こんにちは、個別指導塾まさです。

 

今回は、2018年9月に行われた、中学3年北海道学力テスト総合Aの「英語」の問題・解答・詳しい解説を公開致します。

 

>>2019年総合Aの「英語」の問題・解答・詳しい解説

>>2017年総合Aの「英語」の問題・解答・詳しい解説

 

>>2018年総合Bの「英語」の問題・解答・詳しい解説

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>>2018年総合Aの「理科」の問題・解答・詳しい解説

 

 

>>【最新版】北海道の公立・私立高校受験対策おすすめ問題集(道コンSS・高校別)と差がつく正しい使い方

 

個別指導塾まさ

オンライン個別指導塾と家庭教師をやっています。北大院卒、指導経験20年以上。当塾は中上位高校志望の子が多いですが、勉強が苦手な子も多数在籍しています。今の学力は不問ですので、気軽にお申し込みください。授業料は1回70分 3,000円〜です。

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大門1 リスニング

音声が無いので、略。

大門2 空欄補充問題

 

★長文問題が重要なので、解説を簡略化しています。

 

AとBの英文を、必ずすべて読んでから判断してください。

 

1.答:ウ

AとBの英文より、Bは明らかに、英語を学んでいるという文章になるので、選択肢ウが最も適当です。

 

2.答:エ

AとBの英文より、Aは明らかに、パソコンを使うことの許可を求める文章になるので、選択肢エが最も適当です。

 

3.答:イ

AとBの英文より、Bは明らかに、この歌が多くの人々に良く思われている文章になるので、選択肢イが最も適当です。

 

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大門3 並び替え問題

 

★長文問題が重要なので、解説を簡略化しています。

 

1.答:is

2.答:to

3.答:been

 

<コメント>

文法問題集を「正しく」繰り返していれば、難なく解ける問題なので、解説を割愛します。

 

「正しく」とは、

・自分で解かずに答えをきれいに丸写しする → 何度も読み込む

です。

 

個別指導塾まさ推薦の文法問題集には、約3500の英文が載っています。

これらの英文を何度もしつこく読むことで、公立入試の長文を、英語を英語のまま自然に読めるようになるはずです。

 

個別指導塾まさ推薦の文法問題集は、こちらです。

>>オススメ問題集一覧(偏差値別)

大門4 長文問題

 

以下の手順でやることで、無理なく解くことができるはずです。

 

まず、本文のイントロ部分を読み、図表の大きな文字と図表をざっと読み、注意書きの単語の日本語部分を読み、本文の内容をざっくり捉えてください。

 

次に、問1を読みます。

問題文で「グラフから読み取れことについて」とあるので、問題文の英文はグラフを見ながら解くことになります。

・①

カッコのある英文の主語が「P.E.」で、カッコの直前にtheがあることから、グラフよりmostが答えです。

→ 問1① 答:most

・②

①を解く過程で、問題文の英文は各科目の「比較」をする内容となっていると推測できます。

カッコのある英文の主語が「English」で、文末に「science」があるので、グラフよりasが答えです。

→ 問1② 答:as

・③

カッコがある英文に「than」があるので、グラフよりmoreが答えです。

→ 問1③ 答:more

 

次に、問2を読みます。

本問は、疑問文に答えるタイプの問題です。

疑問文に対して定型的に返し、疑問文の答えを本文から探します。

疑問文の答えはグラフから選ぶよう指定されているので、「music」などとすればよいでしょう。

→ 問2 答:My favorite subject is music.(例)

 

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大門5 長文問題(会話文、入試の易しめレベル)

 

以下の手順でやることで、無理なく解くことができるはずです。

 

まず、本文のイントロ部分を読み、本文の登場メンバーをチェックし、注意書きの単語の日本語部分を読み、本文の内容をざっくり捉えてください。

 

次に、問1を読みます。

あらかじめ、選択肢をざっと読んでください。

次に問題のタイプを判別します。

本問は空欄補充問題なので、前後の文を含めて読むことで、答えを得られるはずです。ダメなら、読む範囲を少しずつ広げていきましょう。

・A

Mikeの1つ目の会話と、Yumiの1つ目の会話をすべて読むことで答えることができます。

カッコのある英文の「it」は「kanji」で、その意味はカッコの後の英文より、「water saving」です。

選択肢の中で「water saving」に相当するのは、選択肢ウしかありません。

→ 問1(A) 答:ウ

・B

長文は、1つの段落で、最初にその段落で主張したい内容→主張の根拠→主張したい内容、という構成になっています。

また、1つの段落に、1つの主張・1つの状況という構成になっています。

学校裁量問題で必要になる知識ですので、抑えてください。

さて、(B)はYumiの会話にありますが、ここのYumiの会話だけを読んでも、確信を持って答えることはできません。

(B)の前に「that」は直前のMikeの会話にありますが、Mikeの会話の直前を読んでも分かりません。

そこで、Mikeの会話の最初の英文に目を付けると、「that」は「some scientists are developing devices to make drinking water from sea water.」であることが分かります。

ここを踏まえて(B)がある英文を読むと、(B)の後半の英文「原因」、前半の英文が「結果」となっているので、選択肢エが最も適当です。

→ 問1(B) 答:エ

 

次に、問2を読みます。

本問は空欄補充問題なので、前後の文を含めて読むことで、答えを得られるはずです。ダメなら、読む範囲を少しずつ広げていきましょう。

前後の英文を読んで、「分かりました」を表す英文を考えると、「I see.」が適当であると言えます。

→ 問2 答:(Oh,) I see.

 

次に、問3を読みます。

あらかじめ、選択肢をざっと読んでください。

次に問題のタイプを判別します。

本問は空欄補充問題なので、前後の文を含めて読むことで、答えを得られるはずです。ダメなら、読む範囲を少しずつ広げていきましょう。

空欄の前後で改行されているので、Yumiの会話に絞って、空欄の前の英文から答えを考えると、選択肢イが正解だと分かります。

「You know water is very important for our life.」→「We can’t live without water.」

と、自然な流れになっていますね。

→ 問3 答:イ

 

次に、問4を読みます。

本問は単なる文法問題で、問題文と下線部がある英文のみ読んで解けます。

→ 問4 答:Expensive ones are used by every country.

 

次に、問5を読みます。

本問は並び替え問題なので、下線部の前の文章→下線部の文章+カッコ内の単語→下線部の後の文章、の順で読んでから、並び替えをします。

このとき、指示語があるなら直前の文から読み上って中身を特定します。

接続詞や副詞などにも注意してください。

並び替えをするとき、カッコの直前と直後の単語に注目すると、最初と最後の単語が特定できます。

並び替えをした後、もう一度前後の文を読んで、自然な流れになっていることを確認して、完了です。

→ 問5 答:(Anyway,) saving water is important for us(.)

 

次に、問6を読みます。

本問は、問題文に与えられているタイプの問題です。

こういうタイプの問題は、以下の3つの方法で解きます。

① まずは問題文の英文のみで解けないかやってみる

② ①がダメなら、「(注)」にここまで読んだ文の単語が無いかをチェック。あるなら、「※」を手がかりに本文からその単語を探し、その単語の周辺部から答えを探す。

③ ②がダメなら、「(注)」に単語がない場合、ここまで読んだ文の中で、明らかに目立つ単語に目を付け、本文をざっと読んでキーワード検索をする。

・ア

空欄補充問題なので、前後の文を含めて読みます。

すると、「to」が答えであると推測できます。

これだけではただの当てずっぽうなので、本文から該当箇所を探します。

「Mr. Sato」に目を付けてキーワード検索すると、本文のYumiの2つ目の会話に行き着きます。

このYumiの会話は2段落構成になっているので、まずは1段落目を読んで見ると、(ア)がある英文に該当する英文がありません。

第2段落目を読んでも、(ア)がある英文に該当する英文がありませんが、このYumiの会話を踏まえると、(ア)は「日本には十分な飲み水がある」と考えてよさそうなので、答えはtoです。

→ 問6(ア) 答:to

・イ、ウ

(イ)の次の英文は、Yumiの会話の第2段落目の英文と一致しています。

(ウ)がある英文は、「We should think of that(=drinking water for all the people in the world)」と一致するので、(ウ)には「thinking」が入ります。

(イ)ですが、本文のYumiの2つ目の会話で、一致する英文がありませんので、もう少し突っ込んで考えてみます。

(イ)がある英文の「they」は、直前の英文を読んで「people in Japan」で、(イ)がある英文は、「日本の人々が水を何かしたがっている」となります。

本文のYumiの2つ目の会話より前で、「日本の人々」が「水」を何かしている英文を、Yumiの会話から探してみると、「water saving」にたどり着きます。

これより、(イ)には「save」が入ると予想できます。

(イ)がある英文には接続詞の「But」があるので、(イ)がある英文の後を読んで見ると、自然な流れになっていることが分かるので、「save」が答えです。

→ 問6(イ) 答:save

→ 問6(ウ) 答:thinking

 

次に、問7を読みます。★一度飛ばして最後まで解いてから戻りましょう★

本文は、内容一致問題ですので、以下の4つの方法で解きます。

① 選択肢をざっと読み、主語をつかむ

② 「(注)」に選択肢の文の単語が無いかをチェック。あるなら、「※」を手がかりに本文からその単語を探し、その単語の周辺部から答えを探す。

③ 「(注)」に単語がない場合、選択肢の文の中で、明らかに目立つ単語に目を付け、本文をざっと読んでキーワード検索をする。

④ 選択肢は本文の読む順になっている場合が多い。例えば、選択肢ウは選択肢イで読んだ後の英文に答えがあると考えることができる。

・ア

「poster」が「(注)」にあるので、「※」を手がかりに本文から探します。

すると、Mikeの1つ目の会話にたどり着きます。

ここから前後の英文を読むと、選択肢アが正しいことが分かります。

・イ

選択肢アで読んだ本文の続きを読めば良さそうです。

Yumiの1つ目の会話より、選択肢イが誤りであることが分かります。

・ウ

「Mr. Sato」でキーワード検索すると、Yumiの2つ目の会話にたどり着きます。

Yumiの2つ目の会話の1行目より、選択肢ウは誤りであることが分かります。

・エ

選択肢ウで読んだ本文の続きを読めば良さそうです。

Yumiの2つ目の会話の1段落目より、選択肢エは誤りであることが分かります。

・オ

「sea」でキーワード検索してみます。

選択肢エで読んだ本文の続きから読んでいくと、Mikeの3つ目の会話にたどり着きます。

Mikeの3つ目の会話の2行目と3行目より、選択肢オは正しいことが分かります。

→ 問7 答:ア、オ

大門6 長文問題(入試標準レベル)

 

★以下の手順でやることで、無理なく解くことができるはずです。

 

まず、以下の作業を行ってください。

 

本文のイントロ部分を読む→本文に段落番号を振る→注意書きの単語の日本語部分を読み、本文の内容をざっくり捉える

 

次に、問1を読みます。

あらかじめ、選択肢をざっと読んでください。

次に問題のタイプを判別します。

本問は空欄補充問題なので、前後の文を含めて読むことで、答えを得られるはずです。ダメなら、読む範囲を少しずつ広げていきましょう。

・①

①がある英文の前後より、選択肢カが最も適当であることが分かります。

→ 問1① 答:カ

・②

②がある英文にhasがあるので、現在完了の英文であることが分かります。

②の英文は「そのとき以来」と読めるので、選択肢イが最も適当です。

→ 問1② 答:イ

・③

長文は、1つの段落で、最初にその段落で主張したい内容→主張の根拠→主張したい内容、という構成になっています。

また、1つの段落に、1つの主張・1つの状況という構成になっています。

さて、③がある英文の前は別の段落をまたぐので、③がある英文以降を読んで、答えを出します。

③がある英文にhasがあるので、現在完了の英文であることが分かります。

③の英文と選択肢を読み比べると、選択肢アが最も適当であると言えます。

→ 問1③ 答:ア

 

次に、問2を読みます。

本問は空欄補充問題なので、前後の文を含めて読むことで、答えを得られるはずです。ダメなら、読む範囲を少しずつ広げていきましょう。

・(A)

(A)は2カ所あることに注意してください。

1つ目の(A)がある英文の前後を読むと、「お弁当を作ること」と読めるので、「making」や「cooking」が入りそうです。

2つ目の(A)がある英文の直前に「I’ll make your lunch every day.」とあることに留意すると、(A)には「making」が入るということでよいでしょう。

→ 問2(A) 答:making

・(B)

(B)は2カ所あることに注意してください。

(B)がある英文の前後を読んでも、明確な答えは得られません。この英文が書かれた状況が分からないからです。

第一段落を読む必要があるので、第一段落の最初と最後のみを読むと、「Ken always thinks that his mother works very hard for him.」という英文にたどり着きます。

これより、(B)がある英文は「his mother works very hard for him.」と一致するので、(B)には「very」が入ることになります。

しかし、2つ目の(B)に「very」を入れることはできないので、「too」と置き換える必要があります。

→ 問2(B) 答:too

 

次に、問3を読みます。

あらかじめ、選択肢をざっと読んでください。

次に問題のタイプを判別します。

本問は指示語の中身を特定する問題ですので、直前の文から読み上っていき、指示語の中身を突き止めます。

下線部の英文を和訳すると、「あなたはそうする必要はない。」ですので、行動を起こさねばならない原因となる英文に答えがありそうです。

読み上っていくと、「Mom, I’m going to buy my lunch at school.」にたどり着きます。

これより、答えは選択肢イです

→ 問3 答:イ

 

次に、問4を読みます。

本問は、疑問文に答えるタイプの問題です。

疑問文に対して定型的に返し、疑問文の答えを本文から探します。

問1〜3を解く過程で、疑問文の答えは第二段落にありそうだと言えます。

まずは第二段落の最初と最後らへんを読んでみると、「I want to talk to you by making your lunch.」にたどり着きます。

これより、答えが得られます。

→ 問4 答:(Because) she wanted talk to him.

 

次に、問5を読みます。

本問は、問題文に与えられているタイプの問題です。

こういうタイプの問題は、以下の3つの方法で解きます。

① まずは問題文の英文のみで解けないかやってみる

② ①がダメなら、「(注)」にここまで読んだ文の単語が無いかをチェック。あるなら、「※」を手がかりに本文からその単語を探し、その単語の周辺部から答えを探す。

③ ②がダメなら、「(注)」に単語がない場合、ここまで読んだ文の中で、明らかに目立つ単語に目を付け、本文をざっと読んでキーワード検索をする。

(1)

・ア

空欄補充問題なので、前後の文を含めて読みます。

(ア)はある英文は現在完了の英文なので、「been」が適当であると言えそうです。

(ア)はある英文の前後の英文は、明らかに本文とのつながりが無いので、これらの英文より、「been」が適当であると決定してOKです。

→ 問5(1)ア 答:been

・イ

(イ)がある英文の前後を読んでも、確実な答えを出せないので、本文より該当箇所を探します。

「his father died」でキーワード検索すると、第一段落の2〜3行目に行き着きます。

ここを読むことで、現在完了の流れとなることから、まずは「since」が答えになりそうだと言えます。

しかし、(イ)がある英文は現在完了の英文でないので、「since」は不適です。

そこで、(イ)の前後の英文が主述関係が完結していることに着目すると、因果関係を示す接続詞「because」が適していることが分かります。

→ 問5(1)イ 答:because

・ウ

(ウ)がある英文の前後を読んでも、確実な答えを出せないので、本文より該当箇所を探します。

「Kyoto」でキーワード検索すると、第3段落に行き着きます。

第3段落の最初と最後らへんの英文を読んでみて、(ウ)がある英文と一致する英文を探すと、「So he wants to take her to Kyoto in the near future.」にたどり着きます。

以上より、答えは「taking」です。

→ 問5(1)ウ 答:Taking

・エ

(エ)がある英文の前後を読んで、(エ)がある英文は「彼女はまだ京都に行ったことがない」となるので、答えは「not」や「never」となります。

→ 問5(1)エ 答:not/never

(2)

本文に真(Makoto)に関する情報が無いので、空欄がある英文は問題文の英文から抜き出すことになります。

前後の英文を読んで、空欄がある英文と一致する英文は、「Taking his mother to Kyoto is Ken’s dream.」です。

これより、答えが得られます。

→ 問5(2) 答:(I hope that Ken will) take his mother to Kyoto.

 

次に、問6を読みます。★一度飛ばして最後まで解いてから戻りましょう★

本文は、内容一致問題ですので、以下の4つの方法で解きます。

① 選択肢をざっと読み、主語をつかむ

② 「(注)」に選択肢の文の単語が無いかをチェック。あるなら、「※」を手がかりに本文からその単語を探し、その単語の周辺部から答えを探す。

③ 「(注)」に単語がない場合、選択肢の文の中で、明らかに目立つ単語に目を付け、本文をざっと読んでキーワード検索をする。

④ 選択肢は本文の読む順になっている場合が多い。例えば、選択肢ウは選択肢イで読んだ後の英文に答えがあると考えることができる。

・ア

「high school」が「(注)」にあるので、「※」を手がかりに本文から探します。

次に、この単語がある英文の周辺を読みます。

この手順により、選択肢アは誤り、つまり答えになります。

・イ

「taxi driver」が「(注)」にあるので、「※」を手がかりに本文から探します。

次に、この単語がある英文の周辺を読みます。

この手順により、選択肢イは正しい、つまり答えになりません。

・ウ

特徴的な単語がありません。

選択肢アとイで読んだ英文以降を読むことに留意すると、第一段落はすべて読んだので、選択肢ウは第二段落を読むことになると推測できます。

第二段落の最初を読むと、選択肢ウは誤り、つまり答えになることが分かります。

・エ

選択肢ウと類似した英文なので、第二段落を読むことになりそうです。

選択肢ウで第二段落の最初を読んだので、今度は第二段落の最後を読んで見ます。

これより、選択肢エは正しい、つまり答えになりません。

・オ

「take〜to」が「(注)」にあるので、「※」を手がかりに本文から探します。

次に、この単語がある英文の周辺を読みます。

この手順により、選択肢アは正しい、つまり答えになりません。

→ 問6 答:ア、ウ