札幌市立前田中学校の女の子の生徒さんを、手稲高校に合格させたはなしをします。

 

こちらの生徒さんは、中2の11月にお申込みを頂きました。

塾を辞めて、こちらに切り替えたかたちです。

 

内申点はCランクの中ありましたが、中2の夏の道コンの得点は160点しかありませんでした。

 

手稲高校のボーダーラインは、Cランクなら208点(約7割)は必要です。

 

それも手稲高校では、難易度の高い学校裁量問題が出題されます。

札幌北陵高校レベルの高校なら、標準問題で8割取れれば、学校裁量問題を捨てても合格できるでしょう。

 

しかし、手稲高校は標準問題で8割に加え、学校裁量問題を半分は出来る必要があります。

 

この生徒さんは、今の学力ならかなり頑張らねばなりません。

 

といっても入試まで残り1年強あったので、私が選定した問題集にじっくり取り組んでもらいました。

数学と理科の計算問題に強い苦手意識を持っていたので、そこを授業で教えました。

 

こちらの生徒さんは、私が指導する前から定期テストの点数が400点近くとれていました。

しかし、非常に大人しい性格の子で教師ウケが悪かったせいか、なかなか「5」をもらえずにいました。

 

手稲高校はCランクあれば充分なので、定期テストの点数が維持することを目標としました。

 

学力点も上がっていき、11月の総合Cでは235点と、手稲高校まであと一息まで来ました。

 

年が明けて学年末テストが終わり、内申点がCランクの上に確定した後は、入試過去問5年分と問題集の総復習の授業をしました。

 

そして、入試当日に220点を取り、手稲高校に合格することができました。

 

以下、手稲高校の概要と、こちらの生徒さんの指導の経緯を書いていきます。

 

(※全員が全員、ここまで点数が伸びるわけではありません。あくまでも一例です。)

 

手稲高校の概要

最初に、手稲高校の学科、偏差値、ボーダーラインについてお話しします。

手稲高校の学科と定員

手稲高校には、全日制課程のみ用意されています。

 

手稲高校にある学科は、普通科のみです。

 

普通科の定員は、以下の通りです。

<手稲高校の学科と定員>

普通科 320名(うち推薦64名)

 

普通科の定員は320名で、定員の2割の64名が推薦で入学します。

 

手稲高校は非常に人気のある高校なので、ほぼ全員が推薦入学確約書を提出して推薦が内定していきます。

 

なので3月の一般入試では、残りの256名の枠を争うことになると思ったほうがよいでしょう。

手稲高校の偏差値(レベル)

手稲高校の偏差値は以下の通りです。

<手稲高校の偏差値>

普通科 58

 

北海道学力コンクールが算出した偏差値になります。

 

北海道学力コンクールという模擬試験で、300点満点中160点〜180点取れば、偏差値50(真ん中の順位)になります。

 

手稲高校は、全受験生の上位15%の順位の学力で合格できる高校ということになります。

 

手稲高校は非常に人気のある高校だけあって、偏差値が高いです。

 

といっても、手稲高校は北大の現役合格者数が毎年10名もいません。

 

手稲高校と同じ偏差値の岩見沢東高校は、毎年10名以上、多い年で20名以上が北大に現役合格しています。

 

手稲高校は合格するのは難しいですが、入学してから油断して勉強しなくなる学生が多いのでしょう。

北広島高校と同じ状況ですね。

手稲高校のボーダーライン・合格ライン

偏差値といっても、なかなかピンとこないですよね。

 

重要なのは、手稲高校に合格するのに内申点と入試当日点がどのくらい必要なのかです。

 

ここで、手稲高校のボーダーライン(最低点)について書きます。

 

手稲高校のボーダーラインの目安は、以下のとおりです。

<手稲高校のボーダーライン>

・普通科

Bランク 188点

Cランク 208点

Dランク 212点

 

ニスコが公表しているデータになります。

 

手稲高校を受験するなら、最低ランクとしてDランクは必要です。

 

また、手稲高校に合格するなら入試当日点で210点(7割)を死守したいところです。

私の教え子も、Cランクの220点で合格しました。

 

内申点がBランクでも、入試当日点が300点満点中200点(約6割5分)は取った方がよいでしょう。

 

ところで、手稲高校は学校裁量枠で、定員の15%を「学力点:内申=8:2」で取ります。

 

入試当日点240点(8割)以上を取る自信があるなら、内申点がEランクでも手稲高校に合格できる可能性があります。

手稲高校は裁量問題への対策が必要

北海道の公立高校の入試問題は、裁量問題と標準問題の2パターンがあります。

 

手稲高校では、入試問題として裁量問題が出題されます。

 

裁量問題では、国語・数学・英語で、やや難しい応用問題が出題されます。

理科と社会は、易しい標準問題が出題されます。

 

裁量問題の占める得点は約60点ほどです(国・数・英で約20点ずつ)

残り240点は易しい標準問題です。

 

手稲高校に合格するなら、標準問題を8割確実に解けるようにしましょう。

それで、まず約200点になります。

 

次に、裁量問題で半分の得点(30点)を目指してください。

合わせて230点になります。

 

裁量問題への対策ですが、問題集1冊をきっちりマスターし、入試過去問を5年分暗記してください。

このくらい勉強すれば、標準問題で8割、裁量問題で5割は解けるはずです。

 

手稲高校は倍率が高い高校なので、1点の差で落ちることもありえます。

問題集1冊を完璧にマスターするまで、とことんやり込んでください。

 

なお、手稲高校の入試では、浪人生以外面接は課せられません。

学校裁量枠で調査書が使われることもありますが、基本は学力テスト一本勝負になります。

手稲高校の倍率

2018年の手稲高校の倍率は以下の通りです。

<手稲高校の倍率(2018年)>

普通科 1.3倍(昨年度1.3倍)

 

北海道教育委員会が公表したデータになります。

>>北海道教育委員会のサイト

 

手稲高校は大変人気のある高校ゆえ、毎年かなりの高倍率になります。

 

手稲高校の入試は「落とす試験」なので、しっかり準備をして試験に臨みましょう。

 

以上、手稲高校の概要でした。

教え子を手稲高校に合格させた経緯

次に、教え子を手稲高校に合格させた経緯について紹介します。

受け持った時期

こちらの生徒さんからは、中学2年生の11月に申込みを頂きました。

2学期5教科期末テストが終わった時期です。

この時期に申込み頂く人は多いです。

 

札幌市立前田中学校に通う女の子でした。

 

この子は、塾に通っていました。

 

しかし多くの塾と同じく、この塾も、ただ黒板を書き写して終わりのずさんな授業をしていたそうです。

 

授業料も高く、成績が全然伸びないことにお母さんが怒り、塾を辞めてこちらに切り替えられました。

教え子の当初の学力はCランク・150点

こちらの生徒さんの内申点は、Cランクの上でした。

内申点がかなり高いです。

 

しかし、中2の夏の道コンの点数が300点満点換算で160点しかありませんでした。

 

こちらの生徒さんは、自宅から通える手稲高校を志望していました。

内申点がCランクなら、入試で208点(約7割)の点数が必要です。

 

こちらの生徒さんは、内申点が足りていましたが、学力点が手稲高校に遠く及んでいませんでした。

 

といっても、入試まで残り1年以上あります。

今からしっかり勉強すれば、手稲高校に合格できるでしょう。

 

この生徒さんは、将来は北大に行きたいとのことでした。

 

しかし手稲高校は入試難易度が高い高校なのに、北大の現役合格者数が毎年10名もいません。

小樽商科大学クラスの国立大学進学率も、あまり高くありません。

 

おそらく、多くの学生が手稲高校に入学できて満足してしまい、勉強しなくなるのでしょう。

 

手稲高校から北大に行きたいのなら、周りに流されずに勉強し続ける強さが必要だと思われます。

 

そこを生徒さんによく言い聞かせました。

どんな指導をしたか

こちらの生徒さんのために立てた指導方針を紹介します。

学校の授業を大切にし内申点を落とさない

こちらの生徒さんの内申点はCランクです。

 

手稲高校のボーダーラインは、Cランクで208点、Dランクで212点とあまり差がありません。

Dランクに落ちても問題なさそうです。

 

しかし、手稲高校は毎年高倍率になる高校です。

運悪く、内申点の高い受験生ばかりだったら、Dランクだと落ちる可能性があります。

 

なので、Cランクは死守したいところです。

 

中学3年生は内申点の比率が1.5倍に上がり、気を抜くとDランクに下がる危険性があります。

 

なのでまず第一に、内申点を絶対に落とさない、あるいは内申点を上げる勉強が必要でした。

 

そのために、学校の授業を大切にすることが重要です。

 

内申点は、普段の行いと定期テストの点数で決まります。

 

普段の行いとは、授業を真面目に受ける、ノートをキレイに取る、提出物を必ず出すなどです。

この普段の行いがきちんと出来ていれば、定期テストで失敗しても「4」をもらえたりします。

 

こちらの生徒さんは、定期テストの点数が400点近くとれていました。

学校の課題も真面目やっており、普段の行いについてはあまり心配しませんでした。

 

しかし、非常に大人しい性格の子で教師ウケが悪かったせいか、なかなか「5」をもらえずにいました。

理不尽ですよね。

 

といっても、定期テストの点数さえ落とさなければCランクは維持できるでしょう。

 

なので、定期テストの3週間前から、テスト対策の授業を集中的に行いました。

 

この生徒さんは、数学と理科の計算問題に強い苦手意識を持っていたので、そこを集中的に教えました。

 

その甲斐あってか、定期テストの点数が400点を超え、Cランクの上を最後まで維持できました。

問題集に少しずつ取り組む

定期テストまで日がある時期は、私が選定した問題集を使用して授業をしていました。

 

数学と理科の計算問題に強い苦手意識を持っていたので、数学と理科(物理・化学の計算分野)の授業を行いました。

 

国語と英語と社会と理科(生物・地学の暗記分野)は、問題集を独学でできる方法を伝授し、自分でやってもらいました。

 

札幌北陵高校レベルなら、問題集の内容を完全に吸収しきれなくてもボーダーラインに届きます。

 

しかし、手稲高校は入試で7割以上取らないと合格できません。

それも、難しい問題が出題される裁量問題で。

 

手稲高校に合格したいなら、問題集の内容を完全に吸収する必要があります。

 

問題集の取り組み方にズレが生じていないかを都度チェックし、内容をきちんと吸収できているか何度も確認しました。

 

入試まで、問題集を10周以上はやったかと思います。

総合A・B・Cで順調に得点が伸びていった

中2の11月と早い時期から問題集に取り組んだことが功を奏したのか、9月から行われる総合テストで、順調に点数が伸びていきました。

 

こちらの生徒さんの得点推移は、以下の通りです。

<総合A・B・Cの得点推移>

総合A 220点

総合B 216点

総合C 235点

 

総合Cの各科目の得点は、以下の通りです。

<総合Cの各科目の得点>

国語 50点

数学 40点

英語 54点

理科 35点

社会 56点

合計 235点

 

手稲高校のボーダーライン(Cランク、208点)を普通に超えています。

 

国語と英語と社会が8割以上とれており、勉強の成果が出ています。

数学と理科はもう少し頑張る必要がありますね。

 

数学と理科は見慣れない問題が出てパニックになって、簡単な問題も落としてしまったそうです。

 

入試までに課題ができました。

入試直前は問題集の総復習と入試過去問演習

北海道の公立高校の入試問題には、学校裁量問題と標準問題の2種類あると先ほど言いました。

 

手稲高校は、難易度が高い学校裁量問題が出題されます。

 

学校裁量問題の配点は国・数・英それぞれ約20点ずつ、合計約60点です。

残り240点が、難易度が易しめの標準問題になります。

 

札幌北陵高校レベルなら、学校裁量問題を捨てて標準問題で8割を狙うやり方でも合格出来るでしょう。

 

しかし、手稲高校はそれでは合格出来ません。

標準問題で8割、学校裁量問題で半分は取る必要があります。

 

といっても、学校裁量問題は簡単な問題と難しい問題の2つに分かれています。

標準問題で8割取れる学力があるなら、学校裁量問題の簡単な問題は普通に解けます。

 

私が選定した問題集をマスターできれば、標準問題で8割は普通に取れるでしょう。

 

年が明けて学年末テストが終わってCランクの上に確定してからは、これまでやった問題集の総復習をし、穴がないようやり込みました。

 

並行して、入試過去問5年分を授業でやり込みました。

 

この生徒さんは、総合Cの数学と理科で、見慣れない問題が出題されてパニックになって点数を落としました。

 

入試過去問をやるときは、出来る問題から解いて、出来なそうな問題を後で解くように指導しました。

入試本番で220点を取り手稲高校に合格!

こちらの生徒さんは、手稲高校の入試本番で220点を取り、無事合格しました。

 

生徒さんの入試当日点は、以下の通りです。

<生徒の入試当日点>

国語 36点

数学 36点

英語 46点

理科 48点

社会 54点

合計 220点

 

手稲高校のボーダー(Cランク・208点)を普通に超えることができました。

素晴らしいです。

 

学校裁量問題の国語・数学・英語でもしっかり点数が取れています。

標準問題の理科と社会は、点数が8割を超えています。

 

この生徒さんは、中2の夏の道コンの点数が160点しかありませんでした。

そこから1年強で、学校裁量問題で220点と7割以上の点数を取りました。

 

このように、早い時期から真面目に勉強してきた生徒は、得点が大きく伸びる場合が多いです。

 

もちろん、全員が全員ここまで点数が伸びるわけではありませんが。

 

11月や12月あたりに駆け込み需要でお申込みを頂くことが多いですが、

手稲高校クラスを狙うのなら、中3の春休みくらいには申し込んで頂きたいところです。

 

以上、手稲高校に合格した教え子のはなしです。

 

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