『速読英熟語』の前にやる問題集:『ターゲット1400』
『英単語ターゲット1400』を完全にしてください。
単語の赤太字の意味を完全に覚え、例文の音声を最低でも20回は聞いて下さい。
『速読英熟語』のレベル
『速読英熟語』のレベルは、共通テスト〜中堅大学レベルです。
『速読英熟語』の特徴
『速読英熟語』の特徴は、中堅大学レベルの長文を通じて、多読が出来るだけでなく英熟語も覚えられることです。
『速読英熟語』と『速読英単語 必修編』との違い
『速読英熟語』と並ぶ長文集として、『速読英単語 必修編』があります。
取り組み方はどちらも同じですが、違いは長文のレベルにあります。
『速読英単語 必修編』は、共通テストレベルからスタートして、難関大学の個別試験レベルの長文が登場します。
『速読英熟語』は、共通テストレベルからスタートして、中堅大学の個別試験レベルの長文が載っています。
『速読英熟語』は長文が易しいですが、難関大学合格者の多くが使っているので、必ずやるべきです。
『速読英熟語』の対象者
『速読英熟語』の対象者は、『ターゲット1400』をマスターした生徒です。
高校1年生は『速読英単語 入門編』からスタートして、『ターゲット1400』をマスターしてから、『速読英熟語』をやるとよいでしょう。
『速読英熟語』は、高校2年生の夏以降に使う場合が多いのではないでしょうか。
難関大学志望者は高校生1年生で『速読英熟語』をやる
高3に入ったら、二次試験の社会や理科に時間が取られるので、高2までに英語はある程度完成させたいです。
なので、難関大学志望者は、できれば高校入試が終わった春休み中に『英単語ターゲット1200』を終わらせ、高校入学と同時に『速読英単語 入門編』に入り、夏休み明けから『速読英熟語』に入りたいところです。
『速読英熟語』は難関大学合格者の多くが使っているので、必ず終わらせてください。
『速読英熟語』は英検2級持ちの中学生にもオススメ
『速読英熟語』のレベルは、英検2級をやや超えたレベルです。
なので、英検2級を持つ中学生なら、『速読英熟語』は何とか使えるでしょう。
もし中学生で『速読英熟語』が終われば、東大・京大などの最難関大学合格に近づくのではないでしょうか。
『速読英熟語』の使い方・やり方
① リスニング(オーバーラッピング)
まず、以下の手順で、なるべく1日1長文、忙しい場合は2日で1長文やりましょう。
① リスニング
→英文を見ないで、長文の内容がある程度分かるまで聞く。 最低でも3回以上聞くこと。② 長文を読む
→リスニングで聞き取れなかった単語を確認。③ リスニング
→長文の内容がしっかり分かるまで聞く。 英文を見てもOK。④ オーバーラッピング
→音声に被せるようにして、音読をする。これをオーバーラッピングという。最低でも3回以上やること。⑤ 長文を読む
→英文を黙読する。
上記の手順でやることで、1つの長文を10〜20分程度で終わらせられるはずです。
ただ読んで解くだけでもある程度効果が得られるでしょう。
が、ここで読むより負荷の高い作業であるリスニングを取り入れることで、短期間でより力が付くはずです。
『速読英熟語』には50の長文があるので、1日1長文なら2か月弱で終わります。
② リスニング(シャドウイング)
オーバーラッピングで50番の長文まですべて終わったら1番の長文に戻り、シャドウイングを取り入れて繰り返します。
① リスニング
→英文を見ないで、長文の内容がある程度分かるまで聞く。 最低でも3回以上聞くこと。※音声CDは別売りです。② 長文を読む
→リスニングで聞き取れなかった単語を確認。③ オーバーラッピング
→最低でも3回以上やること。④ シャドウイング
→聞こえてくる英文のすぐ後ろを追うようにして、音読をする。これをシャドウイングという。最低でも3回以上やること。
③ 自由英作文対策(ディクテーション)
① リスニング
→英文を見ないで、長文の内容がある程度分かるまで聞く。 最低でも3回以上聞くこと。② ディクテーション
→音声で読み上げられる英語を書き取る。これをディクテーションという。1日1長文目標でやるとよい。
『速読英熟語』は買いか!?
買いです。
『速読英熟語』は難関大学合格者の多くが使っているので、このレベルの大学を目指すなら、必ずやりましょう。
『速読英熟語』が終わったら次にやること:『速読英単語 必修編』と『ターゲット1900』
『速読英単語 必修編』と『ターゲット1900』をやってください。
すでに終わっているなら、過去問演習をしましょう。