Dのグループは卵生です。
Dのグループ(卵生)のうちEのグループは、陸上に殻のある卵を産みます(体内受精)。
Dのグループ(卵生)のうちFのグループは、水中に殻のない卵を産みます(体外受精)。
問4
解答:①・・・エビ、②・・・バッタ、③・・・外骨格
解説:
単純な知識問題なので、解説略。
大問7 消化と吸収 ★問4が難
問1
解答:アミラーゼ
解説:
単純な知識問題なので、解説略。
問2
解答:ベネジクト(溶)液
解説:
ベネジクト液は、ブドウ糖がいくつか結びついたもの(麦芽糖)を検出する薬品です。
デンプンは、消化液であるだ液に含まれる消化酵素アミラーゼと、消化液であるすい液に含まれる消化酵素アミラーゼを通って、麦芽糖に分解されます。
問3
解答:AとC・・・イ、BとD・・・ウ
解説:
試験管AとCにはヨウ素液を加えており、色が変化しなかったことから、だ液のはたらきによってデンプンが分解されたことが分かります。よって、選択肢イが適しています。
試験管BとDにはベネジクト液を加えており、赤褐色に変化したことから、だ液のはたらきによってデンプンが分解され、ブドウ糖がいくつか結びついたもの(麦芽糖)ができたことが分かります。よって、選択肢ウが適しています。
問4 ★難
解答:A’・・・ア、B’・・・ウ、C’・・・ウ、D’・・・ウ
解説:
試験管A:セロハンの袋の中(デンプン+だ液)+ヨウ素液
→試験管A’:セロハンの袋の中(デンプン)+ヨウ素液、として、ヨウ素液の色が青紫色に変化することが確認できたら、だ液のはたらきによってセロハンの袋の中のデンプンが分解されたことが分かります。よって、選択肢アが適しています。
試験管B:セロハンの袋の中(デンプン+だ液)+ベネジクト液
→試験管B’:セロハンの袋の中(デンプン)+ベネジクト液、として、ベネジクト液の色が変化しないことが確認できたら、だ液のはたらきによってセロハンの袋の中のデンプンが分解され、麦芽糖ができたたことが分かります。よって、選択肢ウが適しています。
試験管C:セロハンの袋の外(麦芽糖+だ液)+ヨウ素液
→試験管C’:セロハンの袋の外(麦芽糖)+ヨウ素液、として、ヨウ素液の色が変化しないことが確認できたら、デンプンはセロハンの穴を通れなかったことが分かります。
試験管D:セロハンの袋の外(麦芽糖+だ液)+ベネジクト液
→試験管D’:セロハンの袋の外(麦芽糖)+ベネジクト液、として、ベネジクトの色が赤褐色に変化することが確認できたら、麦芽糖はセロハンの穴を通ったことが分かります。
下線部bの文章を用いて以上をまとめると、
下線部b:
「セロハンの穴を通れなかったデンプンが」→試験管CとC’の対照実験より、デンプンはセロハンの穴を通れなかったことが分かります。
「消化酵素によって麦芽糖に分解され、」→試験管AとA’の対照実験より、だ液のはたらきによってセロハンの袋の中のデンプンが分解されたことが分かります。また、試験管BとB’の対照実験より、だ液のはたらきによってセロハンの袋の中のデンプンが分解され、麦芽糖ができたたことが分かります。
「麦芽糖がセロハンの穴を通って袋の外に出た」→試験管DとD’の対照実験より、麦芽糖はセロハンの穴を通ったことが分かります。
大問8 植物の特徴
問1
解答:雌花・・・A、X・・・a
解説:
単純な知識問題なので、解説略。
問2
解答:①・・・胚珠、②・・・子房
解説:
単純な知識問題なので、解説略。
問3
解答:葉・・・イ、茎・・・ア、根・・・ア
解説:
被子植物のうち子葉が2枚ある植物は、双子葉類です。
双子葉類は、葉脈が網状脈(イ)、茎の断面が維管束が輪状に並んでいる(ア)、根は主根と側根である(ア)です。
大問9 温帯低気圧の特徴
問1
解答:A・・・寒気、B・・・暖気、前線・・・X
解説:
単純な知識問題なので、解説略。
問2
解答:ウ→ア→イ
解説:
温帯低気圧は偏西風(西風)のはたらきにより、西から東に移動していきます。
温暖前線がかなり近づくと乱層雲におおわれ、弱い雨が長時間に渡って降ります(選択肢ウ)。
低気圧は北半球では反時計回りに風が吹き込む構造をしているので、温暖前線通過後は、風向が南寄りに変わります。また、暖気に覆われるため、気温が上がります(選択肢ア)。
寒冷前線が通過した直後は積乱雲に覆われ、短時間に強い雨が降ります。
低気圧は北半球では反時計回りに風が吹き込む構造をしているので、寒冷前線通過後は、風向が南寄りから北よりに急変します。また、寒気に覆われるため、気温が下がります(選択肢ア)。
寒冷前線通過後は温帯低気圧が遠ざかるため、気圧が上がります。
問3
解答:閉そく(前線)
解説:
単純な知識問題なので、解説略。
温暖型閉そく前線と、寒冷型閉そく前線のちがいも抑えておきましょう。
大問10 気団
問1
解答:移動性(高気圧)
解説:
単純な知識問題なので、解説略。
問2
解答:小笠原(気団)、オホーツク海(気団)
解説:
単純な知識問題なので、解説略。
問3
解答:太平洋上で発達した高気圧から、暖かく湿った(南東の)季節風が吹くから。(例)
解説:
夏は高気圧である小笠原気団の影響を受けます。小笠原気団は太平洋高気圧の東部に位置しており、南東の海上で発生しているため、暖かく湿っています。
夏は日本列島が暖かく南東の海上は冷たいので、夏の季節風は南東から吹きます。
問4
解答:A→C→D→B
解説:
Aの天気図には移動性高気圧があるので、季節は春または秋です。問題文には秋は書かれていないので、Aの天気図の季節は春です。
Bの天気図は西高東低の気圧配置であること、等圧線が縦縞であることから、季節は冬です。
Cの天気図は停滞前線があることから、季節は梅雨または秋です。問題文には秋は書かれていないので、Cの天気図の季節はつゆです。
Dの天気図は南高北低の気圧配置であることから、季節は夏です。
以上より、春(A)→つゆ(C)→夏(D)→冬(B)、が答えです。