第1問
(1)
答:消化液(解説略)
(2)(3)
三大栄養素であるタンパク質は、まず胃(A)の消化腺である胃腺から分泌される消化液である胃液に含まれる消化酵素ペプシンにより、ペプトンに分解されます。
次に、すい臓(B)の消化液であるすい液に含まれる消化酵素トリプシンにより、ポリペプチドに分解され、
最後に、小腸(E)の壁の酵素であるペプチターゼにより、アミノ酸に分解されます。
(4)(5)
三大栄養素が分解された後、小腸(E)の柔毛に吸収されます。
(6)
ブドウ糖とアミノ酸は柔毛の毛細血管に、脂肪酸+モノグリセリドは脂肪に再合成されてから柔毛のリンパ管にそれぞれ吸収されます。
(7)
答:食べ物が細かくなり消化酵素と混ざりやすくなるから(解説略)
(8)
肝臓(C)で古い赤血球が分解されて胆汁が作られ、胆のう(D)という袋に蓄えられます。
胆汁は消化酵素を含んでいませんが、脂肪を乳化して、すい液リパーゼの働きを助ける働きをします。
第2問
(1)
Dは左心室で、最も厚い筋肉で出来ており、大動脈を通じて血液を全身に送り届けます。
これを体循環といいます。
(2)(3)
弁があるので、心臓に戻る血管である静脈です。
心臓の拍動により、右心房と左心房に血液が取り込まれますが、吸い込む力が弱いため、逆流を防ぐ弁があります。
(4)
液Qは組織液です。
組織液によって、細胞に酸素と養分(ブドウ糖・アミノ酸・脂肪)が送り届けられ、細胞呼吸が行われます。
(5)
血球Pは円盤状のかたちをしていることから、赤血球です。
赤血球に含まれるヘモグロビンが酸素と結びつき、酸素の少ない細胞に酸素を放出します。
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第3問
(1)(2)(3)
・A
だ液の働きにより、デンプンは麦芽糖(ブドウ糖がいくつか結合したもの)に分解されているので、ヨウ素液の色は変化しません。
・B
だ液の働きにより、デンプンは麦芽糖(ブドウ糖がいくつか結合したもの)に分解されているので、ベネジクト液を入れて加熱すると、青色から赤褐色(糖の濃度が低ければ黄色)の沈殿ができます。
このとき、沸騰石(X)を加え、突沸を防ぎます。
DはBの対照実験より、変化しません。
(4)
CはAの、DはBの対照実験です。
この対照実験では、AとCよりだ液の働きによりデンプンが分解され、BとDより麦芽糖が出来たことが確かめられます。
第4問
(1)
3.84s÷16人=0.24s/人
(2)
手は首より下にあるので、刺激の電気信号の伝達経路は、
感覚器官(皮膚)→感覚神経(A)→せきずい(B)→大脳→せきずい(C)→運動神経(D)→運動器官(筋肉)
です。
(3)
①
反射は、行動を起こすとき、刺激の電気信号が大脳を通りません(A→E→D)。
②
反射のメリットは、刺激の電気信号が大脳を経由しないため、刺激を受け取ってから反応を起こすまでの時間が短く、危険回避に役立つことです。
③
イとウが答えです(解説略)。
(4)
Aは関節、Bはけん、Cは上腕二頭筋(屈筋)、です。
腕を曲げるとき、上腕二頭筋が縮み、上腕三頭筋が緩みます。
(5)
草食動物であるウマは目が側面についており、これにより視野が広くなり、敵を見つけ逃げやすくなります。