第1問
(1)
オームの法則 V=IR⇔I=1/R×Vより、電流は電圧の大きさに比例し、比例定数は抵抗の逆数となります。
(2)
R=2.0V÷(160×1/1000A)=2.0×1000/160=1000/80=100/8=25/2Ω
(3)
オームの法則より、2.0Vの電圧が加わったときに160mAの電流が流れるので、1.5倍=3/2倍の3Vの電圧が加わったときに160mA×3/2=80×3=240mAの電流が流れます。
(4)
合成抵抗は、直列回路より、25/2Ω×2=25Ω
電圧の大きさは、オームの法則より、0.1A×25Ω=2.5V
(5)
合成抵抗は、並列回路かつ抵抗が同じなので、25/2Ω×1/2=25/4Ω
電流の大きさは、オームの法則より、4/25×5A=4/5×1000mA=4×200mA=800mA
第2問
(1)
札幌の空気は、25℃で雨が降っていることから、C
福岡の空気は、札幌より暑いことから30℃または35℃です。湿度が66%つまり飽和水蒸気量の約0.7倍と半分よりかなり多いと考えると、Eとなります。
(2)
解答例:ペットボトルの内圧が大気圧より低いため
(3)
答:偏西風
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第3問
(1)
気温28℃における飽和水蒸気量は27.2g/m3、その75%=0.75=75/100=3/4倍が水蒸気量となるので、
27.2g/m3×3/4=3×6.8=20.4g/m3
(2)
気温23℃における飽和水蒸気量は20.6g/m3、水蒸気量が11.2g/m3より湿度は、
11.2×20.6×100=54.36・・・≒54.4%
(3)
水蒸気量10.4g/m3を45%=0.45=45/100=9/20で割った値が飽和水蒸気量より、
飽和水蒸気量=10.4g/m3×20/9
20/9≒2より、飽和水蒸気量=10.4g/m3×2=20.8g/m3
この値に最も近い気温は23℃(イ)となります。
第4問
(1)
正解は、8時から10時の間です。
温帯低気圧の左側では、寒気が偏西風によって西から東へ進み、暖気と接して前線面が発生します。
前線面と地面との接点である寒冷前線では、寒気が垂直に押し上げて激しい上昇気流が生じるため、前線の左側で積乱雲や積雲が発生します。
積乱雲により、短時間に狭い範囲で非常に強い雨が降ります。
寒冷前線通過後は、北寄りの風が吹き、寒気に覆われるため気温が下がります。
温帯低気圧の右側では、暖気が偏西風によって西から東へ進み、寒気と接して前線面が発生します。
前線面と地面との接点である温暖前線では、暖気が寒気の上にはい上がり、ゆるやかな上昇気流が生じるため、前線の右側で乱層雲−高層雲−巻層雲−巻雲が生じます。
乱層雲により、広範囲に長い時間弱い雨が降ります。
温暖前線通過後は暖気に覆われるため、気温が上がり、南寄りの風が吹きます。
(2)
雨域は、温暖前線の前方と寒冷前線の後方より、CとAが正解です。
(3)
a地点では積乱雲に覆われ、短時間に強い雨が降ります。
(4)
①の考察過程で、C地点が正解だと分かります。