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今回は、2022年に行われた、愛知県(B日程)公立高校入試「理科」の問題・解答・詳しい解説を公開致します。

 

※全ての問題が入試標準レベル以上であり、このレベルの問題演習を沢山やらないと、点を取るのが難しいセットです。

 

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大問1 小問集合(地震・鏡)

愛知県(B日程)公立高校入試理科2022年(令和4年)過去問題

 

(1)

解答:午前9時23分51秒

解説:

B地点の初期微動継続時間は、

80km:10s=144km:x

144:x=80:10=8:1=144:18

x=18

よって、B地点で主要動が始まる時刻は、午前9時23分33秒の18秒後である、午前9時23分51秒です。

 

(2)

解答:Ⅰ・・・ウ、Ⅱ・・・エ

解説:

鏡で全身を見るためには、鏡の長さは身長の半分以上あればよいです。

鏡の上端では頭上からの光が鏡に入射→反射して目に届き、鏡の下端ではつま先からの光が鏡に入射→反射して目に届きます。

このとき、入射角=反射角であるため、鏡からの距離は関係ありません。

 

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大問2 光合成のメカニズム

愛知県(B日程)公立高校入試理科2022年(令和4年)過去問題

愛知県(B日程)公立高校入試理科2022年(令和4年)過去問題

 

(1)

解答:部分・・・G、名称・・・師管

解説:

光合成で作られたデンプンは、水に溶けやすい物質に変えられ、夜間に師管を通って全身へ送り届けられます。

師管は、茎の維管束の外側にあります。

 

(2)

解答:①の理由・・・ア、③の理由・・・オ

解説:

このような対照実験では、葉を暗所において光合成で作られた養分を無くし、それから、あたためたエタノールにつけて、葉の緑色を脱色して、ヨウ素液の色の変化を見やすくします。

 

(3)

解答:ア

解説:

A:葉緑体+光

C:葉緑体

D:光

光合成に光が必要であることを確かめるためには、Aに対して光のみ無いC部分を選べばよいです。

光合成に葉緑体が必要であることを確かめるためには、Aに対して葉緑体のみ無いD部分を選べばよいです。

 

(4)

解答:ウ

解説:

図5より、気体Xは酸素、気体Yは二酸化炭素です。

試験管Ⅱ:オオカナダモ+二酸化炭素+光(弱い)

これより、試験管Ⅱのオオカナダモは、二酸化炭素を消費して光合成を行い(d)、酸素を放出します(a)。

試験管Ⅱのオオカナダモは、同時に呼吸もしますが(b、c)、表2より、BTB液の色が緑色のままであるので、光合成量と呼吸量がつり合っています。

試験管Ⅲ:オオカナダモ+二酸化炭素

これより、試験管Ⅲのオオカナダモは、呼吸のみ行います(b、c)。

 

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大問3 炭酸水素ナトリウムと酸化銀の熱分解 ★(4)がやや難

愛知県(B日程)公立高校入試理科2022年(令和4年)過去問題

愛知県(B日程)公立高校入試理科2022年(令和4年)過去問題

 

(1)

解答:イ

解説:

炎が赤色であるので、空気の量をもっと増やす必要があります。

そのためには、ガス調節ねじ(ねじg)を動かさないで、空気調節ねじ(ねじf)を反時計回り(Gの向き)に回します。

 

(2)

解答:ク

解説:

炭酸水素ナトリウムの熱分解により、固体として炭酸ナトリウム、液体として水、気体として二酸化炭素が生じます。

塩化コバルト紙に水をつけると、塩化コバルト紙が青色から赤色に変わります。

炭酸ナトリウムは水に溶けやすく、水溶液は強アルカリ性を示し、フェノールフタレイン溶液は濃い赤色になります。

 

(3)

解答:ウ

解説:

気体Xは二酸化炭素、気体Yは酸素です。

炭酸カルシウム(石灰石)にうすい塩酸を加えると、二酸化炭素が発生します。

二酸化マンガンに過酸化水素水を通すと、酸素が発生します。

 

(4) ★やや難

解答:キ

解説:

表より、酸化銀1.00gが完全に反応すると、銀が0.93g、酸素が0.07g発生することが分かります。

酸化銀6.00gが反応して(完全にでは無い)、酸素が0.14g=0.07g×2発生していることから、酸化銀は1.00g×2=2.00g反応しています。

未反応の酸化銀の質量は、4.00gです。

酸化銀1.00gが完全に反応すると、酸素が0.07g発生することから、酸化銀1.00gに酸素が0.07g含まれていることが分かります。

つまり、酸化銀4.00g=1.00g×4には、酸素は0.07g×4=0.28g含まれています。

大問4 動滑車の性質 ★(3)がやや難

愛知県(B日程)公立高校入試理科2022年(令和4年)過去問題

愛知県(B日程)公立高校入試理科2022年(令和4年)過去問題

 

(1)

解答:8.0cm

解説:

図2より、ばねばかりを引いた距離が8.0cmからおもりが持ち上がるので、ばねばかりを引いた距離が16.0cmのとき、おもりの高さは16.0cm-8.0cm=8.0cmです。

 

(2)

解答:1.2J

解説:

ばねばかりがおもりを引き上げた距離は12cm=0.12m、図2よりおもりの重さは10.0Nであるので、

仕事=10.0N×0.12m=1.2J

 

(3) ★やや難

解答:

解説:

動滑車が1個なので、10.0Nのおもりを引き上げたときのばねばかりの値は、10.0N×1/2=5.0Nです。

図2より、このばねばかりのバネは、8.0cm伸びると10.0Nの力が得られるので、5.0N=10.0N×1/2のときは8.0cm×1/2=4.0cm伸びます。

このバネの伸びが、ばねばかりを引いた距離に相当します。

 

(4)

解答:カ

解説:

動滑車が2個なので、10.0Nのおもりを引き上げたときのばねばかりの値は、10.0N×1/4=2.5Nです。

図2より、このばねばかりのバネは、8.0cm伸びると10.0Nの力が得られるので、2.5N=10.0N×1/4のときは8.0cm×1/4=2.0cm伸びます。

このバネの伸び2.0cmが、ばねばかりを引いた距離に相当します。

おもりが動き出すときのばねばかりを引いた距離が2.0cmであるので、選択肢ウまたはカが正解です。

動滑車が2個なので、ばねばかりを4.0cm引いたとき、おもりは4.0cm×1/4=1.0cm高くなります。

これより、ばねばかりを2.0cmから24.0cmまで22.0cm引いたとき、おもりは22.0cm×1/4=5.5cm高くなります。

以上より、選択肢カが正解です。

大問5 太陽の動き ★(1)が難、(4)がやや難

愛知県(B日程)公立高校入試理科2022年(令和4年)過去問題

愛知県(B日程)公立高校入試理科2022年(令和4年)過去問題

 

(1) ★難

解答:イ

解説:

図4で、8時間で4.0cm×8=32cm動いて見えるので、1時間当たり32cm/8h=4cm/h動いて見えます。

図4で、P点からQ点の長さは38.8cm(3.8cm+4.0cm×8+3.0cm=6.8+32=38.8cm)であるので、太陽が南中したとき、太陽はP点から19.4cm(38.8cm/2)動いて見えます。

つまり、午前8時から15.6cm(19.4cm-3.8cm=15.6cm)動いて見えるので、午前8時から15.6cm÷4cm/h=3.9h=3h+0.9×60min=3時間54分後の、午前11時54分に太陽が南中したと考えられます。

 

(2)

解答:エ

解説:

夏至の日は、太陽は真東より北寄りから上り、真西より北寄りに沈むので、夏至は線分BIです。

南中高度は、∠HOBまたは∠BOHです。

 

(3)

解答:カ

解説:

春分の日または秋分の日は、赤道上でも、日の出の方角は真東であることに変わりありません。

地球は西から東に1日360°一定の速度で自転しているので、日の出から日の入りまでの時間は、地球上どこも変わりません。

また、春分の日または秋分の日は、地軸を公転面に垂直に立てて見ることができるので、昼と夜の長さが等しくなります。

 

(4) ★やや難

解答:冬至の日・・・エ、夏至の日・・・イ

解説:

北半球では、太陽は、夏至の日では真東より北寄りから上り、南寄りに動いて、真西より北寄りに沈みます。

よって、日影曲線は、真西より南寄りから上り、真東より南寄りに沈みます。

以上より、夏至の日の日影曲線は、選択肢イです。

北半球では、太陽は、冬至の日では真東より南寄りから上り、南寄りに動いて、真西より南寄りに沈みます。

よって、日影曲線は、真西より北寄りから上り、真東より北寄りに沈みます。

ここまでで選択肢エとカが残りますが、冬至の日の太陽が動いて見える道すじは南にかなり近い位置にあるので、日影曲線の道すじは北にかなり近い位置にあります。

よって、冬至の日の日影曲線は、選択肢エです。

大問6 小問集合(電池・刺激) ★(2)がやや難

愛知県(B日程)公立高校入試理科2022年(令和4年)過去問題

 

(1)

解答:カ

解説:

電池の成立要件は、①電解質の水溶液、②異なる2種類の金属、です。

選択肢アとイとウは、砂糖水(非電解質の水溶液)を用いているので不適です。

選択肢エとオは、同じ金属を用いているので不適です。

 

(2) ★やや難

解答:0.3秒

解説:

刺激が左手の感覚神経を伝わって右手を動かすまでの時間は、16人で平均4.9秒であったことから、1人あたり4.9/16[s/人]です。

1人あたりの、感覚神経と運動神経の長さは0.8m×2=1.6m、刺激が伝わる速さは60m/sであるので、刺激が感覚神経と運動神経を伝わる時間は、1.6/60[s/人]です。

よって、1人あたりの大脳での処理時間は、

4.9/16[s/人]-1.6/60[s/人]=(4.9×60-1.6×16)/16×60=(294-19.6)/960=2744/9600=0.285・・・≒0.3s

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