指導経験20年以上のプロ家庭教師。北海道の高校受験に特化。勉強がとても苦手な子の指導が得意です。1回70分授業で、毎月の授業料は16,000円(月4回)〜30,000円(月12回)のみ、不透明な追加料金は一切ありません。
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中学3年北海道学力テスト総合B「英語」(2023年)の平均点・道コン偏差値SS
<総合B「英語」の平均点と道コン偏差値(2023年)>
62点
※道コンSS50に相当
中学3年北海道学力テスト総合B「英語長文」(2023年)問題・解答・解説
大門5 長文問題(会話文、公立入試の易しめレベル)
★「会話問題」解答のポイント
まず、以下の作業をして本文の内容をざっくり捉えてください。
本文のイントロ部分を読み本文の登場メンバーをチェック→注意書きの単語の日本語部分を読む。
その後、以下の手順で解いていきます。
・問1を読む→本文を最初から読んで答えを探す→問2を読む→問1で読んだ英文の続きから読んで答えを探す→問3を読む→・・・
問1 答:①・・・carrots、②・・・leftovers
★「指示語の中身を特定する問題」解答のポイント
指示語がある英文の直前から読み上っていき、指示語の中身を突き止めていきましょう。
その後、前後の文を読み、自然な流れになっていることを確認して、完了です。
①
Yumiの2つ目の会話を読めば、答えが得られます。
Yumi:(中略)When there are carrots in the salad, they(=carrots) will not be eaten so much. Some students don’t know eating carrots is very good for their health.
②
Yumiの3つ目の会話を読めば、答えが得られます。
Yumi:(中略)Famers take the leftovers from schools and they(=leftovers) use them to grow their vegetables.
問2 答:Let’s eat more vegetables./Eat vegetables for your health.(など)
★「文法問題」解答のポイント
下線部または空欄がある英文と前後の英文を読みます。
時間が足りない場合は、下線部または空欄がある英文のみ読んで答えてもよいです。
Mikeの4つ目の会話とYumiの5つ目の会話を読めば、答えが得られます。
Mike:Well, how about making some slogans such as “Stop the leftovers! we can do it.” and “空欄”
Yumi:they are very nice! Everyone should know it’s necessary for us to eat vegetables.
太字部分は「私たちは野菜を食べる必要がある」なので、これを「もっと多くの野菜を食べよう」と変形して、太字部分を流用して簡単な英文を返せばOKです。
問3 答:(We usually like to eat) our favorite food(.)
★「問題文が本文から独立している問題」解答のポイント
① 問題文にある英文のみで解けないかやってみる。
② ①がダメなら、問題文の単語が「(注)」に無いかをチェック。あるなら、「※」を手がかりに本文からその単語を探し、その単語の周辺部から答えを探す。
③ ②がダメなら、問題文の単語が「(注)」が無い場合、ここまで読んだ文の中で、明らかに目立つ単語に目を付け、本文をざっと読んでキーワード検索をする。
問2でYumiの5つ目の会話の途中まで読んだので、続きを読みます。
このとき、問題文と同じような英文が書かれていないかに注意して、問題文と本文とを照合する形で読んでいきます。
するとYumiの5つ目の会話で、
Yumi:(中略)We should not only eat our favorite food such as meat or something sweet.
とあるので、太字部分から3語を抜き出して「our favorite food」となって、答えが得られます。
問4 答:①・・・made、②・・・wanted、③・・・idea、④・・・useful(例) ★やや難
★「問題文が本文から独立している問題」解答のポイント
① 問題文にある英文のみで解けないかやってみる。
② ①がダメなら、問題文の単語が「(注)」に無いかをチェック。あるなら、「※」を手がかりに本文からその単語を探し、その単語の周辺部から答えを探す。
③ ②がダメなら、問題文の単語が「(注)」が無い場合、ここまで読んだ文の中で、明らかに目立つ単語に目を付け、本文をざっと読んでキーワード検索をする。
①
本文冒頭からYumiの2つ目の会話までが該当しますが、これは本文から抜き出して答えるのではなく、文法問題と捉えて答える形になります。問題文より、明らかに「make+O+C」と第五文型の英文となることが分かります。
②
①で読んだYumiの2つ目の会話以降を読んで、似たような英文を探します。すると、Yumiの5つ目の会話より、
Yumi:I want to know how we can decrease the amount of leftovers.
とあるので、wantの過去形のwantedが答えです。
③
②で読んだYumiの5つ目の会話以降を読んで、似たような英文を探します。すると、Yumiの6つ目の会話以降より、
Yumi:(中略)Let’s make some posters with those slogans and put them up in the school.
Mike:Yes. Great idea.
Yumiの6つ目の会話が空欄③が含まれる英文とほぼ同じですが、ここを読むだけでは答えが得られず、次のMikeの会話まで読む必要があります。空欄③の直前に「an」があることから、ideaが答えだと分かります。
④
③で全ての英文に目を通したことから、本文ではなく問題文の英文だけで答えが得られないかをやってみます。適当にusefulと入れてみて前後の英文を読むと、自然な流れになっているので、これでOKとしてよいでしょう。
問5 答:ウ、エ
★「内容一致問題」解答のポイント
① 選択肢をざっと読み、主語をつかむ。
② 選択肢は本文の流れの順になっている場合が多い。例えば、選択肢ウは選択肢イで読んだ後の英文に答えがあると考えることができる。※北海道公立高校入試はこの方法で解けますが、学テは例外がある場合があります。
★内容一致問題は時間を食うので、一度飛ばして最後まで解いてから戻りましょう。
・ア
最初の選択肢なので、本文を最初から読んでいきます。
すると、Yumiの1つ目の会話とMikeの1つ目の会話より、この選択肢は正しいので答えになりません。
・イ
選択肢アで読んだ英文以降を読みます。
「2006」に着目して読んでいくと、Yumiの3つ目の会話より、この選択肢は正しいので答えになりません。
・ウ
選択肢イで読んだ英文以降を読みます。
すると、Yumiの3つ目の会話より、この選択肢は誤りなので答えです。
・エ
選択肢ウで読んだ英文以降を読みます。
すると、Mikeの4つ目の会話より、この選択肢は誤りなので答えです。
・オ
選択肢エで読んだ英文以降を読みます。
すると、Yumiの6つ目の会話より、この選択肢は正しいので答えになりません。
大門6 長文問題(公立入試標準レベル)
★「長文が2つあるパターンの問題」解答のポイント
本文イントロ部分を読んで、以下の2パターンに分類します。
①長文どうしの内容が対応していないパターン(例:公立入試2017年大門4Aなど)
→長文を個別に読む。・長文どうしの内容が対応しているパターン(例:公立入試2020年大門4A、2016年大門4Aなど)
→長文どうしを照らし合わせながら読む。その後、以下の作業をして本文の内容をざっくり捉えてください。
本文のイントロ部分を読む→本文に段落番号を振る→「(注)」の単語一覧の日本語部分のみを読み、本文の内容をざっくり捉える
そして、以下の手順で解いていきます。
・問1を読む→本文を最初から読んで答えを探す→問2を読む→問1で読んだ英文の続きから読んで答えを探す→問3を読む→・・・
問1 答:To(to) wear genderless school uniforms
★「指示語の中身を特定する問題」解答のポイント
指示語がある英文の直前から読み上っていき、指示語の中身を突き止めていきましょう。
その後、前後の文を読み、自然な流れになっていることを確認して、完了です。
指示語「That」があるので、Mr. Satoの英文です。
「That」がある英文の直前の英文を読むと、Thatは「to wear genderless school uniforms」であることが分かります。
問2 答:ア
★「指示語の中身を特定する問題」解答のポイント
指示語がある英文の直前から読み上っていき、指示語の中身を突き止めていきましょう。
その後、前後の文を読み、自然な流れになっていることを確認して、完了です。
★「主旨を問う問題」解答のポイント
第一段落と最終段落のみを読んでみましょう。見つからない場合は、次の段落の最初と最後の部分あたりを読みましょう。以下、解答の根拠。
■英文は、第一段落で主張したい内容が述べられ、以降の段落で主張の根拠が述べられ、最終段落で主張が繰り返し述べられる、という構造をしている。
■1つの段落で、最初にその段落で主張したい内容→主張の根拠→主張したい内容、1つの段落に1つの主張・1つの状況という構成になっている。
指示語「them」はMr. Satoの英文の末尾にあるので、Mr. Satoの英文の主旨を表していると考え、Mr. Satoの英文の冒頭を読んで該当箇所を探します。
すると、「them」は「school uniforms」であることが分かるので、選択肢アが正解です。
問3 答:Because she thinks wearing pants is warmer and easier to move.(例) ★やや難
★「問題文が本文から独立している問題」解答のポイント
① 問題文にある英文のみで解けないかやってみる。
② ①がダメなら、問題文の単語が「(注)」に無いかをチェック。あるなら、「※」を手がかりに本文からその単語を探し、その単語の周辺部から答えを探す。
③ ②がダメなら、問題文の単語が「(注)」が無い場合、ここまで読んだ文の中で、明らかに目立つ単語に目を付け、本文をざっと読んでキーワード検索をする。
★「指示語の中身を特定する問題」解答のポイント
指示語がある英文の直前から読み上っていき、指示語の中身を突き止めていきましょう。
その後、前後の文を読み、自然な流れになっていることを確認して、完了です。
下線部③の直前に接続詞「so」があるので、直前から読み上っていきます。
すると、以下の英文が該当します。
I think it’s good to wear pants when we play together during breaks. And
in winter when it’s cold, wearing pants is warmer and easier to move.
この英文の「I think」を「She thinks」に変えて文頭に「Because」を付けて答えれば、ひとまず点が来るはずです。
ですが上記の英文を注意深く読むと、and以降の英文がよくまとまっているので、and以降の英文「wearing pants is warmer and easier to move.」を抜き出して答えてもよいです。
問4 答:①・・・what、②・・・like、③・・・makes
★「問題文が本文から独立している問題」解答のポイント
① 問題文にある英文のみで解けないかやってみる。
② ①がダメなら、問題文の単語が「(注)」に無いかをチェック。あるなら、「※」を手がかりに本文からその単語を探し、その単語の周辺部から答えを探す。
③ ②がダメなら、問題文の単語が「(注)」が無い場合、ここまで読んだ文の中で、明らかに目立つ単語に目を付け、本文をざっと読んでキーワード検索をする。
今回は問題文に「健と由美についての英文を読み」と指定されているので、KenとYumiの英文を読んで答えることになります。
①
問題文の第一段落はKenの内容なので、Kenの英文を読んでから答えます。
問題文の第一段落の英文はKenの英文がほぼそのまま書かれているので、機械的に当てはめて「what」が答えだと分かります。
②③
問題文の第二段落はYumiの内容なので、Yumiの英文を読んでから答えます。
しかしYumiの英文には、空欄の答えとなる箇所が存在しないので、問題文の英文のみで解きます。空欄②と③は文法問題です。
問5 答:ア、オ
★「内容一致問題」解答のポイント
① 選択肢をざっと読み、主語をつかむ。
② 選択肢は本文の流れの順になっている場合が多い。例えば、選択肢ウは選択肢イで読んだ後の英文に答えがあると考えることができる。※北海道公立高校入試はこの方法で解けますが、学テは例外がある場合があります。
★内容一致問題は時間を食うので、一度飛ばして最後まで解いてから戻りましょう。
・ア
Mr. Satoについての選択肢なので、Mr. Satoの英文を読みます。
すると、Mr. Satoの英文の1行目より、この選択肢は正しいです。
・イ
Mr. Satoについての選択肢なので、Mr. Satoの英文を読みます。
すると、Mr. Satoの英文の3〜4行目より、この選択肢は誤りです。
・ウ
Kenについての選択肢なので、Kenの英文を読みます。
すると、Kenの英文の1行目より、この選択肢は誤りです。
・エ
Yumiについての選択肢なので、Yumiの英文を読みます。
すると、Yumiの英文の1〜2行目より、この選択肢は誤りです。
・オ
Megについての選択肢なので、Megの英文を読みます。
すると、Megの英文の2〜3行目より、この選択肢は正しいです。