※基礎レベル:偏差値50までの高校向け、標準レベル:偏差値50〜60の高校向け、応用レベル:偏差値60以上の高校向け

『ニューコース参考書 理科』中1中2中3(学研)とは

『ニューコース参考書 理科』とは、有名基礎問題集『中学ひとつひとつわかりやすく』でおなじみの、学研プラスの参考書です。

 

最新の学習指導要領に、完全対応しています。

 

同じ学研プラスから、中学理科の参考書として『わかるをつくる 中学理科 (パーフェクトコース参考書)』が出ています。

 

こちらは高校理科まで踏み込んだハイレベル教材ですが、『ニューコース参考書 理科』は公立高校入試対策として適切な難易度となっています。

『ニューコース参考書 理科』中1中2中3の特徴・レベル

『ニューコース参考書 理科』中1中2中3の特徴

『ニューコース参考書 理科』の特徴は、中学理科の全ての知識が完全に網羅されていることです。

 

『ニューコース参考書 理科』は、マンガのイラストが至る所にちりばめられていたり、「中学生のための勉強・学校生活コラム」が用意されていたりと、やる気を持続させる工夫が盛り込まれているのが特徴です。

 

そのため、『ニューコース参考書 理科』の総ページ数は、3冊合わせて約800ページもあります(巻末の演習問題を除く)。

 

『ニューコース参考書 理科』は3冊もあり、1冊にまとまっていないのも欠点です。

 

『ニューコース参考書 理科』は、問題数がそれなりにあることも特徴です。

 

各章の末尾に基礎用語チェック(1問1答式)、

定期テスト予想問題(中1が4題、中2が4題、中3が4題の計12題)、

巻末に入試レベル問題(中1が7題、中2が7題、中3が13題の計27題)、

が用意されています。

『ニューコース参考書 理科』中1中2中3のレベル

『ニューコース参考書 理科』のレベルは、基礎レベルです。

 

「基本」ではなく「基礎」ということにご注意ください。

 

基本=易しいですが、基礎=ハイレベルです。

基礎を根本的に理解するのはかなり難しいことで、基礎の説明のためにどうしても書くことが多くなってしまいます。

 

『ニューコース参考書 理科』は、マンガのイラストを交えて基礎全てをていねいに説明しているため、3冊合わせて約800ページもあります。

 

以上より、『ニューコース参考書 理科』のレベルは、ハイレベル=基礎レベル、と認識してください。

『ニューコース参考書 理科』中1中2中3の対象者

『ニューコース参考書 理科』の対象者は、偏差値65以上の公立高校を目指す子です。

『ニューコース参考書 理科』中1中2中3の使い方・やり方

公立高校入試は、『塾技 理科80』がゴールです。

>>『塾技 理科80』解説記事

 

『ニューコース参考書 理科』は、『塾技 理科80』の辞書として使います。

 

『塾技 理科80』は、内容が簡潔にまとまっていますが、理解するには大量の背景知識が必要です。

『塾技 理科80』を単独で理解できる子は、ごく一握りでしょう。

 

そこで、『ニューコース参考書 理科』を辞書として使うことで、『塾技 理科80』を根本的に理解でき、入試で高得点が取れるようになるでしょう。

『ニューコース参考書 理科』中1中2中3(学研)は買いか!?

『塾技 理科80』の辞書として、『ニューコース参考書 理科』は使えます。

 

『ニューコース参考書 理科』は1冊にまとまっていないこと、

中学総合的研究 理科 四訂版』のように、公立入試レベルの問題演習をあまり出来ないことが欠点です。

 

しかし、『ニューコース参考書 理科』はマンガのイラスト付きで分かりやすく書かれているので、検討する価値ありです。

 

 

※基礎レベル:偏差値50までの高校向け、標準レベル:偏差値50〜60の高校向け、応用レベル:偏差値60以上の高校向け