こんにちは、個別指導塾まさです。

 

今回は、私の指導方法の一例を紹介します。

 

ここで紹介するのは、生徒さんの弱点克服法です。

 

ここで言う「弱点」とは、苦手科目を克服する方法ではありません。

 

生徒さんのメンタル面での「弱点」を克服する方法です。

 

この弱点を克服することで、一皮むけて成績が伸びる可能性が高いです。

 

個別指導塾まさ

別業界の会社で働きながら、副業でオンライン個別指導塾と家庭教師をやっています。北大院卒、指導経験20年以上。当塾は中上位高校志望の子が多いですが、勉強が苦手な子も多数在籍しています。今の学力は不問ですので、気軽にお申し込みください。授業料は1回70分 3,000円〜です。

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どの生徒さんにもメンタル面の弱点はある

個別指導塾まさが江別で指導している2名の生徒さんの話しです。

 

ひとりは大変活発で、意思表示がキチンと出来る子です。

教師からも好かれており、Cランクを維持しています。

 

しかし、粘り強さが足りていません。

分からない問題があったら投げ出してしまうところがあります。

勉強体力もあまり高くなく、2時間程度でダレてしまいます。

 

それゆえ、定期テストの点数は350点程度に留まってしまっています。

 

もうひとりの生徒さんは、非常に大人しい性格で、意思表示が苦手な子です。

残念ながら教師ウケが悪く、内申点で損をするタイプです。

 

昨年11月に指導を始めたときはEランクの上でした。

定期テストの点数は先ほどの子と同じ、350点程度でした。

(現在はDランクの中、定期テストの点数が400点近くに上昇しています)

 

定期テストが同じ点数でも、CランクだったりEランクだったりするのです。

理不尽ですよね。

 

ですがこの子は、性格は大人しいけど根性のある子です。

私が出した宿題を毎回必ずこなし、分からない問題も何とかして解いていました。

勉強体力が高く、3〜4時間やっても大丈夫です。

 

しかし、授業中に分からない問題に遭遇すると頭が真っ白になってしまうところがあります。

落ち着けば普通に分かることすら出来なくなってしまうのです。

 

この子は指導を始めてから日が長いので、弱点はだいぶ改善されましたが、まだまだです。

 

ひとりは、粘り強さが足りていない。

もうひとりは、落ち着きが足りていない。

 

このように、生徒さんにごとにメンタル面の弱点が必ずあります。

 

それが克服できれば、一皮むけて成績が上がる可能性が非常に高いです。

 

私がこれまで担当した生徒さんは、メンタル面での弱点を克服して成績を大きく伸ばし、志望校に合格していきました。

弱点克服方法

 

生徒さんのメンタル面での弱点克服方法ですが、上の画像に示したような紙を壁に貼ってもらっています。

 

こちらは、活発で、意思表示がキチンと出来るが、粘り強さが足りていない子に向けて作ったものです。

 

授業をするとき、勉強をするとき、生徒さんにこの紙を必ず見てもらいます。

 

弱点をひとつだけ大きく書いています。

 

ひとつだけ、というのがポイントです。

 

中学生はまだ子どもなので、大人の我々から見れば未熟な点だらけでしょう。

 

しかし、それをいちいち挙げていてはただの揚げ足取りになり、生徒さんの自信を奪うことになります。

 

だから、弱点はひとつだけしか挙げません。

 

加えて自信を持たせるために、私なりに見抜いた生徒さんの長所を、弱点の下に書いています(字が汚くてすみません)。

弱点は自分で努力して克服するしかない

生徒さんのメンタル面での弱点克服方法として、個別指導塾まさがやっているのはこれだけです。

 

あとは生徒さんが自覚して、日々努力して弱点を克服していくしかありません。

 

残念ながら、弱点は自分で努力して克服するしかないのです。

私ができるのは、弱点を見抜いて指摘するまでです。

 

自分の課題は自分で何とかするしかありません。

その解決力を身につけることが、個別指導塾まさの指導の目的です。

 

何から何まで面倒を見てくれる塾や家庭教師なんて存在しません。

世の中そう甘くはありません。

 

全部面倒を見てもらおうと依存すると、塾や家庭教師会社にカモられますよ。

 

私も大学受験生だったとき、予備校に100%依存して講座を取りまくり、親に100万円使わせてしまいました。

 

授業で扱う問題数なんてたかが知れています。

私は予備校に100%依存して思考停止して自分で問題演習をしなかったため、学部で北大に行けませんでした。

 

親に250万円も使わせたのに、中堅国立大学程度にしか行けなかったことを、今も悔やんでいます。

 

私のような過ちを犯さないよう、生徒さんには、自分で考え自分で行動する力を持ってほしいと思っています。

 

話が逸れましたが、以上、指導方法の一例でした。