※基礎:偏差値50までの高校向け、標準:偏差値50〜60の高校向け、応用:偏差値60以上の高校向け、お手頃価格:1,000円以下で購入できる問題集
『チャート式シリーズ 中学理科』中1中2中3とは
『チャート式シリーズ 中学理科』とは、大学受験数学のバイブル『チャート式』でおなじみの、数研出版から出版された、中学理科の参考書です。
『チャート式シリーズ 中学理科』は、昔からある評判の良い参考書です。
最新の学習指導要領に、完全対応しています。
『チャート式シリーズ 中学理科』中1中2中3の特徴・レベル
『チャート式シリーズ 中学理科』中1中2中3の特徴
『チャート式シリーズ 中学理科』の特徴は、中学理科の全ての知識が完全に網羅されていることです。
この手の参考書は画像やイラストが大量に盛り込まれており、大変分かりやすいです。
私は、家庭教師の仕事を通じて、多くの教科書を見てきましたが、この手の参考書の方が使い勝手は1枚上だと感じます。
『チャート式シリーズ 中学理科』は、他の出版社の理科の参考書と同様に、分かりやすいです。
巻末の演習問題を除いた総ページ数が3冊合わせて約600ページと、参考書としては妥当な量です。
しかし『チャート式シリーズ 中学理科』は3冊もあり、1冊にまとまっていないのが欠点でしょう。
『チャート式シリーズ 中学理科』は、問題数が多いことも特徴です。
例題(中1が17題、中2が14題、中3が17題の計48題)、
各章の終わりに要点チェック(1問1答式)と定期試験対策問題、
別冊に穴埋め形式で解くドリル、
巻末に入試対策問題中1が4題、中2が4題、中3が7題の計15題)、が用意されています。
『チャート式シリーズ 中学理科』中1中2中3のレベル
『チャート式シリーズ 中学理科』のレベルは、基礎レベルです。
「基本」ではなく「基礎」ということにご注意ください。
基本=易しいですが、基礎=ハイレベルです。
基礎を根本的に理解するのはかなり難しいことで、基礎の説明のためにどうしても書くことが多くなってしまいます。
『チャート式シリーズ 中学理科』は基礎を全て網羅しているため、3冊合わせて約600ページもあります。
以上より、『チャート式シリーズ 中学理科』のレベルは、ハイレベル=基礎レベル、と認識してください。
『チャート式シリーズ 中学理科』中1中2中3の対象者
『チャート式シリーズ 中学理科』の対象者は、偏差値65以上の公立高校を目指す子です。
『チャート式シリーズ 中学理科』中1中2中3の使い方・やり方
公立高校入試は、『塾技 理科80』がゴールです。
>>『塾技 理科80』解説記事
『チャート式シリーズ 中学理科』は、『塾技 理科80』の辞書として使います。
『塾技 理科80』は、内容が簡潔にまとまっていますが、理解するには大量の背景知識が必要です。
『塾技 理科80』を単独で理解できる子は、ごく一握りでしょう。
そこで、『チャート式シリーズ 中学理科』を辞書として使うことで、『塾技 理科80』を根本的に理解でき、入試で高得点が取れるようになるでしょう。
『チャート式シリーズ 中学理科』中1中2中3は買いか!?
『塾技 理科80』の辞書として、『チャート式シリーズ 中学理科』は使えます。
『チャート式シリーズ 中学理科』は1冊にまとまっていないこと、
『中学総合的研究 理科 四訂版』のように、公立入試レベルの問題演習をあまり出来ないことが欠点です。
しかし、「チャート式」というタイトルに魅力を感じるなら、検討する価値ありです。
※基礎:偏差値50までの高校向け、標準:偏差値50〜60の高校向け、応用:偏差値60以上の高校向け、お手頃価格:1,000円以下で購入できる問題集