第1問
(1)
実験①より、Yは水に溶けにくいかたくり粉(デンプン)です。
実験②より、Xは有機物である砂糖、Zは無機物である食塩です。
(2)
X(砂糖)とY(デンプン)は有機物より、充分な酸素のもとで燃やすと、水と二酸化炭素に化学変化します。
(3)
スチールウールが燃焼すると酸素と化合して二酸化炭素に化学変化しますが、気体は発生しないので、石灰水の色は変化しません。
また、スチールウールは無機物なので、水と二酸化炭素は発生しないことから、石灰水の色は変化しないことが予想できます。
第2問
(1)
ガスバーナーのネジは、反時計回り(b)に回すと開き、時計回りに(a)に回すと閉じます。
Bはガスが供給されるコックの側にあるので、ガスの量を調節するガス調節ねじ、Aは空気(酸素濃度)を調節する空気調節ねじです。
火を付けるときにはガスが必要なので、ガス調節ねじ(B)を反時計回り(b)に回して開き、ガスを供給します。
(2)
常識的に考えて、アとエが誤りであることが分かります。
(3)
火を付けるときは、上流(元栓)から順に開いていきます。
ゆえに、ア→オ→カ→ウ→エ→イ、という流れになります。
アは元栓を開く前段階として、必要な操作となります。
(4)
ガスバーナーに火を付けるとき、マッチの火を口の下側に近づけて付けます。
(5)
オレンジ色の炎は酸素不足、青色の炎は酸素が足りているサインです。
(6)
火を消すときは、下流(空気調節ねじ(A))から順に閉じていきます。
閉じるときは、調節ねじを時計回り(a)に回します。
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第3問
(1)
密度の単位(g/cm3)に留意して、
4.7g÷5.0cm3=47/5×(1/10)=9.4×(1/10)=0.94g/cm3
(2)
密度の単位(g/cm3)に留意して、
1.05g/cm3×12cm3=105×(10+2)×(1/100)=(1050+210)×(1/100)=1260/100=1.26g
(3)
密度の単位(g/cm3)に留意して、
4.6g÷0.92g/cm3=460/92=5.0cm3
第4問(難)
(1)<難>
密度の単位(g/cm3)に留意して、
同一質量(g)で液体Aは体積(cm3)が大きいので、密度はA<Bです。
同一体積(cm3)では、質量(g)比は密度(g/cm3)の比となるので、Bの方が大きくなります。
同一質量(g)では、体積(cm3)比は密度(g/cm3)の逆比となるので、Aの方が大きくなります。
以上より、正解はエです。
(2)
表より、水銀の比重=密度より大きいのは金なので、固体の金は液体の水銀に沈みます。
(3)
密度の単位(g/cm3)に留意して、
固体の鉄の密度は7.87g/cm3、質量(g)は5.0gより、
体積(cm3)=5.0g÷(7.87g/cm3)=500/787=0.63・・・≒0.6cm3
(4)<難>
密度の単位(g/cm3)をよく見ると、密度とは質量(g)と体積(cm3)の比で、密度は物質の温度によって一定であることから、同一温度においては、質量(g)と体積(cm3)の比は常に一定です。
ゆえに、4cm3:10.8g=1cm3:2.7g=3cm3:8.1gとなり、8.1gが正解です。
質量(g)と体積(cm3)の比が1cm3:2.7gより、密度は2.7g/cm3なので、表よりこの物質は固体のアルミニウムです。