つまり、「一寸先は光」と思うこと。
よく「一寸先は闇」という言葉を言う人がいるけど、そんなことはないんです。次は光と思うと、光が差してくるんです。
こんなふうに、いい方向へ〝思い癖〟を付けておくことなの。
難事が起きてからやってみようと思っても、なかなかできないんだよ。何もない普段から、こういう訓練をやっておくことなんです。死んでから保険に入れないのと同じだよ。
石に躓いてたら、大けがしなくてよかったと思う、0点を取ったら、まだまだ伸びしろがあるって思う。
いいことを思うだけで、光が見えるだろ?
大きな悲しみにあったとき、すぐには思えないかもしれないけど、〝思い癖〟をつけておけば、立ち直りも早くなるはずだ。

『斎藤一人 明るい未来の作り方』 P33より

 

何より気持ちが先なの。
普通の人は環境が先だと思っている。もし、環境が先なら、世界の偉人伝を読んでみな。みんな最悪の環境から、偉くなって、成功に上り詰めているんだよ。
そういう人は、「自分のうちが貧乏だからダメ」とは思っていないの。「貧乏だから豊かにならなくちゃいけない」と思っているんだよ。
明るい「思い」がチャンスを呼び込むんだよ。

『斎藤一人 明るい未来の作り方』 P93より