こんにちは、個別指導塾まさです。

 

今回は、2018年11月に行われた、中学3年北海道学力テスト総合Cの「英語」の問題・解答・詳しい解説を公開致します。

 

>>2019年総合Cの「英語」の問題・解答・詳しい解説

>>2017年総合Cの「英語」の問題・解答・詳しい解説

 

>>2018年総合Aの「英語」の問題・解答・詳しい解説

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>>【最新版】北海道の公立・私立高校受験対策おすすめ問題集(道コンSS・高校別)と差がつく正しい使い方

 

個別指導塾まさ

オンライン個別指導塾と家庭教師をやっています。北大院卒、指導経験20年以上。当塾は中上位高校志望の子が多いですが、勉強が苦手な子も多数在籍しています。今の学力は不問ですので、気軽にお申し込みください。授業料は1回70分 3,000円〜です。

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大門1 リスニング

音声が無いので、略。

大門2 空欄補充問題

 

★長文問題が重要なので、解説を簡略化しています。

 

AとBの英文を、必ずすべて読んでから判断してください。

 

1.答:イ

Aの英文より、「taking care of」が入るので、選択肢イが最も適当です。

 

2.答:ウ

AとBの英文より、Aは明らかに天候を問う英文となるので、選択肢ウが最も適当です。

 

3.答:ア

AとBの英文より、Aは明らかに「どちらのバスを乗るべきか」という英文になるので、選択肢アが最も適当です。

 

4.答:ウ

AとBの英文より、Aは明らかに「食べたことがあるか」という英文になるので、選択肢ウが最も適当です。

 

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大門3 並び替え問題

 

★長文問題が重要なので、解説を簡略化しています。

 

1.答:エ

2.答:ア

3.答:オ

 

<コメント>

文法問題集を「正しく」繰り返していれば、難なく解ける問題なので、解説を割愛します。

 

「正しく」とは、

・自分で解かずに答えをきれいに丸写しする → 何度も読み込む

です。

 

個別指導塾まさ推薦の文法問題集には、約3500の英文が載っています。

これらの英文を何度もしつこく読むことで、公立入試の長文を、英語を英語のまま自然に読めるようになるはずです。

 

個別指導塾まさ推薦の文法問題集は、こちらです。

>>オススメ問題集一覧(偏差値別)

大門4 長文問題

 

以下の手順でやることで、無理なく解くことができるはずです。

 

まず、本文のイントロ部分を読み、図表の大きな文字と図表をざっと読み、注意書きの単語の日本語部分を読み、本文の内容をざっくり捉えてください。

 

次に、問1を読みます。

あらかじめ、選択肢をざっと読んでください。

次に問題のタイプを判別します。

本問は空欄補充問題なので、前後の文を含めて読むことで、答えを得られるはずです。ダメなら、読む範囲を少しずつ広げていきましょう。

・(1)

1つ目の「●」の項より、選択肢オが最も適当です。

→ 問1(1) 答:オ

・(2)

空欄がある英文において、空欄の前後で英文が完結していることから、選択肢アが最も適当です。

→ 問1(2) 答:ア

 

次に、問2を読みます。

本問は、疑問文に答えるタイプの問題です。

疑問文に対して定型的に返し、疑問文の答えを本文から探します。

が、本問においては、疑問文の答えは問題文中に書かれているので、問題文を丸写しすればよいでしょう。

英語は問題量に対して時間が厳しい科目なので、時間を節約する心構えでいてください。

→ 問2 答:I would like to join, “Takoyaki party.”

 

 

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大門5 長文問題(会話文、入試標準レベル)

 

以下の手順でやることで、無理なく解くことができるはずです。

 

まず、本文のイントロ部分を読み、本文の登場メンバーをチェックし、注意書きの単語の日本語部分を読み、本文の内容をざっくり捉えてください。

 

次に、問1を読みます。

本問は単なる文法問題で、下線部のみ読んで解けます。

→ 問1 答:I don’t know where it is.

 

次に、問2を読みます。

あらかじめ、選択肢をざっと読んでください。

次に問題のタイプを判別します。

本問は空欄補充問題なので、前後の文を含めて読むことで、答えを得られるはずです。ダメなら、読む範囲を少しずつ広げていきましょう。

・(1)

空欄はMaryの中にあるので、空欄があるMaryの会話すべて読む覚悟でいてください。

空欄の直前にandがあるので、and以降を読むと、

「the movie」=「’Casablanca’」

という等式が成り立つので、calledが最も適当です。

→ 問2(1) 答:called

・(2)

空欄の前のMaryの会話より、空欄の直後の「one」は「tajine pot」であることが分かります。

さらに、空欄の後のMaryの会話にて、「Can you come and have tajine dishes together?」とあるので、空欄にはcookingが入ります。

→ 問2(2) 答:cooking

 

次に、問3を読みます。

あらかじめ、選択肢をざっと読んでください。

次に問題のタイプを判別します。

本問は空欄補充問題なので、前後の文を含めて読むことで、答えを得られるはずです。ダメなら、読む範囲を少しずつ広げていきましょう。

空欄の前後のMaryの会話より、Kenは「Tajine potを知らない」と断定できます。

これより、選択肢ウが最も適当です。

空欄があるKenの会話だけでも分かりますが、公立入試対策のために、前後の英文を必ず読んで判断してください。

→ 問3 答:ウ

 

次に、問4を読みます。

本問は並び替え問題なので、下線部の前の文章→下線部の文章+カッコ内の単語→下線部の後の文章、の順で読んでから、並び替えをします。

このとき、指示語があるなら直前の文から読み上って中身を特定します。

接続詞や副詞などにも注意してください。

並び替えをするとき、カッコの直前と直後の単語に注目すると、最初と最後の単語が特定できます。

並び替えをした後、もう一度前後の文を読んで、自然な流れになっていることを確認して、完了です。

→ 問4 答:(It’s) one of the tajine pots I took (yesterday.)

 

次に、問5を読みます。

本問は単なる文法問題で、下線部のみ読んで解けます。

→ 問5 答:It is necessary  for them to save water.

 

次に、問6を読みます。

本問は単なる文法問題で、下線部のみ読んで解けます。

→ 問6 答:have been used

 

次に、問7を読みます。★一度飛ばして最後まで解いてから戻りましょう★

本文は、内容一致問題ですので、以下の4つの方法で解きます。

① 選択肢をざっと読み、主語をつかむ。

② 「(注)」に選択肢の文の単語が無いかをチェック。あるなら、「※」を手がかりに本文からその単語を探し、その単語の周辺部から答えを探す。

③ 「(注)」に単語がない場合、選択肢の文の中で、明らかに目立つ単語に目を付け、本文をざっと読んでキーワード検索をする。

④ 選択肢は本文の読む順になっている場合が多い。例えば、選択肢ウは選択肢イで読んだ後の英文に答えがあると考えることができる。

・ア

「Morocco」でキーワード検索すると、Maryの1つ目の会話にたどり着きます。

次のKenの会話も読むことで、選択肢アは誤りだと分かります。

・イ

「tajine pot」が「(注)」にあるので、「※」を手がかりに本文から探すと、Maryの4つ目の会話に行き着きます。

「He」の中身を特定するために読み上っていくと、「Dad」と分かるので、選択肢イは誤りだと分かります。

・ウ

選択肢イ以降の英文を読むつもりでいてください。

「save water」でキーワード検索すると、Maryの6つ目の会話に行き着き、選択肢ウと一致しそうな英文があります。

選択肢イで、Maryが話すモロッコの情報は、Maryの父親からのものなので、選択肢ウは正しいと分かります。

・エ

選択肢エ以降の英文を読むつもりでいてください。

選択肢の中に、まだ使用していない特徴的な単語がないので、選択肢エで読んだ英文の続きから読むと、選択肢エは誤りだと分かります。

・オ

選択肢エで読んだ英文をもう一度読むことで、選択肢オは正しいと分かります。

→ 問7 答:ウ、オ

大門6 長文問題(入試標準レベル)

 

★以下の手順でやることで、無理なく解くことができるはずです。

 

まず、以下の作業を行ってください。

本文のイントロ部分を読む→本文に段落番号を振る→注意書きの単語の日本語部分を読み、本文の内容をざっくり捉える

 

次に、問1を読みます。

あらかじめ、選択肢をざっと読んでください。

次に問題のタイプを判別します。

本問は空欄補充問題なので、前後の文を含めて読むことで、答えを得られるはずです。ダメなら、読む範囲を少しずつ広げていきましょう。

・(A)

空欄の直後に「it」があることに留意すると、

(A)=「wonderful trip」

となるので、選択肢ウが最も適当です。

→ 問1(A) 答:ウ

・(B)

長文は、第一段落で主張したい内容が述べられ、以降の段落で主張の根拠が述べられ、最終段落で主張が繰り返し述べられる、という構造をしています。

また、1つの段落で、最初にその段落で主張したい内容→主張の根拠→主張したい内容、1つの段落に1つの主張・1つの状況という構成になっています。

学校裁量問題で必要になる知識ですので、抑えてください。

さて、空欄は第二段落の末尾にあるので、第二段落の冒頭も読むことになるかもしれないと思いましょう。

空欄は「”」の中にあるので、会話すべてを読むと、おそらく選択肢アであると推測できます。

ここは、空欄(C)を決定して、消去法で答えるとよいでしょう。

・(C)

空欄は最終段落にあるので、第一段落と照らし合わせながら読むと、選択肢イが最も適当です。

選択肢イ≒選択肢ア、となっていることを確認してください。

これより、空欄(B)の答えは選択肢アとなります。

→ 問1(B) 答:ア

→ 問1(C) 答:イ

 

次に、問2を読みます。

本問は単なる文法問題で、下線部がある会話部分のみ読んで解けます。

→ 問2 答:How many years have already passed (since March Eleventh?)

 

次に、問3を読みます。

本問は指示語の中身を特定する問題ですので、直前の文から読み上っていき、指示語の中身を突き止めます。

すると、直前の英文と本文イントロより、答えが得られます。

→ 問3 答:西暦 2011年3月11日

 

次に、問4を読みます。

本問は単なる文法問題で、下線部のみ読んで解けます。

→ 問4 答:Thank you for coming to (Tohoku.)

 

次に、問5を読みます。

本問は空欄補充問題なので、前後の文を含めて読むことで、答えを得られるはずです。ダメなら、読む範囲を少しずつ広げていきましょう。

空欄がある英文に、因果関係を示す接続詞の「because」があるので、幸せな気持ちにさせる内容が答えとなります。

幸せな気持ちにさせる原因は、前の英文から発生したからなので、読み上っていきます。

空欄の直前の英文に下線部③があるので、それより前を読みます。

すると、「When she saw us in tears」とあり、ここが答えに関係しそうです。

「in tears」が「(注)」にあるので、「※」を手がかりに本文から探すと、

「When we listened to her some of my friends and I were in tears.」

とあるので、「listen」を抜き出して答えが得られます。

→ 問5 答:(I’m happy because) you listened to me in tears(.)

 

次に、問6を読みます。

本問は、問題文に与えられているタイプの問題です。

こういうタイプの問題は、以下の3つの方法で解きます。

① まずは問題文の英文のみで解けないかやってみる

② ①がダメなら、「(注)」にここまで読んだ文の単語が無いかをチェック。あるなら、「※」を手がかりに本文からその単語を探し、その単語の周辺部から答えを探す。

③ ②がダメなら、「(注)」に単語がない場合、ここまで読んだ文の中で、明らかに目立つ単語に目を付け、本文をざっと読んでキーワード検索をする。

・ア

空欄補充問題なので、前後の文を含めて読みます。

すると、「ago」が入りそうです。

ここで、「seven years」でキーワード検索すると、

「”Seven years have already passed since ‘March Eleventh’.」

とあり、これを言い換えたのが空欄がある英文であると判断できるので、「ago」が答えでよさそうです。

→ 問6(ア) 答:ago

・イ

空欄補充問題なので、前後の文を含めて読みます。

すると、空欄には「story」などが入りそうです。

ここで、「terrible」が「(注)」にあるので、「※」を手がかりに本文から探します。

次に、この単語がある英文の周辺を読んで空欄に適した単語を探すと、

「If you get something from my story,」

とあるので、「story」が答えでよさそうです。

→ 問6(イ) 答:story

・ウ

空欄補充問題なので、前後の文を含めて読みます。

すると、空欄には「as」が入りそうです。

ここで、「storyteller」が「(注)」にあるので、「※」を手がかりに本文から探します。

次に、この単語がある英文の周辺を読んで空欄に適した単語を探すと、

「And I thought I should become a storyteller」

とあるので、「as」が答えでよさそうです。

→ 問6(ウ) 答:as

 

次に、問7を読みます。★一度飛ばして最後まで解いてから戻りましょう★

本文は、内容一致問題ですので、以下の4つの方法で解きます。

① 選択肢をざっと読み、主語をつかむ。

② 「(注)」に選択肢の文の単語が無いかをチェック。あるなら、「※」を手がかりに本文からその単語を探し、その単語の周辺部から答えを探す。

③ 「(注)」に単語がない場合、選択肢の文の中で、明らかに目立つ単語に目を付け、本文をざっと読んでキーワード検索をする。

④ 選択肢は本文の読む順になっている場合が多い。例えば、選択肢ウは選択肢イで読んだ後の英文に答えがあると考えることができる。

・ア

「May」でキーワード検索すると、第一段落に行き着きます。

ここを読むことで、選択肢アは正しい、つまり答えになりません。

・イ

「terrible」が「(注)」にあるので、「※」を手がかりに本文から探します。

すると、第二段落の7行目に行き着きますが、まだ選択肢イなのに、少々行き過ぎています。

そこで、第二段落の冒頭を読むと、選択肢イは誤り、つまり答えであることが分かります。

・ウ

「storyteller」が「(注)」にあるので、「※」を手がかりに本文から探します。

次に、この単語がある英文の周辺を読みます。

これより、選択肢ウは正しい、つまり答えにならないことが分かります。

・エ

「in tears」が「(注)」にあるので、「※」を手がかりに本文から探します。

次に、この単語がある英文の周辺を読みます。

これより、選択肢エは正しい、つまり答えにならないことが分かります。

・オ

選択肢エと対立する内容で、選択肢エが正しいことから、選択肢オは誤り、つまり答えであることが分かります。

→ 問7 答:イ、オ