沖縄県公立高校入試オススメ過去問題集
★過去問
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大問1 中和 ★問5がやや難
問1
解答:エ
解説:
マグネシウムにうすい塩酸を加えると、気体として水素が発生します。
ア:二酸化炭素の性質です。
イ:酸素の助燃性の性質です。
ウ:塩素の性質です。
エ:水素の性質です。よって、正しい。
オ:アンモニアの性質です。
問2
解答:ウ
解説:
Mg→Mg2++2e–
よって、マグネシウムが溶けると、マグネシウム原子が電子を2個失って、+の電気を帯びた陽イオンになります。
問3
解答:イ
解説:
水素イオンは傾き-1で減少し、塩化物イオンの個数は変化せず、ナトリウムイオンは傾き+1で増加していきます。
中和点に達すると、水素イオンの個数が0に、ナトリウムイオンの個数は塩化物イオンの個数と同じくなります。
よって、水溶液の色が黄色(酸性)であるときは、塩化物イオンが最も多いです。
問4
解答:HCl+NaOH→NaCl+H2O
解説:
単純な知識問題なので、解説略。
問5 ★やや難
解答:モデル・・・ア、pH・・・オ
解説:
図1より、うすい塩酸10cm3には、水素イオンと塩化物イオンが4個ずつ含まれています。
図2より、うすい水酸化ナトリウム水溶液6cm3には、水酸化物イオンとナトリウムイオンが2個ずつ含まれています。
これより図3では、うすい塩酸10cm3より、水素イオンと塩化物イオンが4個ずつ、うすい水酸化ナトリウム水溶液15cm3=6×2.5より、水酸化物イオンとナトリウムイオンが2×2.5=5個ずつ含まれています。
以上より、モデルの選択肢はアです。
図3では、水酸化物イオンの個数が水素イオンの個数より多いので、アルカリ性の水溶液です。
よって、pHは7より大きいです。
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大問2 温帯低気圧と台風 ★問4がやや難
問1
解答:寒冷前線
解説:
「那覇では低気圧にともなう前線Aの通過後に、風向きが南寄りから北寄りに変わり」とあることから、寒冷前線です。
問2
解答:ア
解説:
X側が寒気、Y側が暖気です。
低気圧は反時計回りに風が吹き込むので、寒気が暖気を垂直に押し上げながら暖気を押します。上昇気流により積乱雲が発生します。
問3
解答:イ
解説:
温帯低気圧は偏西風により、西から東へ移動します。
問4 ★やや難
解答:6時間後
解説:
図3で、台風の中心から那覇は東へ2マスずれており、台風の中心から暴風域の外部は、東へ2マス・北へ3マスの位置にあります。
よって、台風の中心が30km×3マス=90km北へ移動すると、那覇は暴風域に入ります。
台風が進む速度は15km/hなので、90km÷(15km/h)=6時間後に、那覇は暴風域に入ります。
問5
解答:(1)ア、(2)エ
解説:
(1)
図3で、台風の中心から東へ2マス・北へ3マスの位置にある風は東風であるので、那覇が暴風域に入ったときの風向はアです。
(2)
図3で、台風の中心から東へ2マス・南へ3マスの位置にある風の風向は北東であるので、那覇が暴風域を出るときの風向はエです。
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大問3 セキツイ動物の分類 ★問3がやや難
問1
解答:進化
解説:
単純な知識問題なので、解説略。
問2
解答:エ
解説:
アとイ:「遺伝子は変化することなく世代を重ねて伝わる」が明らかに誤り。
ウ:「長い年月をかけて潜性形質(劣性形質)をもつ子孫のみが現れるようになる」が明らかに誤り。
エ:正しい。
問3 ★やや難
解答:(1)オ、(2)イ、(3)ア
解説:
(1)
ア:鳥類は恒温動物です。変温動物の特徴は(う)です。
イ:恒温動物の特徴は、表に当てはまりません。
ウ:(あ)に当てはまる特徴です。
エ:ホニュウ類のみに当てはまる特徴でなので、表に当てはまりません。
オ:正しい。
(2)
卵生、変温、肺呼吸であることから、ハチュウ類が該当します。
(3)
A:胎生、恒温、肺呼吸であることから、ホニュウ類が該当します。
B:ハチュウ類が該当します。
よって、CとDは、魚類または両生類です。
ア:正しい。魚類は体表にうろこ、両生類は湿った皮膚です。
イ:ハチュウ類と鳥類に当てはまる特徴です。
ウ:鳥類に当てはまる特徴です。
オ:無セキツイ動物の軟体動物に当てはまる特徴です。
問4
解答:Y・・・ウ、Z・・・サ
解説:
・Yの選択肢
「2.葉について」から、ツルヒヨドリは植物です。
「3.花について」から、ツルヒヨドリは種子植物です。
「4.繁殖力について」から、ツルヒヨドリは種子植物だと言えます。
・Z
「3.花について」と「4.繁殖力について」が根拠です。
大問4 力学的エネルギー保存の法則 ★問4がやや難
問1
解答:9.0J
解説:
定滑車を用いているので、ひもを引く距離と力は、おもりを直接持ち上げたときと変わりません。
仕事[J]=ひもを引く力[N]×ひもを引く距離[m]=5.0N×1.8m=9.0J
問2
解答:仕事の原理
解説:
単純な知識問題なので、解説略。
問3
解答:ア
解説:
おもり引き上げるのにした仕事の大きさは9.0Jより、引き上げて静止した状態でのおもりの位置エネルギーは9.0Jです。
ひもを切ると物体が自由落下し、高さが減少するので、位置エネルギーが減少します。
力学的エネルギー保存の法則より、物体が持つ力学的エネルギーは9.0Jのままです。
問4 ★やや難
解答:ウ
解説:
おもりの高さは全て同じなので、力学的エネルギー保存の法則より、地面でのおもりの速さも同じです。
よって、平均の速さが同じであるので、おもりが地面に到達するまでの移動距離が長いほど、移動時間が長くなります。
移動距離は明らかに図1<図2<図3であるので、移動時間もこの順です。
問5
解答:エ
解説:
高さが減少すると運動エネルギーは増加するので、選択肢エが正解です。
大問5 消化酵素
問1
解答:光合成
解説:
単純な知識問題なので、解説略。
問2
解答:ア
解説:
だ液に含まれる消化酵素はアミラーゼで、デンプンが麦芽糖に分解されます。
胃液に含まれる消化酵素はペプシンで、たんぱく質が分解されます。
胆汁には消化酵素は含まれず、脂肪が分解されます。
問3
解答:エ
解説:
デンプンは麦芽糖に分解され、小腸の柔毛の毛細血管に入ります。
たんぱく質がアミノ酸に分解された後、小腸の柔毛の毛細血管に入ります。
脂肪が脂肪酸とモノグリセリドに分解された後、小腸の柔毛に吸収後に脂肪に最合成され、小腸の柔毛のリンパ管に入ります。
問4
解答:オ
解説:
単純な知識問題なので、解説略。
問5
解答:
デンプン 薬品:イ、反応:ケ
麦芽糖 薬品:エ、反応:コ
解説:
単純な知識問題なので、解説略。
大問6 状態変化
問1
解答:ア
解説:
液体→気体になると、分子の動きが激しくなり、分子と分子の感覚は広くなるため、体積が激増します。
分子の数は変わりません。
問2
解答:イ
解説:
液体→気体になると、分子の動きが激しくなります。
問3
解答:(1)キ、(2)エ
解説:
この実験のように、密閉された容器で考えると、固体→液体→気体になると分子と分子の感覚は広くなるため、体積[cm3]が増加します。
しかし、密閉された容器の中の分子の数は変わらないので、質量[g]は変化せず、固体=液体=気体、の順になります。
同じ体積に含まれる分子の数、つまり、同じ体積[cm3]における質量[g]である密度[g/cm3]は、固体>液体>気体、の順になります。
問4
解答:179.5g
解説:
250g×0.718=25×7.18=(20+5)×7.18=2×71.8+35.9=143.6+35.9=179.5g
問5
解答:蒸留
解説:
単純な知識問題なので、解説略。
問6
解答:オ
解説:
20℃が融点より大きく、沸点より小さい物質を選びます。
ア:-183℃<20℃より、気体の状態です。
イ:20℃<801℃より、固体の状態です。
ウ:20℃<43℃より、固体の状態です。
エ:20℃<1535℃より、固体の状態です。
オ:-39℃<20℃<357℃より、液体の状態です。
大問7 月と金星 ★問4が難、問5がやや難
問1
解答:年周運動
解説:
単純な知識問題なので、解説略。
問2
解答:イ
解説:
地球の公転により、星座を毎日同じ時刻に観察すると、1日約1°、1か月で30°、東から西へ動いて見えます。
問3
解答:ク
解説:
アの位置が新月、月は地球のまわりを反時計回りに公転、月は新月から右から満ちていき、満月(オ)では右から欠けていきます。
問題文に「ある日の夕暮れ時」、「もうすぐ三日月が沈んじゃう・・・」とあるので、右側が少し光った状態である三日月は、クの位置です。
問4 ★難
解答:イ
解説:
天体上で考えます。
金星はよいの明星かつ三日月(ク)の延長線上にあることから、最大離角付近にあると考えられます。
金星の公転周期は0.62年であるので、1か月では、
360°:0.62年=x:1/12年
x=30°/0.62=3000/62≒50°
約50°反時計回りに公転します。
よって1か月後の金星は、最大離角から内合までの間にあるので、右側が少し光って大きくなった最大光輝の状態にあると考えられます。
問5 ★やや難
解答:オ
解説:
地球は1か月で約30°公転するので、地球から金星を観察すると、金星は1か月で48°-30°=18°反時計回りに公転して見えます。
ここから約20か月後(360°=18°×20)に、再び太陽・金星・地球の位置関係が同じくなります。
大問8 オームの法則
問1
解答:a・・・-、b・・・ア
解説:
電子は-の電気を持っており、電源装置の-極から+極(ア)へ移動します。
問2
解答:導体
解説:
単純な知識問題なので、解説略。
問3
解答:
解説:
表の値使って、点を打って線を引くだけです。
問4
解答:ア
解説:
結果1より、電圧が2倍、3倍・・・に増えると、電流も2倍、3倍・・・に増えるので、回路を流れる電流の大きさは、抵抗器にかかる電圧に比例することが分かり、オームの法則と一致します。
結果2より、例えば1.0Vでの電流の値が最も小さくなっていることから、回路全体の抵抗の大きが大きくなっていることが分かります。直列回路の合成抵抗の大きさは各抵抗の大きさの和であり、合成抵抗は各抵抗より大きくなる事実と一致しています。
問5
解答:③・・・100Ω、④・・・和
解説:
オームの法則より、
R=V/I=1.0V÷(10/1000A)=100Ω=20Ω+30Ω+50Ω
これより、直列回路の合成抵抗の大きさは各抵抗の大きさの和であることが分かります。