こんにちは、家庭教師のそらです。

 

今回は、中3理科2学期定期テスト(中間・期末)過去問の解説第2弾です。

 

実際に定期テストで出題された問題の中で、とくに差が付く問題を厳選して解説します。

 

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家庭教師のそら

指導経験20年以上のプロ家庭教師。北海道の高校受験に特化した指導を展開。勉強がとても苦手な子の指導が得意です。授業料は1回1,500円のみ、その他の不透明な追加料金は一切なしで、月々6,000円(月4回)から気軽に始められます(>>ブログ記事一覧(目次))。

第1問

 

 

(1)

塩酸は、気体の塩化水素が水にとけた水溶液です。

 

 

(2)(5)

塩酸の電離式は、

HCl→H++Cl

より、陰イオンは塩化物イオンです。

 

 

(3)

陽極には塩化物イオン(Cl)が引き寄せられ、電子を放出して気体の塩素(Cl2)が発生します。

塩素の確認方法として、手で仰いでにおいをかぐ、塩素の漂白作用を利用して赤インクを陽極付近の液体にたらす、などがあります。

 

 

(4)

塩酸の電気分解の化学反応式は、

2HCl→H2+Cl2

と、水素:塩素=1:1の体積比で発生します。

しかし、塩素は水にとけやすい気体なので、水素の方が多く発生しているように見えます。

第2問

 

 

(1)

亜鉛は銅よりイオン化傾向が大きいので、うすい塩酸にとけて電子を放出します。

反応式は、

Zn→Zn2++2e

 

 

(2)(3)

+極になるのはイオン化傾向が小さい金属なので、銅板です。

 

 

(4)

銅板付近では、亜鉛板から来た電子2個を、塩酸の電離によって発生した水素イオンが受け取って、水素の膜が発生します(ボルタの電池の欠点)

銅板付近での反応式は、

2H++2e→H2

 

 

(5)

一次電池であるマンガン電池では、使い続けると亜鉛板が溶けてボロボロになり、電子をあまり放出できなくなり、電流があまり流れなくなっていきます。

 

 

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第3問

 

 

(1)

電車が等速直線運動をしているとき、物体も等速直線運動をしています。

等速直線運動では、進行方向に力が働かないので、おもりはどちらにも振れません。

 

 

(2)(3)

慣性の法則より、おもりは等速直線運動の状態を維持しようとするので、左に振れます。

 

 

(3)

ア:正しい

イ:等加速度運動の例です

ウ:力の釣り合いの例です

エ:正しい

オ:力の釣り合いの例です

第4問

 

 

(1)

物体に着目して、

バネ:天井がバネを引く力(A)と、おもりがバネを引く力(D)が釣り合い静止します。

おもり:重力(E)とバネがおもりを引く力(C)が釣り合い静止します。

 

 

(2)

点に着目して、AとB、CとDになります。

 

 

(3)

Eは重力で、地球がおもりを鉛直下向きに引く力です。

重力の反作用は、主語と述語を変えて、おもりが地球を引く力です。