家庭教師のそら

指導経験20年以上のプロ家庭教師。北海道の高校受験に特化。勉強がとても苦手な子の指導が得意です。授業料は1回1,500円のみ、その他の不透明な追加料金は一切なしで、月々6,000円(月4回)から気軽に始められます。
>>ブログ記事一覧(目次)

>>5教科・偏差値別オススメ問題集一覧

中学2年北海道学力テスト第3回「英語」長文(2021年)問題・解答・解説

中学2年北海道学力テスト第3回「英語」長文(2021年)問題

中学2年北海道学力テスト第3回「英語」長文(2021年)問題

 

★「会話問題」解答のポイント

まず、以下の作業をして本文の内容をざっくり捉えてください。

本文のイントロ部分を読み本文の登場メンバーをチェック→注意書きの単語の日本語部分を読む。

その後、以下の手順で解いていきます。

・問1を読む→本文を最初から読んで答えを探す→問2を読む→問1で読んだ英文の続きから読んで答えを探す→問3を読む→・・・

 

問1 答:going

★「文法問題」解答のポイント

下線部がある英文と前後の英文を読みます。

時間が足りない場合は、下線部がある英文のみ読んで答えてもよいです。

今回は、Kenの3つ目の会話のみを読んで、答えられます。

Kenの3つ目の会話は現在形であること、「enjoy doing」の熟語の知識を用いて解きます。

 

問2 答:But it was exciting to cross it.

★「並び替え問題」解答のポイント

直前の文章→並び替え部分がある文章→直後の文章、の順で読んでから、並び替えをします。

並び替え部分がある文章に指示語がある場合は、直前の文から読み上って中身を特定します。接続詞や副詞などにも注意してください。

カッコの直前と直後の単語に注目すると、最初と最後の単語が特定できることもあります。

並び替えをした後、もう一度前後の文を読んで、自然な流れになっていることを確認して、完了です。

並び替え部分がある文章があるのは、Kenの5つ目の会話です。

この会話を読むと、

Ken:Last year I went to Tokushima with my family. I crossed kazura bridge . When I looked down the bridge, I was afraid of the height. But it (並び替え部分). This winter I’ll go there again.

これより、並び替え部分は過去形の英文であること、並び替え部分の直前に「it」があることから、並び替え部分は「was exciting to do」となります。「do」の部分は明らかに、「cross it(=kazura bridge)」となります。

 

問3 答:Because every bridge gives people some memories. 

★「指示語の中身を特定する問題」解答のポイント

指示語がある英文の直前から読み上っていき、指示語の中身を突き止めていきましょう。

その後、前後の文を読み、自然な流れになっていることを確認して、完了です。

SoがあるのはKenのラストの会話です。ここを読むと、

Ken:That’s right. I think every bridge gives people some memories. So I love bridge.

接続詞「So」(それで)には指示語の「それ」があるので、直前の内容を指しています。

直前の内容は「every bridge gives people some memories.」です。

問題文で「なぜですか」と問われているので、「Because〜」で返します。

これらの英文をつなぎ合わせて、答えが得られます。

 

問4 答:He visited his grandmother’s island by elevator.

★「問題文が本文から独立している問題」解答のポイント

① 問題文にある英文のみで解けないかやってみる。

② ①がダメなら、問題文の単語が「(注)」に無いかをチェック。あるなら、「※」を手がかりに本文からその単語を探し、その単語の周辺部から答えを探す。

③ ②がダメなら、問題文の単語が「(注)」が無い場合、ここまで読んだ文の中で、明らかに目立つ単語に目を付け、本文をざっと読んでキーワード検索をする。

問題文で「How〜?」と問われているので、「He can visit his grandmother’s island〜」と答えるとよいでしょう。「can」はあっても無くてもよいです。

次に「grandmother’s island」に目を付けて、これらの単語を本文から探して読んでいきます。するとKenの2つ目の会話にたどり着きます。

Ken:Yes. My grandmother lives there. She lives on an island. The island is under the Seto Big Bridge.

Tom:Under?

Ken:Yes. We can go down the bridge to the island, I enjoy going down by elevator.

これより、答えが得られます。

 

問5 答:エ

★「内容一致問題」解答のポイント

① 選択肢をざっと読み、主語をつかむ。

② 選択肢は本文の流れの順になっている場合が多い。例えば、選択肢ウは選択肢イで読んだ後の英文に答えがあると考えることができる。※北海道公立高校入試はこの方法で解けますが、学テは例外がある場合があります。

★内容一致問題は時間を食うので、一度飛ばして最後まで解いてから戻りましょう。

・ア

最初の選択肢なので、本文を最初から読んでいきます。すると、

Ken:Yes. My grandmother lives there. She lives on an island. The island is under the Seto Big Bridge.

これより、選択肢アは正しいので、答えになりません。

・イ

選択肢アで読んだ英文以降を読みます。すると、

Ken:Yes. We can go down the bridge to the island, I enjoy going down by elevator.

これより、選択肢イは正しいので、答えになりません。

・ウ

選択肢イで読んだ英文以降を読みます。すると、

Ken:Last year I went to Tokushima with my family. I crossed kazura bridge . When I looked down the bridge, I was afraid of the height. But it was exciting to cross it. This winter I’ll go there again.

選択肢ウは「Ken wants to go〜」(行きたい)で本文は「I’ll go〜」(行くつもりだ)と表現がやや異なりますが、明らかに誤りだとは言えません。ひとまず保留にします。

・エ

選択肢ウで読んだ英文以降を読みます。すると、

Ken:That’s right. I(=Ken) think every bridge gives people some memories.

これより、選択肢エは明らかに誤りなので、答えになります。

またこのことから、保留とした選択肢ウは正しいので、答えになりません。