『速読英単語 入門編』の前にやる問題集:『ターゲット1200』
『英単語ターゲット1200』を完全にしてください。
単語の赤太字の意味を完全に覚え、例文の音声を最低でも10回は聞いて下さい。
『速読英単語 入門編』のレベル
『速読英単語 入門編』のレベルは、難関国立・私立高校〜共通テストレベルです。
『速読英単語 入門編』の特徴
『速読英単語 入門編』の特徴は、共通テストレベルの長文を通じて、多読だけでなく英単語も覚えられることです。
速読英単語シリーズは、全て同じコンセプトで作られています。
『速読英単語 入門編』と『速読英単語 中学版』との違い
『速読英単語 入門編』に近いレベルとして、『速読英単語 中学版』があります。
取り組み方は、どちらも同じですが、違いはスタートと到達レベルにあります。
『速読英単語 中学版』は、中1レベルの長文からスタートして、公立高校入試を突破することを目標としています。
『速読英単語 入門編』は、一段上の難関私立高校レベルの長文からスタートして、共通テストを突破することを目標としています。
中学生で、公立上位校を目指すなら『速読英単語 中学版』を、難関国立・私立高校を目指すなら『速読英単語 入門編』までやるとよいでしょう。
『速読英単語 入門編』と『速読英単語 必修編』との違い
『速読英単語 入門編』の一段上に、『速読英単語 必修編』があります。
中学版と同様に、取り組み方は、どちらも同じですが、違いはスタートと到達レベルにあります。
『速読英単語 入門編』は、一段上の難関私立高校レベルの長文からスタートして、共通テストを突破することを目標としています。
『速読英単語 必修編』は、共通テストレベルからスタートして、有名大学の個別試験を突破することを目標としています。
『速読英単語 入門編』の対象者
『速読英単語 入門編』の対象者は、高校1年生または難関国立・私立高校を目指す中学生です。
高校生1年生が大学受験対策の基礎固めとして使う
『速読英単語 入門編』のメイン対象者は、高校1年生でしょう。
高3に入ったら、二次試験の社会や理科に時間が取られるので、高2までに英語はある程度完成させたいです。
なので、できれば高校入試が終わった春休み中に『英単語ターゲット1200』を終わらせ、高校入学と同時に『速読英単語 入門編』に入りたいです。
中学生が高校受験対策としても使える
『速読英単語 入門編』の英文の出典の多くが、難関私立高校です。
なので、難関国立・私立高校を目指す中学生も、『速読英単語 入門編』は使えます。
『速読英単語 入門編』の使い方・やり方
① リスニング(オーバーラッピング)
まず、以下の手順で、なるべく1日1長文、忙しい場合は2日で1長文やりましょう。
① リスニング
→英文を見ないで、長文の内容がある程度分かるまで聞く。 最低でも3回以上聞くこと。
※音声は無料でダウンロードできます。
② 長文を読む
→リスニングで聞き取れなかった単語を確認。
③ リスニング
→長文の内容がしっかり分かるまで聞く。 英文を見てもOK。
④ オーバーラッピング
→音声に被せるようにして、音読をする。これをオーバーラッピングという。最低でも3回以上やること。
⑤ 長文を読む
→英文を黙読する。
上記の手順でやることで、1つの長文を10〜20分程度で終わらせられるはずです。
ただ読んで解くだけでもある程度効果が得られるでしょう。
が、ここで読むより負荷の高い作業であるリスニングを取り入れることで、短期間でより力が付くはずです。
『速読英単語 入門編』には68の長文があるので、1日1長文なら2か月強で終わります。
② リスニング(シャドウイング)
オーバーラッピングで68番の長文まですべて終わったら1番の長文に戻り、シャドウイングを取り入れて繰り返します。
① リスニング
→英文を見ないで、長文の内容がある程度分かるまで聞く。 最低でも3回以上聞くこと。
② 長文を読む
→リスニングで聞き取れなかった単語を確認。
③ オーバーラッピング
→最低でも3回以上やること。
④ シャドウイング
→聞こえてくる英文のすぐ後ろを追うようにして、音読をする。これをシャドウイングという。最低でも3回以上やること。
③ 自由英作文対策(ディクテーション)
① リスニング
→英文を見ないで、長文の内容がある程度分かるまで聞く。 最低でも3回以上聞くこと。
② ディクテーション
→音声で読み上げられる英語を書き取る。これをディクテーションという。1日1長文目標でやるとよい。
『速読英単語 入門編』は買いか!?
買いです。
高校1年生、難関国立・私立高校を目指す中学生は、『速読英単語 入門編』を必ずやって欲しいです。
『速読英単語 入門編』が終わったら次にやること:『ターゲット1400』→『速読英単語 必修編』
『英単語ターゲット1400』を完全にしてから、『速読英単語 必修編』をやってください。