指導経験20年以上のプロ家庭教師。北海道の高校受験に特化。勉強がとても苦手な子の指導が得意です。
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第1問
(1)
メスシリンダーの目盛りを読むときの目線はウの位置で、最小目盛りの1/10まで読み取ります。
(2)
答:76.0cm3
(1)解説参照。
(3)
図1と図2より、76.0cm3-60.0cm3=16.0cm3
(4)
密度の単位(g/cm3)に留意して
43.2g÷16.0cm3=10.8/4=2.7g/cm3
(5)
表より、アルミニウムであることが分かります。
第2問(やや難)
(1)
密度の単位(g/cm3)に着目します。
密度[g/cm3]=質量[g]÷体積[cm3]⇔質量[g]=密度[g/cm3]×体積[cm3]
より、縦軸が質量[g]、横軸が体積[cm3]のグラフを考えると、原点を通る直線となり、グラフの傾きが密度[g/cm3]となります。
密度[g/cm3]は物質の種類と温度によって一定です。
この問題で与えられている表は、同一温度における体積と質量の関係でしょうから、質量と体積の比が同じであるなら、同一物質であると言えます。
以上の知識をもとに調べていくと、
質量[g]:体積[cm3]は、
A 8.0:1.0=8:1
B 7.2:3.0=2.4:1=12:5
C 24.0:3.0=8:1
D 4.0:5.0=4:5=0.8:1
E 12.0:5.0=12:5=2.4:1
F 12.0:6.0=2:1=0.5:1
以上より、同一物質をグループ化すると、(A、C)、(B、E)、D、F
の4種類に分けられることが分かります。
(2)
(1)のように物質を分けたのは、密度が異なるからです。
(3)
密度の単位(g/cm3)に留意して、(1)より、質量[g]:体積[cm3]が8:1であるAとCが最も密度が大きいことが分かります。
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第3問
(1)
プラスチックの性質として、
・軽くてしなやか
・熱や油・薬品に強い
・耐水性・可塑性に優れている
・生分解性プラスチックは土の中で微生物によって分解される
があります。
答としては「軽くてしなやか」を選べばよいでしょう。
(2)
立方体の体積は(一辺)3なので、このプラスチックの体積は8cm3です。
密度の単位(g/cm3)に留意して、
7.2g÷8cm3=0.9g/cm3
これより、このプラスチックはポリプロピレン(PP)であると推測できます。
(3)
プラスチックは石油由来の有機物なので、燃やすと水と二酸化炭素が発生します。
二酸化炭素は、温室効果ガスで、温暖化の2番目の原因となるので燃やしてはいけません。
第4問
(1)
石灰石(炭酸カルシウム)はうすい塩酸に溶けて、気体として二酸化炭素が発生します。
二酸化炭素は空気の約1.5倍で空気より重く、水にあまり溶けないので、アの水上置換法や、ウの下方置換法で捕集することができます。
(2)
石灰水(水酸化カルシウム)に二酸化炭素を通すと中和が起こり、水にとけにくい炭酸カルシウムの塩ができ、石灰水が白く濁ります。
さらに二酸化炭素を通していくと、炭酸カルシウムが水にとけやすい炭酸水素カルシウムになり、再び透明に戻ります。
(3)
線香の火は酸素がないので燃えることができず、消えます。
(4)(5)
二酸化炭素が水にとけると水素イオンを放出して、酸性の水溶液になります。
水溶液の名前は、炭酸水です。
図2のようにすると、二酸化炭素が水に溶けて、気体の分子数が減って内圧が大気圧(外圧)より低くなり、ペットボトルの容器がへこみます。
(6)
二酸化炭素は、無色・無臭の気体で、空気より重く、水に少し溶け、石灰水を白く濁らせます。
(7)
ア:正しい
イ:酸素の発生法です。
ウ:正しい
エ:正しい。ベーキングパウダーは重曹(炭酸水素ナトリウム)で、うすい塩酸などの酸と反応して、気体として二酸化炭素が発生します。