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第1問

 

 

(1)(2)

Aは間期で染色体が2倍に複製された状態です。

そこから、核膜が溶け(D)、染色体が赤道面に縦列した後、染色体が縦列面で分裂し両極へ移動し(B)、細胞質が分裂します(C)。

これにより、母細胞の核相が2nなら、娘細胞の核相も2nとなり、染色体(X)の数と種類(内容)が全く同じになります。

 

 

(3)

染色体の数は、生物の種類によって決まります。

ヒトの染色体数は2n=46、エンドウの染色体数は2n=14と表すことができます。

 

 

(4)

細胞Cより、細胞板によって細胞質が分裂されているので、植物細胞であることが分かります。

 

 

(5)

間期で2倍に複製された染色体は、細胞質分裂により、母細胞と同じ染色体数になります。

第2問

 

 

(1)

丸形の純系(AA)としわ形の純系(aa)を交配してできた雑種第一代F1はすべて丸形となり、

遺伝子型はAaとなります。

 

 

(2)

遺伝子型がAaの雑種第一代F1を交配してできた雑種第二代F2の遺伝子の組み合わせは、中3数学の式の展開の考え方を用いて、

AA、Aa、Aa、aaで、丸形の種子:しわ形の種子=3:1となります。

表より、理論的な数の比とほぼ一致していることが確認出来ます。

 

 

(3)

分離の法則より、遺伝子型がAaの雑種第一代F1が減数分裂してできる生殖細胞の遺伝子型は、Aとaです。

 

 

(4)

交配表を見て、

③は生殖細胞AとAの染色体の核が合体して、遺伝子型がAAの種子が、

④は生殖細胞Aとaの染色体の核が合体して、遺伝子型がAaの種子が、

⑤は生殖細胞aとaの染色体の核が合体して、遺伝子型がaaの種子が、

それぞれ発現します。

 

 

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第3問

 

 

(1)

赤色の純系(遺伝子型RR)と白色の純系(遺伝子型rr)を交配させてできた雑種第一代F1は全て赤色(遺伝子型はすべてRr)より、

赤色が優性形質、白色が劣性形質であることが分かります。

 

 

(2)

赤色の純系(遺伝子型RR)と白色の純系(遺伝子型rr)を交配させてできた雑種第一代F1は全て赤色(遺伝子型はすべてRr)です。

分離の法則より、雑種第一代F1の生殖細胞の遺伝子型は、Rとrです。

 

 

(3)

遺伝子型がRrの雑種第一代F1を交配させてできた雑種第二代F2の遺伝子の組み合わせは、中3数学の式の展開の考え方を用いて、

RR、Rr、Rr、rrで、赤色の花:白色の花=3:1となり、赤色の花の数が白色の花の数の3倍です。

雑種第二代F2の個数が2000株なら、赤色は2000×3/4=500×3=1500個、白色は2000-1500=500株です。