「何を思うか」がその人を創り、人生や運命を決定づけるんです。
(中略)
あなたの思ったものが「タネ」となって、心の中の畑に蒔かれていくんだけど、「実際の畑」と「心の中の畑」には大きな違いがあるんです。
それは、実際の畑にタネを蒔いたらそこから芽が出て実っていくけど、心の中に蒔いたタネは、外に実るの。
つまり、心の中に蒔いたタネは現実となって現れるんです。
(中略)
人のことを恨んだり、妬んだりといった不幸のタネを自分の心の中に蒔くと、それが想像もつかないような嫌なこととなって現実に起きます。
人の幸せを願ったり、他人の成功を自分のことのように喜んでいると、自分が想像もできない形で成功しちゃうんだよね。

『斎藤一人 人生がなぜかうまくいく人の考え方――「思い」が現実になる』 P25より

 

いつも機嫌の悪い人でも、成功してる人はいます。
だけどそれは「機嫌が悪いから成功した」のではなくて、「成功を想像したから」成功したんです。
(中略)
お金を持っていても、不幸な人はいくらでもいるの。
お金だけ持ちたいのなら、それでもいいんだよ。
でもそこまで願うなら、もっと人に好かれて、自分も楽しくなった方がいいよね。

『斎藤一人 人生がなぜかうまくいく人の考え方――「思い」が現実になる』 P50より

 

人生がうまくいかない人の中には、「楽しく生きることが悪だ」と思ってる人がいるんだよね。
ほとんどの人は、自分で自分のことを縛ってるんです。
それで自分が縛ってるから世間も縛るんです。自分が自分のことをどう扱うかで、世間も同じようにあなたのことを扱うんです。だって、人生は波動だから。自分が自分のことを大切に扱い始めると、世間もあなたのことを大切に扱うようになるの。自分が自分のことを愛するようになると、世間もあなたのことを愛するようになるんだよ。
(中略)
まずは自分にとって都合のいいことを考えるの。そうすると楽しくなって、楽しくなった分だけ、地球が喜ぶんだよ。
(中略)
我慢してる人って遊びが足らないの。
(中略)
正しく生きようとすると、苦しくなるんだよ。
そうじゃなくて楽しく生きるの。あなたがひとつ楽しく生きると、一つ地球が喜ぶ。そうすると一つ天変地異がおさまるんです。
このことに気がつくと、地球が天国になるんです。
天国っていうのは、死んでから行くところじゃないんだよ。

『斎藤一人 人生がなぜかうまくいく人の考え方――「思い」が現実になる』 P94より