第1問
(1)
答:(a)初期微動、(b)主要動
(2)
答:(a)P波、(b)S波
(3)
答:初期微動継続時間
(4)
1マスが1秒に相当し、初期微動継続時間は3マスより、3秒(イ)となります。
(5)
・X
B地点の初期微動継続時間が4秒、C地点の震源距離はB地点の135/60倍より、
C地点の初期微動継続時間=4s×135/60=135/15=9s
ゆえに、C地点にS波が届いた時刻は、6:33.34+9s=6:33.43
・A地点の震源距離
B地点の初期微動継続時間が4秒、A地点の初期微動継続時間はB地点の3/4倍、B地点の震源距離は60kmより、
A地点の震源距離=60km×3/4=15×3=45km
(6)
ア、イ
「5弱」とあるので、揺れの大きさを示す震度です。
ウ、エ
6.3と小数まで表記されているので、地震の規模を示すマグニチュードです。
(7)
震度は揺れの大きさなので場所により変化しますが、マグニチュード(エ)は地震のエネルギーなので場所によって変化しません。
第2問(やや難)
(1)
力は作用点と矢印の長さで表され、面に依存しません。
ゆえに、A面とC面で、スポンジを押す力の大きさは変わりません。
1.4kg=1400gは仮定より14Nに相当するので、レンガにはたらく重力の大きさ=レンガがスポンジを押す力の大きさは14Nです。
(2)
圧力の単位(N/m2)に留意して、
A面の圧力=14N÷(20/100m×10/100m)=14×100×100÷(20×10)=14×5×10=70×100=700N/m2=700Pa
圧力の比は面積比の逆比となり、C面はA面の7/10倍なので、C面の圧力はA面の10/7倍≒1.4倍とA面より大きくなります。
(3)
圧力が最も大きくなる面を探します。
圧力の単位(N/m2)に留意して、圧力は面積に反比例するので、面積が最も小さいB面が圧力が最も大きくなります。
(4)<やや難>
圧力の単位(N/m2)に留意して、面積をxとおいて計算すると、
14N×2/x=14N÷(7cm×10cm)
x=2×7×10cm2=20×7cm2
これより、C面となります。
C面の圧力は、14N×2÷(20×7cm2)=14×2×100×100÷(20×7)=2×10×100=2000N/m2=2000Pa
(5)<難>
・BとC
「BとCの結果を比較することで」とあるので、素直に従って比較すると、BからCで①と②でばねばかりの示す値はともに0.15N減少しており、この値が浮力に相当します。
BとCで変化しているのは、水に沈んだ容器の体積です。
ゆえに、「浮力の大きさは容器が押しのけた水の体積に依存する」といえます。
・①と②
「BとC」の比較から、①と②で「浮力の大きさは物体の質量に依存しない」と言えます。
(6)
②の容器において、Cは完全に沈んでおり、浮力の大きさは0.35Nです。
ゆえに、Dにおける浮力の大きさも0.35Nなので、ばねばかりの示す値は0.47Nのままです。
(7)
「浮かぶ」というのが容器が水中にどのくらい沈んだときか、条件が与えられていません。
また、表において、AからCのときのばねばかりの示す値の減少値が、①が0.40N、②が0.35Nですが、同じ容器で完全に沈めたのですから、浮力の大きさも同じくなるはずです。
しかし、実際は浮力の大きさが変化しており、一意に決定することができません。
残念ながら、この問題は解くことができません。
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第3問
(1)
答:焦点
(2)
実験1より、この凸レンズの焦点距離は4cmです。
スクリーンに物体と同じ大きさの倒立実像ができたとき、物体は凸レンズの焦点距離の2倍の位置にいるので、Xは8cmです。
このとき、物体と凸レンズとの距離と、凸レンズと倒立実像との距離が(三角形の合同より)等しくなるので、Yも8cmです。
(3)
光が集まってできる像なので、倒立実像です。
倒立実像は、凸レンズ側からスクリーンに映った像を見ると上下が逆に、スクリーン側から像を見ると上下左右が逆に見えます。
(4)
略
(5)
物体はちょうど凸レンズの焦点の位置にあるので、像はできません。
物体が凸レンズの焦点の内側にあるとき、凸レンズを通して実物より大きい正立虚像が見えます(イ)
(6)
スクリーンに物体が映る場合なので、倒立実像を考えます。
物体を凸レンズに近づけていくと、像は遠ざかりながら大きくなっていきます。
(7)<やや難>
光源とスクリーンの大きさ(高さ)がa cmと同じなので、この凸レンズの焦点距離は10cmです。
像の大きさは、焦点距離(10cm)より大きく焦点距離の2倍(20cm)より小さい範囲に像がいるとき、実物より大きくなります。