家庭教師のそらオススメ問題集一覧
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『高校の数学I・Aが1冊でしっかりわかる本』とは
『高校の数学I・Aが1冊でしっかりわかる本』は、東大卒のプロ数学講師である、小杉拓也氏が執筆された問題集です。
作者が東大卒・数学講師ゆえ、難しい問題集ではと構えてしまうかもしれませんが、内容は非常に易しいです。
『高校の数学I・Aが1冊でしっかりわかる本』の巻末の著者紹介ページに書かれている内容です。
中学3年生のときの試験では、学年でしたから3番目の成績。
分厚い数学の問題集をすべて解いても成績が上がらなかったため、基本に立ち返って教科書で勉強をしたところ、テストで点数がとれるようになる。
それだけではなく、ほとんど塾に通わずに現役で東大に合格するほど学力が伸びた。
『高校の数学I・Aが1冊でしっかりわかる本』 著者紹介 より
基本が重要であることに気づき、中学数学でつまずいた状態から、東大現役合格の成果を残された方です。
私も『高校の数学I・Aが1冊でしっかりわかる本』を3周しましたが、数学が苦手な子や、高校数学を初めて学ぶ子の気持ちを理解した、良い問題集だと感じました。
『高校の数学I・Aが1冊でしっかりわかる本』の目次とページ数
『高校の数学I・Aが1冊でしっかりわかる本』は、たった200ページ弱で、数学I・Aの全てを学べるよう作られています。
以下、目次です。
<『高校の数学I・Aが1冊でしっかりわかる本』の目次>
■第1編 数Ⅰ
PART1 数と式
PART2 集合と命題
PART3 2次関数
PART4 三角比
PART5 データの分析■第2編 数A
PART6 確率
PART7 整数の性質
PART8 図形の性質
全 192ページ
『高校の数学I・Aが1冊でしっかりわかる本』の対象者
『高校の数学I・Aが1冊でしっかりわかる本』の対象者は、新高校1年生、高校数学の入り口でつまずいた子です。
『高校の数学I・Aが1冊でしっかりわかる本』は、中学数学の習熟度が高くない子でも、無理なく取り組める問題集です。
ただし『白チャート』の例題の解説を、時間をかけずに理解できるレベルの子は、『高校の数学I・Aが1冊でしっかりわかる本』は不要です。
『高校の数学I・Aが1冊でしっかりわかる本』のやり方
『高校の数学I・Aが1冊でしっかりわかる本』を、以下の方法で5周やりましょう。
<『高校の数学I・Aが1冊でしっかりわかる本』の進め方>
■1周目
① 「ここが大切!」などの概念を我慢してしっかり読む
② 例題と練習問題を解説のとおりに解く
やり方:問題を読む→すぐに解説へ。理解できるまで粘って読む→解説のとおりに問題を解く→次の問題へ
③ 前日やったところを復習せず、2〜3日程度で1周してしまう
→この段階では20%も頭に入っていないはず。反復すればよいので、それでOK。
■2周目
1周目と同じプロセスで、2日目標で1周する
■3周目〜5周目
① 「ここが大切!」などの概念をさらりと読む(問題を「理解した上で暗記」することが目的)
② 例題と練習問題を解く
やり方:問題を読む→1分考える。ダメならすぐに解説へ→解説のとおりに問題を解く→次の問題へ
③ 前日と前々日やった問題のうち、理解が甘かったり解けなかったりした問題を復習(「追いかけ再生法」を実践)
★ 2〜3日で1周することを目標とする
★問題を解くときは、書かずに頭の中で解説を再現すると、速く終わらせられるはず
★やり方が分からない場合は、家庭教師のそらが指導致します!
『高校の数学I・Aが1冊でしっかりわかる本』の学習期間
『高校の数学I・Aが1冊でしっかりわかる本』を、1ヶ月目標で5周してください。
「問題集を終わらせる」とは、問題集の問題なら瞬時に答えられる状態です。
『高校の数学I・Aが1冊でしっかりわかる本』は200ページ弱、内容も非常に易しいので、数学が苦手な子でも、5周すればこの状態にある程度なれるはずです。
『高校の数学I・Aが1冊でしっかりわかる本』の次にやること
定番問題集『白チャート』をやりましょう。
『高校の数学I・Aが1冊でしっかりわかる本』で学べることは高校数学の初歩の初歩であり、これだけでは大学入試で戦えません。
『高校の数学I・Aが1冊でしっかりわかる本』をなるべく速く片付けて、上の『白チャート』に移行してください。