静岡県公立高校入試オススメ過去問題集
★過去問
★模擬テストとリスニング対策
※模擬テストは1教科のみ表示。Amazonなどでは5教科すべて販売されています。
大問1 小問集合
(1)
解答:子房
解説:
単純な知識問題なので、解説略。
(2)
解答:イ
解説:
弦の張りを強くすると、音が高くなります。音が高くなるとは、振動数が多くなるということです。
この状態で元の弦と同じ振動数の音を出すには、弦を太くしたり、弦の長さを長くしたりします。
(3)
解答:2Mg+O2→2MgO
解説:
マグネシウムの燃焼により、酸化マグネシウムが生じます。
化学反応式は、
Mg+O2→MgO
酸素原子は、左辺2個・右辺1個より、右辺のMgOを2倍します。
Mg+O2→2MgO
マグネシウム原子は、左辺1個・右辺2個より、左辺のMgを2倍します。
2Mg+O2→2MgO
全ての原子を見たので、これで化学反応式は完成です。
(4)
解答:海上と比べて陸上の方が気圧が低く、海から陸に向かって風が吹く。
解説:
暖かいと上昇気流が生じて気圧が低くなり、冷たいと下降気流が生じて気圧が高くなります。
風は冷たい方(気圧が高い)から暖かい方(気圧が低い)へ吹きます。
夏の穏やかな晴れた日の昼間は、陸上が暖かく、海上が冷たいので、海から陸へ風(海風)が吹きます。
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大問2 食物連鎖
(1)①
解答:イ、ウ
解説:
ア:魚類と両生類(幼生)に共通する特徴です。
イ:両生類(成体)とハチュウ類と鳥類とホニュウ類に共通する特徴です。
ウ:魚類・両生類・ハチュウ類・鳥類・ホニュウ類すべてに共通する特徴です。
エ:魚類とハチュウ類に共通する特徴です。
(1)②
解答:あ・・・中枢、い・・・末しょう
解説:
刺激は、感覚神経が首から下にある場合、
感覚器官→感覚神経→せきずい→大脳→せきずい→運動神経→運動器官
の順で伝わっていきます。
(1)③
解答:トカゲの卵には殻があり、乾燥に強いから。
解説:
ハチュウ類は乾燥に適したからだの作りをしています。
(1)④
解答:増加・・・bの生物を食物とするcの生物が減少したから。、減少・・・bの生物の食物となるaの生物が不足するから。
解説:
解答の通りです。
(2)
解答:記号・・・A、理由・・・微生物がデンプンを分解したから。
解説:
試験管Aには分解者がいるため、有機物であるデンプンを入れると、分解者によりデンプンが分解されます。ゆえに、ヨウ素液の色は変化しません。
試験管Bには分解者がいないため、デンプンは分解されず、ヨウ素液が青紫色に変化します。
(3)
解答:動物は有機物をとり入れることが必要であるが、有機物をつくることができるのは生産者だけだから。
解説:
動物は、酸素があることで外呼吸ができます。
しかし、有機物が無いと呼吸(内呼吸)ができません。
この有機物は植物の光合成によって作られ、動物は有機物を作ることができません。
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大問3 磁界の総合問題・消費電力 ★(2)①と(3)③が難
(1)①
解答:不導体、または絶縁体
解説:
単純な知識問題なので、解説略。
(1)②
解答:ア
解説:
電流の向きに留意して、磁界の向きは反時計回りです。
磁力線は、N極から出ます。
(2)① ★難
解答:ア、ウ
解説:
図10において、電流の向きは点Bの奥へ、磁界の向きは点Bから左向きです。
図10で、点Bがエの位置で受けた電磁力により、アの位置まで惰性で回ります。
しかし電流と磁界の向きを変えずにいると、点Bがアからイの位置へ回るとき、回転方向と逆向きの力を受けるため、回転することができません。
そこで、点Bがアの位置にきたときに、電流の向きを逆向きにすることで、回転方向と同じ向きの力を与えることができます。
磁界と電流の向きをこの状態に保つと、点Bはウの位置まで回転しますが、ウからエの位置へ回るときに、再び回転方向と逆向きの力を受けるので、1回転するには、ウの位置で電流の向きを逆向きにする必要があります。
(2)②
解答:あ・・・イ、い・・・エ
解説:
水力発電は、以下のエネルギーの流れで電気を得ます。
水が持つ位置エネルギー(ダム)→水が持つ運動エネルギー(水路)→水車の運動エネルギー→電気エネルギー
(3)①
解答:
解説:
抵抗(電熱線)に対して、電流計は直列に、電圧計は並列に接続します。
(3)②
解答:
解説:
電熱線Pの消費電力は4Wで、上昇温度は2℃です。
電熱線Qの消費電力は8Wで、上昇温度は4℃です。
電熱線Qの消費電力は12Wで、上昇温度は8℃です。
以上の3点と原点を通る直線を書いて、答えが得られます。
ところで、電熱線から放出された熱エネルギーが、すべて水温上昇に使われた場合、以下の式が成り立ちます。
P[W]×t[s]=4.2×水の質量[g]×上昇温度[℃]
⇔ 上昇温度[℃]=P[W]×(t[s]/(4.2×水の質量[g]))
上式より、電流を流す時間t[s]と水の質量[g]が一定のとき、上昇温度[℃]は消費電力P[W]に比例します。
しかし問題文には、「電熱線から放出された熱エネルギーが、すべて水温上昇に使われた」という条件が書かれていないので、上式で考察するのは正確ではありません。
問題文には「図12をもとにして」と書かれているので、素直にそれに従って解かねばならないことに注意してください。
問題文に忠実に解くことが、公立高校入試を解く上で重要です。
(3)③ ★やや難
解答:12.5
解説:
電熱線Qの消費電力=8W=42/R ⇔ 電熱線Qの抵抗=2Ω
電熱線Rの消費電力=16W=42/R ⇔ 電熱線Qの抵抗=1Ω
直列回路より、合成抵抗=2Ω+1Ω=3Ωです。
回路全体の電圧=7.5Vより、回路全体の電流=7.5V/3Ω=2.5Aです。
直列回路では、各抵抗に流れる電流の大きさは等しいので、
電熱線Qの消費電力=(2.5A)2×2Ω=(5/2)2×2=25/2=12.5W
大問4 地層 ★(2)③がやや難
(1)
解答:示準化石
解説:
単純な知識問題なので、解説略。
(2)①
解答:エ
解説:
れきは直径2mm以上、砂は直径2〜1/16mm、泥は直径1/16mm以下で区分けされます。
(2)②
解答:流水によって運ばれたから。
解説:
単純な知識問題なので、解説略。
(2)③ ★やや難
解答:1.4
解説:
凝灰岩(火山灰)の層の上面の標高は、
A地点:38m-9m=29m
B地点:40m-8m=32m
C地点:50m-11m=39m
これより、A地点→B地点→C地点の順で直線で見ると、この順で標高が高くなっていることが分かります。
A地点とB地点の水平距離は0.6km、標高差は3mです。
B地点とC地点の標高差は7mであるので、水平距離を比例式を立てて求めます。
x:7m=0.6km:3m=0.2km:1m=1.4km:7m
⇔ x=1.4km
大問5 月・星・金星 ★(2)②が難
(1)①
解答:イ
解説:
ア:月は地球の周りを回る衛星です。
イ:正しい。月は天体の一つです。
ウ:月は恒星ではありません。
エ:月の満ち欠けの周期は、約29.5日です。
(1)②
解答:地球の影に入る
解説:
日食は新月、月食は満月のときに起こります。
日食では、太陽が新月の東側(左側)から入り、太陽の右側が欠けていきます。
月食とは、地球の影が満月の東側(左側)から入り、月の左側が欠けていきます。
(2)①
解答:b→c→a
解説:
星の年周運動では、星は東から西へ動いて見えるので、午後9時で統一すると、bの星が最も東側に、aの星が最も西側にあります。
よって、観察した日は、b→c→aの順です。
(2)② ★難
解答:ウ
解説:
問題文より、金星は0.62年で360°公転するので、2か月=1/12年=1/6年では、
1/6年:x=0.62年:360°
⇔ x=60/0.62=6000/62≒100°
地球の公転周期は360°/年であるので、2か月では360°/年×1/6年=60°公転します。
回転差は約40°(100°-60°)であるので、図18から2か月後の金星は、よいの明星で地球にかなり近づいた状態です。
このときの金星を地球から肉眼で見ると、右側が細長くかつ大きく見えます。
天体望遠鏡で見た場合、左側が細長くかつ大きく見えます。
大問6 気体の性質・中和 ★(2)③④がやや難
(1)①
解答:イ
解説:
単純な知識問題なので、解説略。
(1)②a
解答:a・・・試験管Pの中にあった空気が含まれているから。
解説:
解答の通りです。
重要事項なので、必ず覚えましょう。
(1)②b
解答:b・・・空気よりも密度が大きいから。
解説:
二酸化炭素は空気の1.5倍の重さがあるので、下方置換法で捕集することもできます。
(1)②c
解答:c・・・ア
解説:
酸性の水溶液を選べばよいです。
ア:酸性の水溶液になるので、正しい。
イ:中性の水溶液になります。
ウ:中性の水溶液になります。
エ:アルカリ性の水溶液になります。
(2)①
解答:1.5
解説:
溶質(溶けているもの)の質量=50g×0.03=5×0.3=1.5g
(2)②
解答:中和
解説:
単純な知識問題なので、解説略。
(2)③ ★やや難
解答:3/4n
解説:
HCl→H++Cl–
NaOH→Na++OH–
H++OH–→H2O
Na++Cl–→NaCl
HCl+NaOH→NaCl+H2O
これより、水酸化物イオンn個と、水素イオンn個が中和します。
よって、図21において、水酸化ナトリウム水溶液8cm3に含まれる水酸化物イオンの個数n個です。
1cm3あたりn/8個であるので、6cm3では、(n/8)×6=3/4n個。
(2)④ ★やや難
解答:24
解説:
ビーカーBとCには、n個の水酸化物イオンが含まれています。
ビーカーBにおいて、3cm3のXにはn/8×3=3/8n個の水酸化物イオンが含まれているので、15cm3のYにはn-3/8n=5/8n個の水酸化物イオンが含まれています。
ビーカーCでは、すべてYの水酸化ナトリウム水溶液であり、n個の水酸化物イオンが含まれています。15cm3で5/8n個であるので、acm3とおいて比例式を立てると、
15cm3:5/8n個=acm3:n個=5/8a:5/8n
5/8a=15
a=15×8/5cm3=24cm3