こんにちは、個別指導塾まさです。

 

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今回は、2022年に行われた、岡山県公立高校入試「理科」の問題・解答・詳しい解説を公開致します。

 

個別指導塾まさ

オンライン個別指導塾と家庭教師をやっています。北大院卒、指導経験20年以上。当塾は中上位高校志望の子が多いですが、勉強が苦手な子も多数在籍しています。今の学力は不問ですので、気軽にお申し込みください。授業料は1回70分 3,000円〜です。

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大問1 小問集合

岡山県公立高校入試理科2022年(令和4年)過去問題

岡山県公立高校入試理科2022年(令和4年)過去問題

 

解答:(あ)・・・化学、(い)・・・電気

解説:

電池は、物質が持つ化学エネルギーを電気エネルギーに変換する装置です。

 

解答:2H2+O2→2H2O

解説:

H2+O2→H2O

酸素原子が左辺2個・右辺1個より、右辺の水分子を2倍します。

H2+O2→2H2O

水素原子が左辺2個・右辺4個より、右辺の水素分子を2倍します。

2H2+O2→2H2O

全ての原子を見たので、これで完了です。

 

解答:イ

解説:

ア、ウ、エ:大脳が関与しているので、反射ではありません。

イ:正しい。

 

解答:相同器官

解説:

単純な知識問題なので、解説略。

 

解答:イ

解説:

コイルの上部がN極になればよいです。

ア:コイルの上部がS極になるので、検流計の針は左に振れます。

イ:コイルの上部がN極になるので、検流計の針は右に振れます。

ウ:コイルの上部がS極になるので、検流計の針は左に振れます。

エ:コイルの上部がS極になるので、検流計の針は左に振れます。

 

解答:20秒

解説:

500J/s×60s=1500J/s×t

t=60×1/3=20s

 

⑦(1)

解答:エ

解説:

天気が晴れなので、選択肢ウまたはエが正しいです。

風向が南西なので、選択肢エが正しいです。

 

⑦(2)

解答:ウ

解説:

水である海水は、固体である陸地の岩石に比べ、暖まりにくく冷めにくいです。

日中、海は冷たく陸は暖かいので、海上では下降気流が生じるため高気圧に、陸上では上昇気流が生じるため低気圧になります。

風は冷たい方から暖かい方へ流れるので、日中は海風が吹きます。

 

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大問2 等加速度運動 ★③がやや難

岡山県公立高校入試理科2022年(令和4年)過去問題

岡山県公立高校入試理科2022年(令和4年)過去問題

 

解答:フックの法則

解説:

単純な知識問題なので、解説略。

 

解答:0.4N

解説:

ばねを引く力の大きさが1.0Nのとき、ばねの伸びが2.5cmになるので、

1.0/2.5[N/cm]×1.0cm=10/25=2/5=0.4N

 

解答:F

解説:

記録タイマーは1秒間に60打点するので、0.1秒で6打点します。

図3では、1打点目がA、2打点目がB、3打点目がCより、6打点目はFです。

 

④ ★やや難

解答:

解説:

例えば、0〜0.1秒間の平均の速さが6.0m/sのとき、(0+0.1)秒/2=0.05秒の位置に表すようにします。

0.1〜0.2秒間の平均の速さが18m/sのとき、(0.1+0.2)秒/2=0.15秒の位置に表すようにします。

このようにして、点を打ち、原点を通る直線を書いて完了です。

 

解答:0.18J

解説:

ばねばかりが台車を引いた距離は、0.6+1.8+3.0+4.2+5.4=6+6+3=15cm=0.15m

ばねばかりが台車を引く力の大きさは1.2Nより、

仕事[J]=1.2N×0.15m=12×15/1000=180/1000=0.18J

 

解答:エ

解説:

問題文冒頭に「ただし、摩擦や空気の抵抗、記録テープの重さは考えない」とあるので、図4では運動の向きである水平方向には力は働きません。

運動の向きと垂直方向において、台車には重力と机が台車を押す力(垂直抗力)が働き、つり合っています。

 

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大問3 白い粉の分類

岡山県公立高校入試理科2022年(令和4年)過去問題

岡山県公立高校入試理科2022年(令和4年)過去問題

 

解答:エ

解説:

aはコックで、ガスをガスバーナーに通すものです。

コックを開くと、ガスはcへ行くので、cでガスの放出量が調整されることから、cはガス調節ねじです。

対して、bは空気の量を調節する、空気調節ねじです。

 

解答:ア

解説:

Aは、実験3からデンプンであることが分かります。

 

解答:7.4%

解説:

物質Bは砂糖です。

砂糖4.0gは水50gにすべて溶けたことから、質量パーセント濃度は、

4.0g/(4.0g+50g)×100=400/54=200/27=7.40・・・≒7.4%

 

解答:ウ

解説:

全て溶けたとき、粒子は均一に拡散しています。

 

解答:電解質

解説:

単純な知識問題なので、解説略。

 

解答:イ、オ

解説:

CとDは、塩化ナトリウムまたは炭酸水素ナトリウムです。

ア:正しい。炭酸水素ナトリウムを水に溶かすとOHが放出されるので、弱アルカリ性の水溶液になり、フェノールフタレイン溶液はうすい赤色になります。塩化ナトリウムを溶かすと中性の水溶液になり、フェノールフタレイン溶液は変化しません。

イ:誤り。炭酸水素ナトリウムを溶かすとOHが放出されるので、弱アルカリ性の水溶液になるので、赤色リトマス紙は青色になります。

ウ:正しい。炭酸水素ナトリウムを加熱すると、気体として二酸化炭素が発生するので、石灰水が白くにごります。塩化ナトリウムを加熱してもパチパチはねるだけで変化しません。

オ:誤り。炭酸水素ナトリウムを加熱すると、固体として炭酸ナトリウムが発生します。炭酸ナトリウムを水に溶かすと強アルカリ性の水溶液になるので、フェノールフタレイン溶液は濃い赤色に変化します。

大問4 星の動きと太陽系の惑星 ★④がやや難

岡山県公立高校入試理科2022年(令和4年)過去問題

岡山県公立高校入試理科2022年(令和4年)過去問題

 

解答:恒星

解説:

単純な知識問題なので、解説略。

 

解答:P・・・高く、Q・・・地軸が傾いた状態で

解説:

南中高度の式では「90°-緯度」が必ず現れるので、同じ日では、南中高度は緯度が下がると大きくなります。

天体上で考えると、地球は公転面に垂直方向に地軸の北極側を23.4°傾けて公転しているため、南中高度は季節によって変化します。

 

解答:ア

解説:

星の年周運動では、毎日同じ時刻に観察すると、星は1日1°、1か月で30°、東から西へ動いて見えます。

星の日周運動では、星は1時間に15°東から西へ動いて見えます。

これより、1か月後の21時では、おおいぬ座は西へ30°ずれて見え、30°は2時間に相当することから、おおいぬ座は19時に南中したと考えられます。

 

④ ★やや難

解答:イ

解説:

真西に移動したことから、城の位置は図1より左側にあります。

星座を構成する星は非常に遠く離れているので、届く光は平行光線です。

よって、真西に移動しても、星座は正面に見え続けます。

 

⑤(1)

解答:イ

解説:

太陽からの距離は、エ<地球<ウ<イ<アより、金星<地球<火星<木星<土星の順で並びます。

 

⑤(2)

解答:惑星・・・エ、理由・・・地球よりも、太陽に近い位置を公転しているため。

解説:

明けの明星とよいの明星は、内惑星である水星と金星の特徴です。

内惑星は地球より太陽に近い位置を公転しているため、真夜中に観察できません。

大問5 光合成の対照実験 ★⑥がやや難

岡山県公立高校入試理科2022年(令和4年)過去問題

岡山県公立高校入試理科2022年(令和4年)過去問題

 

解答:子房

解説:

果実があるということから、被子植物です。

被子植物では、受精後、子房は果実になります。

 

解答:ウ

解説:

倍率が上がるので、視野が狭く、暗くなります。

 

解答:ア、ウ

解説:

生産者は、光合成をして養分を生み出す植物です。

ア:コケ植物なので、正しい。

イ:菌類で、分解者です。

ウ:被子植物なので、正しい。

エ:草食動物で、消費者です。

オ:土の中の小動物で、消費者です。

 

解答:対照実験

解説:

単純な知識問題なので、解説略。

 

解答:エ

解説:

図1では、植物は光合成と呼吸を同時に行います。

BTB液には二酸化炭素が溶けており、光合成により消費されたり、呼吸により増加したりすることで、色が変化します。

緑色ピーマンの葉(試験管B)と赤色パプリカの葉(試験管D)は、BTB溶液の色が青色に変化したので、光合成で消費される二酸化炭素量が呼吸で出される二酸化炭素量より多く、結果として、光合成により試験管内の二酸化炭素が減少したと考えられます。

赤色パプリカの果実(試験管E)では、BTB溶液の色が黄色に変化したので、光合成で消費される二酸化炭素量が呼吸で出される二酸化炭素量より少なく、結果として、呼吸により試験管内の二酸化炭素が増加したと考えられます。

 

⑥ ★やや難

解答:試験管・・・H、理由・・・呼吸で放出した二酸化炭素の量と、光合成で吸収した二酸化炭素の量がほぼ等しく、BTB液の色が変化するほどの二酸化炭素の増減がなかったため。

解説:

試験管C:緑色ピーマンの果実+二酸化炭素+光→光合成で二酸化炭素が使われ、呼吸で二酸化炭素が放出されるが、BTB溶液の色が緑色のまま

試験管H:緑色ピーマンの果実+二酸化炭素→呼吸により二酸化炭素が放出されて、BTB溶液の色が緑色から黄色

これより、試験管CとHを比較することで、緑色ピーマンは、呼吸で二酸化炭素を放出しているが、それを光合成で消費しているため、BTB溶液の色が変化しなかったことが分かります。