でも、自分の感覚を信じ、自分が正しいと思う道で、自分にできる限りの努力をした。それは人生において、働くということにおいて、最善を尽くしたということ。それは一つの人生において、とても深味のある良い経験を積んだということ。
もうその時点で、良い人生になっています。その結果、お金がついてくればラッキー。それくらいの感覚でないと、予測不能なこれからの時代、生きていく気力を持てなくなります。非常に変化の激しい時代。世の中どうなるかなんて、誰にもわからないのですから。
だから、もう一度だけいっておきます。自分の感覚を信じ、自分が正しいと思う道で、自分にできる限りの努力をした。それは人生において、働くということにおいて、最善を尽くしたということ。それは間違いなく、とても深味のある良い経験を積んだということ。それだけでもう、その選択は正解なんですよ。

『やりたいこと探し専門心理カウンセラーの 日本一やさしい天職の見つけ方』 P20より

 

「上司が変わった…」「部署が変わった…」「時代が変わった…」。それだけのことで、天国だった職場が地獄に変わる…。そういうケースは、とてもよくあります。まさに諸行無常。職場の状況なんて、すぐに変わるのです。社会に出て働くからには、会社員だろうと自営業だろうと、それは避けられません。
そして、実際働くというのは、長期戦なのです。ましてや、安定を求める人なら、短期でなく長期間働きたいと思うものです。でも、何十年という長期間、安定して会社の業績が良く、人間関係にも恵まれる。それはもう、奇跡としかいえません。
1~5年くらいであれば、「安定した収入があり、労働条件もかなり良くて、ストレスが少ない職場」も、運が良ければあるでしょう。でも、5~10年以上の長期間、それが続くことはまずありえません。

『やりたいこと探し専門心理カウンセラーの 日本一やさしい天職の見つけ方』 P33より