こんにちは、家庭教師のそらです。

 

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今回は、2022年に行われた、山形県公立高校入試「理科」の問題・解答・詳しい解説を公開致します。

 

家庭教師のそら

指導経験20年以上のプロ家庭教師。北海道の高校受験に特化。勉強がとても苦手な子の指導が得意です。授業料は1回1,500円のみ、その他の不透明な追加料金は一切なしで、月々6,000円(月4回)から気軽に始められます。
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大問1 体細胞分裂

山形県公立高校入試理科2022年(令和4年)過去問題

1(1)

解答:a・・・根毛、b・・・(例)接する面積が広くなる

解説:

表面積を大きくする構造をしているものとして、根毛・柔毛・肺胞の3つを覚えましょう。

 

1(2)

解答:ウ

解説:

根の先端付近に成長点があるので、1番目と2番目の間が大きくなります。

 

2(1)

解答:A

解説:

うすい塩酸を加えると、細胞どうしの接着物質が溶け、離れやすくなります。

 

2(2)

解答:ア

解説:

染色体が複製されるのは、間期であるアの時期です。

 

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大問2 刺激の伝達 ★1がやや難

山形県公立高校入試理科2022年(令和4年)過去問題

 

1 ★やや難

解答:0.27秒

解説:

かかった時間時間の合計は、2.75s+2.73s+2.65s+2.71s+2.66s=5.40+5.44+2.66=5.40+8.10=13.50s

表は、刺激の伝達と大脳で判断するのにかかった時間なので、10人分の時間を表します。

1人1回あたりにかかった時間は、13.50s÷10人÷5回=2.7/10=0.27s/人・回

 

2(1)

解答:a・・・感覚、b・・・中枢

解説:

単純な知識問題なので、解説略。

 

2(2)

解答:(例)脳が伝わる前に、運動神経に伝わる

解説:

反射は、行動を起こすときは、刺激の信号が大脳をとおりません。

刺激の信号は、感覚器官→感覚神経→せきずい→運動神経→運動器官、の順で通り行動を起こします。

それより少し遅れて大脳に伝わり、「熱い」と判断します。

 

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大問3 地震 ★3(2)がやや難

山形県公立高校入試理科2022年(令和4年)過去問題

 

解答:断層

解説:

単純な知識問題なので、解説略。

 

解答:エ

解説:

海洋プレートである太平洋プレート(密度大きい)が、大陸プレートである北アメリカプレート(密度小さい)に沈み込みます。

 

3(1)

解答:カ

解説:

単純な知識問題なので、解説略。

 

3(2) ★やや難

解答:X・・・126km、Y・・・22時22分55秒

解説:

P波の速度=18km/3s=6km/s

18km÷(6km/s)=3sより、地震発生時刻は、22時22分20秒。

よって、X=21s×6km/s=126km

36km:4s=9:1=126km:14sより、

Y=22時22分41秒+14秒=22時22分55秒。

大問4 金星 ★4と5がやや難

山形県公立高校入試理科2022年(令和4年)過去問題

 

解答:惑星

解説:

単純な知識問題なので、解説略。

 

解答:エ

解説:

よいの明星は夕方西の空に見えます。図1は西の空です。

地球の自転による日周運動から、月と金星は東から西へ動いて見えるので、西へ沈んでいきます。

 

解答:ウ

解説:

図2より、金星はよいの明星かつ地球から離れているので、肉眼で見たとき、右側が光って見える面積が広く、全体の形は小さいです。

天体望遠鏡では上下左右が逆に見えるので、左側が光って見える面積が広く、全体の形は小さいです。

 

4 ★やや難

解答:(例)1年で、地球は1周公転するのに対して、金星は約1.6周公転するため。

解説:

地球の公転周期が1年であるので、

0.62年:360°=1年:x

x=360/0.62=(360×100/62)°=360+360×38/62≒360°+220°

以上より金星は、図2から1周と220°反時計回りに公転するので、明けの明星かつ地球から離れているので、肉眼で見たとき、左側が光って見える面積が広く、全体の形は小さいです。

 

5 ★やや難

解答:冬

解説:

南中高度は地軸の北極側を傾けている側が高いので、満月の南中高度は、冬至の日に最も高く、夏至の日に最も低くなります。

大問5 混合物の蒸留 ★3(2)がやや難

山形県公立高校入試理科2022年(令和4年)過去問題

 

解答:(例)液体が急に沸とうするのを防ぐため。

解説:

解答の通りです。重要事項なので、必ず覚えてください。

 

解答:蒸留

解説:

単純な知識問題なので、解説略。

 

3(1)

解答:a・・・イ、b・・・オ

解説:

液体Xはエタノールの密度に近いので、エタノールを多く含む水であると考えられます。

液体Zが水の密度なのですべて水であるので、その中間の密度である液体Yは、エタノールと水が同量ずつ含まれていると考えられます。

 

3(2) ★やや難

解答:オ

解説:

プラスチックの密度=0.12g÷0.13cm3=12/13≒0.92g/cm3

0.83g/cm3(X)<0.90g/cm3(Y)<0.92g/cm3<1.00g/cm3(Z)

よって、このプラスチックは、液体XとYに沈み、液体Zに浮きます。

 

解答:(例)温度が変わらない

解説:

表の液体Zの密度1.00g/cm3がより、太い試験管内に残った液体は水です。

水が沸騰している間は温度は沸点なので、温度が一定で、水と水蒸気が混ざった状態です。

大問6 二酸化炭素の定量

山形県公立高校入試理科2022年(令和4年)過去問題

 

解答:質量保存の法則

解説:

単純な知識問題なので、解説略。

 

解答:CO2

解説:

炭酸カルシウム(石灰石)にうすい塩酸を加えると、塩化カルシウムと水と二酸化炭素(CO2)が発生します。

 

解答:

解説:

59.0g+0.5g-59.3g=0.2g

59.0g+1.0g-59.6g=0.4g

59.0g+1.5g-59.9g=0.6g

59.0g+2.0g-60.4g=0.6g

59.0g+2.5g-60.9g=0.6g

以上より、(入れた石灰石の質量、発生した期待の質量)=(0.5、0.2)、(1.0、0.4)、(1.5、0.6)、(2.0、0.6)、(2.5、0.6)となるので、グラフに点を打って線を引いて完成です。

 

解答:イ

解説:

表より、うすい塩酸12cm3と石灰石1.5gが過不足無くすべて反応して、二酸化炭素が0.6g発生します。

うすい塩酸18cm3=12cm3×1.5のとき、石灰石1.5g×1.5=2.25gがすべて反応するので、二酸化炭素が0.6g×1.5=0.9g発生します。

大問7 3力のつり合い ★4がやや難

山形県公立高校入試理科2022年(令和4年)過去問題

 

解答:(力の)合成

解説:

単純な知識問題なので、解説略。

 

解答:

解説:

力Fと向きが反対で作用点が0の力を考えます。

この力の先端から、糸1と糸2対する垂線を引き、作用点から垂線の交点へ結んだ力が、糸1が点Oを引く力と、糸2が点Oを引く力です。

 

解答:a・・・ア、b・・・ウ

解説:

糸の開き方を大きくすると、糸がおもりを引く力(ばねばかりが示す値)は大きくなります。

糸1と糸2の合力はつねに物体Xの重さであるので、変わりません。

 

4 ★やや難

解答:5.0N

解説:

開く角度が等しいので、糸1が点Oを引く力の大きさと糸2が点Oを引く力の大きさは等しいです。

よって平行四辺形を書くと、糸1が点Oを引く力の大きさの半分と、糸2が点Oを引く力の大きさの半分との和(合力)が、物体Xの重さ5.0Nになります。

これより、糸1が点Oを引く力の大きさ(ばねばかり1が示す値)は、5.0Nです。

(別解)

正三角形ができるので、糸1と糸2それぞれが点Oを引く力の大きさは、物体Xの重さ5.0Nと等しくなります。

大問8 電磁誘導

山形県公立高校入試理科2022年(令和4年)過去問題

 

解答:電磁誘導

解説:

単純な知識問題なので、解説略。

 

解答:9000J

解説:

5J/s×30×60s=150×60=9000J

 

解答:イ

解説:

実験1と図2より、コイルの上部がN極のときオシロスコープが+に振れます。

磁石のN極を下にしてコイルの中に通過させると、N極がコイル上部に近づく間はコイルの上部がN極になるので、オシロスコープが+に振れます。

磁石がコイルを通過すると、S極がコイル下部から遠ざかるので、コイル下部がN極でコイル上部がS極になるので、オシロスコープが-に振れます。

 

解答:磁界

解説:

本問は電磁誘導の内容なので、電磁誘導のしくみを当てはめて解きます。

カードリーダーから磁界が発生して、ICカードの中のコイルを磁力線が貫くと、電磁誘導が発生して、コイルに誘導電流が流れます。

この誘導電流によりICチップが作動して、カードリーダーはICチップの情報を読み取ることができます。