京都府公立高校入試オススメ過去問題集
★過去問
★模擬テストとリスニング対策
※模擬テストは1教科のみ表示。Amazonなどでは5教科すべて販売されています。
大問1 骨と筋肉のつくり
(1)
解答:ウ
解説:
ア:ホニュウ類はセキツイ動物(体の中に背骨がある)なので、正しい。
イ:正しい。
ウ:細胞呼吸では、酸素を取り入れて養分を分解してエネルギーを取り出します。不要物として、水や二酸化炭素や尿素などが生じるので、それぞれ体外に排出されます。
エ:正しい。
(2)
解答:i群・・・ア、ii群・・・キ
解説:
けんは関節を隔てた隣の骨とくっついているので、iはアが正解です。
腕を曲げると、筋肉Aは縮み、筋肉Bは緩むので、iiはキが正解です。
(3)
解答:組織、イ
解説:
細胞は、組織→器官→個体の順で集まります。
形や働きが同じ細胞が集まったものは、組織です。
ア:単細胞生物・動物プランクトンです。
イ:被子植物なので、多細胞生物です。
ウ:単細胞生物・動物プランクトンです。
エ:単細胞生物・植物プランクトンです。
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大問2 ダニエル電池
(1)
解答:エ
解説:
図は、ダニエル電池です。
ダニエル電池は化学電池なので、化学エネルギーを電気エネルギーに変換することで、電子オルゴールを鳴らします。
(2)
解答:i群・・・ア、ii群・・・コ
解説:
イオン化傾向の大きさはZn>Cuより、銅板が+極で亜鉛板が-極になります。
電流は+の電気なので、電流は銅板から亜鉛板へ流れます。
ダニエル電池では、亜鉛がとけて亜鉛イオン(Zn2+)になるため、硫酸亜鉛水溶液側では+の電気に傾きます。硫酸銅水溶液側では銅イオンが銅になるため、硫酸イオン(SO42-)が多くなり、-の電気に傾きます。
これらの電気の偏りを無くすために、素焼き板を通じて、亜鉛イオンが硫酸銅水溶液側へ、硫酸イオンが硫酸亜鉛水溶液側へ、それぞれ移動します。
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大問3 太陽系の惑星 ★(1)と(2)がやや難
(1) ★やや難
解答:B、C、G
解説:
公転周期が長いほど太陽から離れているので、
C(水星)→G(金星)→地球→B(火星)→E(木星)→F(天王星)→D(海王星)
この中で地球型惑星は、C(水星)、G(金星)、地球、B(火星)です。
(2) ★やや難
解答:ア、オ
解説:
ア:正しい。
イ:太陽からの距離と関連するのは、公転周期です。
ウ:Bの火星は地球より赤道半径が小さいですが、公転周期は地球より長いです。
エ:D→Fでは、質量が大きくなっていますが、赤道半径は小さくなっています。
オ:Dの海王星は、公転周期が地球の100倍以上あるので、正しい。
(3)
解答:エ、Y
解説:
太陽系の惑星は、銀河系の中心部から約3万光年離れた場所にあるので、答えはYです。
次に、選択肢をそれぞれ見ていきます。
ア:天の川は、地球から銀河系の中心部を見た姿です。
イ:彗星は地球の周りを公転していません。
ウ:小惑星の多くは地球の公転軌道の外側にあります。
エ:正しい。
大問4 湿度の計算 ★(2)がやや難
(1)
解答:i群・・・ウ、ii群・・・キ
解説:
単純な知識問題なので、解説略。
(2) ★やや難
解答:
解説:
6時:湿球の示度8.0℃、湿度86%より、図から、乾球の示度は8.0℃+1℃=9.0℃
9時:湿球の示度9.0℃、湿度87%より、図から、乾球の示度は9.0℃+1℃=10.0℃
12時:湿球の示度8.0℃、湿度86%より、図から、乾球の示度は8.0℃+1℃=9.0℃
15時:乾球の示度10℃、示度の差が10℃-8.5℃=1.5℃より、図から、湿度は80%
18時:乾球の示度10℃、示度の差が10℃-8.0℃=2.0℃より、図から、湿度は74%
以上より、答えが得られます。
大問5 コケ植物・シダ植物・被子植物の違い
(1)
解答:イ、A・・・ク、B・・・カ、C・・・キ
解説:
・i群
コケ植物、シダ植物、被子植物のうち、維管束がない(根・茎・葉の区別がない)のは、コケ植物のみです。
よって、パネル②を「維管束がある」に書き換える必要があります。
・ii群
パネル②より、植物Bはコケ植物です。
パネル③より、植物Cはシダ植物、植物Aは被子植物です。
(2)
解答:イ
解説:
単純な知識問題なので、解説略。
大問6 酸化銅の炭素による還元 ★(3)が難
(1)
解答:0.88g
解説:
質量保存の法則より、酸化銅3.20gと炭素0.24gが完全に反応したときに発生した二酸化炭素の質量は、
3.20g+0.24g-2.56g=3.44-2.56=0.88g
(2)
解答:ウ
解説:
・X
酸化銅3.20gと炭素0.24gが過不足無くすべて反応するので、酸化銅3.20gと炭素0.36gでは、炭素が0.12g余ります。炭素は黒色です。
・Y
酸化銅3.20gと炭素0.24gが過不足無くすべて反応するので、酸化銅2.40gと炭素0.12g=0.24g×1/2では、酸化銅は2.40g×1/2=1.20g反応して。2.40g-1.20g=1.20g余ります。酸化銅は黒色です。
(3) ★難
解答:イ、ウ
解説:
酸化銅3.20gと炭素0.24gが過不足無くすべて反応して銅が2.56g生じるので、完全に反応する酸化銅と炭素と銅の質量比は、酸化銅:炭素:銅=3.20g:0.24g:2.56g=320:24:256=40:3:32=0.4:0.03:0.32です。
このことを念頭に置いて、選択肢を切っていきます。
ア:酸化銅:炭素:銅=0.4:0.03:0.32=2.80g:0.21:2.24g。これより、未反応の酸化銅0.20gと銅2.24gの混合物2.44gが生じます。
イ:酸化銅:炭素:銅=0.4:0.03:0.32=2.40g:0.18g:1.92g。これより、酸化銅と炭素が過不足なくすべて反応して、銅が1.92g生じるので正しい。
ウ:酸化銅:炭素:銅=0.4:0.03:0.32=2.00g:0.21:1.60g。これより、未反応の酸化銅0.32gと銅1.60gの混合物1.92g生じるので正しい。
エ:酸化銅:炭素:銅=0.4:0.03:0.32=2.10g:0.03×5.25g:0.32×5.25g。これより、未反応の炭素0.18g-0.03×5.25gと銅0.32×5.25gの混合物が生じます。計算が煩雑であること、選択肢イとウが明らかに正しいので、ここで考察を止めてOKでしょう。
オ:酸化銅:炭素:銅=0.4:0.03:0.32=2.00g:0.15:1.60g。これより、銅1.60gが生じます。
大問7 凸レンズ
(1)
解答:A・・・ア、B・・・イ、20cm
解説:
表より、この凸レンズの焦点距離は20cmです。
Aでは、光源と凸レンズとの距離が30cmと焦点距離の2倍より近くにあるので、実物より大きい倒立実像ができます。
Bでは、光源と凸レンズとの距離が60cmと焦点距離の2倍より遠くにあるので、実物より小さい倒立実像ができます。
(2)
解答:オ
解説:
基本作図で書く3本の光線のうち下2本は書けるので、倒立実像をスクリーンにはっきりと映すことができます。
凸レンズを通る光線が減るので、全体の明るさが暗くなります。
(3)
解答:焦点より内側
解説:
単純な知識問題なので、解説略。
大問8 仕事の大きさ
(1)
解答:8.0N
解説:
1400g×(1N/100g)×(0.80m/1.40m)=14×8/14=8N
(2)
解答:X・・・イ、Y・・・ウ
解説:
・実験1
仕事[J]=8.0N×1.40m=11.2J
仕事率[W]=11.2J/4.0s=2.8W
・実験2
仕事[J]=14.0N×1.40m=19.6J
仕事率[W]=19.6J/7.0s==14.0N×1.40m/7.0s=2×1.4=2.8W
これより、仕事の大きさは実験2の方が大きいですが、仕事率はどちらも同じです。