『白チャート2B』の前にやる問題集:『ひとつひとつわかりやすく。』

 

『高校 数学IIをひとつひとつわかりやすく。』と『高校 数学Bをひとつひとつわかりやすく。』を完璧にしてください。

 

『白チャート2B』は基礎問題集と言われていますが、普通に難しいです。いきなりここから始めたら、挫折する可能性があります。

 

まずは、上記2冊を短期間で一気にやってください。

『白チャート2B』の特徴

『白チャート2B』とは、受験数学の鉄板問題集です。

 

大学受験の数学の基礎固めをするなら、『白チャート』は外せないと言われるくらい、有名な問題集です。

『白チャート2B』のレベル

『白チャート2B』のレベルは、教科書〜中堅国公立大学文系学部レベルです。

『白チャート2B』の対象者

『白チャート2B』の対象者は、地方国公立大学を狙う生徒です。

 

『白チャート2B』を完璧にすれば、共通テストのみならず、中堅国公立大学文系学部の二次試験にもある程度対応できます。

『白チャート2B』の使い方・やり方

例題のみ約330問をやる

『白チャート2B』は、例題のみ約330問をやるだけで十分です。

エクササイズは問題パターンに重複があるのでやる必要はありません。

 

例題が終わったら『黄チャート2B』に入り、上位の問題パターンを身につけた方が、早く効果が得られるでしょう。

使い方・やり方

自力で解けそうなら頑張る

『白チャート2B』の問題のうち、自力で解けそうな問題は頑張って解いてください。

 

このとき、なるべく読んで解いてください。、問題を読んで解いたらすぐに答え合わせをしながら進めてください。

 

書いているときは、頭があまり働いていないことが多いです。

読んで解くことで、頭がより働き速く終わらせられます(書く方がやる気が出るなら書いてOKです)。

 

間違えた問題にチェックを入れ、それらの問題のみを10周して完了です。

分からない問題はすぐに解説を読む

『白チャート2B』の問題のうち、自力で解けない問題は、すぐに解説を読みましょう。

 

問題を読んだらすぐに解説へ行き、理解できるまで粘って読んでください。

 

解説が理解できたら再び問題を読み、解説のとおりに解けるかを確認してください。

 

2周目以降も同じように読んで解きます。

このやり方で10周して、『白チャート2B』は完了です。

『白チャート2B』は買いか!?

『白チャート2B』は解説がやや難しく、しかもページ数が多く分厚いのが欠点です。

 

しかし『白チャート2B』の例題を完璧にしたら、基礎が万全になります。

その後『黄色チャート2B』をやって高度な問題パターンを身につけることで、難関大学合格が見えてくるでしょう。

 

『白チャート2B』が終わったら次にやること:『黄チャート2B』

金沢・岡山・千葉・広島大学など上位国公立大学を目指す生徒は、『黄チャート2B』に移ってください。