こんにちは、個別指導塾まさです。

 

今回は、中2理科1学期定期テスト(学年末テスト)過去問の解説第9弾です。

 

実際に定期テストで出題された問題の中で、とくに差が付く問題を厳選して解説します。

 

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個別指導塾まさ

別業界の会社で働きながら、副業でオンライン個別指導塾と家庭教師をやっています。北大院卒、指導経験20年以上。当塾は中上位高校志望の子が多いですが、勉強が苦手な子も多数在籍しています。今の学力は不問ですので、気軽にお申し込みください。授業料は1回70分 3,000円〜です。

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第1問

 

(1)

例えば水(H2O)を見ると、原子の種類(HとO)、原子の結びつく割合(H:O=2:1)が分かります。

 

(2)

水素、銅、塩素、マグネシウムは1種類の原子でできているので単体です。

このうち、銅とマグネシウムは金属原子でできているので、分子を作らない単体です(B)

消去法で、水素と塩素は分子を作る単体です(A)

水、二酸化炭素、酸化銅、塩化ナトリウムは2種類以上の原子でできているので化合物です。

このうち、酸化銅と塩化ナトリウムは金属原子を含むので、分子を作らない化合物です(D)

消去法で、水と二酸化炭素は分子を作る化合物です(C)

 

(3)

答:単体

化合物である水は、電気分解をすると、水素と酸素に分解されます。

第2問

 

(1)

解答例:電流が流れるようにするため

 

(2)

水素の性質です。水素イオン(H+)より、水の電気分解によって、陰極で水素(気体B)が発生します。

酸素の性質です。水酸化物イオン(OH)より、水の電気分解によって、陽極で酸素(気体A)が発生します。

 

(3)

水の電気分解の化学反応式は、

2H2O→2H2+O2

H2(陰極):O2(陽極)=2:1より、ウが正解です。

 

(4)

答:電気分解

 

(5)

水の電気分解の化学反応式は、

2H2O→2H2+O2

問題文の化学反応式と比較して、酸素分子となっておらず(ア)、原子の個数が左右で釣り合っていません(イ)

水の電気分解の化学反応式は、

2H2O→2H2+O2

より、イとウが誤りです。

水の電気分解の化学反応式は、

2H2O→2H2+O2

5倍すると、

10H2O→10H2+5O2

これより、10個の水分子を電気分解すると、水素分子が10個、酸素分子が5個発生します。

 

 

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第3問

 

(1)

Aの木片は有機物より、火を付けると炭と一酸化炭素や二酸化炭素などの気体が発生します。

開放系での実験より、発生した気体の質量分だけ質量が減少します(イ)。

Bのスチールウールに火を付けると燃焼がおこり、化合した酸素の分だけ質量が増加します(ア)

 

(2)

(解答例)

A:木片の一部が燃えて二酸化炭素などの気体が発生し、質量が減少したから

B:スチールウールが燃焼して酸化鉄になり、化合した酸素の分だけ質量が増加したから

第4問

 

(1)

鉄を空気中に放置すると赤さび(酸化鉄Ⅲ)になります。

ア:正しい。銅を強く加熱すると黒さび(酸化銅Ⅱ)になります

イ:酸化銀の熱分解のはなしで、酸化(化合)とは異なる化学変化です

ウ:正しい。マグネシウムの燃焼です

エ:炭酸水素ナトリウムの熱分解のはなしで、酸化(化合)とは異なる化学変化です

 

(2)

酸化により、化合した酸素の分だけ質量が増加します。

 

(3)

解答例:空気中の酸素とふれあわなくなるから