指導経験20年以上のプロ家庭教師。北海道の高校受験に特化した
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講評:昨年より易化
2024年の北海道公立高校入試「数学」は、2023年入試と比較して「易化」と判断します。
後半に難問が混ざっていますが、そこを潔く捨てて、解ける問題を確実に解くようにすればクリアできるセットだったと思います。
ただし記述量がかなり多く、試験中はかなりの速度で書かないと間に合わないことに、注意が必要です。
以下、各設問の内容と講評です。
大問1:小問集合です。問6の作図がやや難しいですが、他は易しいです。
大問2:整数問題です。問1は、中1教科書ワークなどでよく見るタイプの問題で易しいです。問2はやや難です。
大問3:二次関数の問題です。易しいので、ここも必ず取りたいところです。
大問4:平行四辺形と相似な図形の問題です。問1は平行四辺形になる条件を考察する問題で、中2でも解ける問題ではありますが、難易度はやや難です。問2(1)は平行線と相似の知識から平行四辺形であることを証明する問題で、標準レベルです。問2(2)は、発想力・計算量が高いレベルで求められる、過去最高レベルの難問です。本州の公立高校入試でも難問に属する部類で、高専入試に肉薄すると感じました。
大問5:回転移動と空間図形の問題です。問1(1)は易しいですが、問1(2)は樹形図を使って洗い出しをする必要があり、難易度はやや難です。問2は公立高校入試標準レベルの問題です。
大問1 小問集合
以下、解説・解答です。
大問2 整数問題
以下、解説・解答です。
大問3 二次関数
以下、解説・解答です。
大問4 平行四辺形と相似な図形
以下、解説・解答です。
大問5 回転移動、三角柱の体積計算
以下、解説・解答です。