札幌市立光陽中学校の女の子の生徒さんを、札幌新川高校に合格させたはなしをします。

 

こちらの生徒さんは、中2の8月にお申込みを頂きました。

夏期講習というかたちでお申込み頂き、継続して指導させて頂くことになりました。

 

当初の内申点はDランク、中2の夏の道コンの得点は120点しかありませんでした。

 

札幌新川高校に合格するには、Cランクは必要です。

Cランクなら入試当日点が6割程度で合格できる可能性が高いです。

しかし、Dランクですと入試当日点が7割以上必要になり、合格が非常に難しくなります。

 

この生徒さんは、内申点も学力点も札幌新川高校に足りていませんでした。

 

といっても入試まで残り1年半もあるので、何とかなると思いました。

 

中2のあいだは、内申点を上げる対策をしました。

 

こちらの生徒さんは、定期テストの点数が350点程度と微妙な点数でした。

 

といっても、定期テストの点数が350点程度でもBランクを取れる子もいます。

 

しかしこちらの生徒さんは、非常に大人しい性格の女の子で教師ウケが悪いと思われました。

 

が、この生徒さんは大人しい性格であることが災いしてDランクなのでしょう。

 

そこで、定期テストの点数で内申点を稼ぐ戦略を取りました。

 

定期テストの点数が400点を超え、最終的に内申点がCランクの中にまで上昇しました。

 

中2の春休みからは、私が選定した入試対策用の問題集にじっくり取り組んでもらいました。

数学と理科の計算問題に強い苦手意識を持っていたので、そこを授業で教えました。

 

学力点も上がっていき、11月の総合Cでは208点と、札幌新川高校まであと一息まで来ました。

 

年が明けて学年末テストが終わり、内申点がCランクの上に確定した後は、入試過去問5年分と問題集の総復習の授業をしました。

 

そして、入試当日に207点を取り、札幌新川高校に合格することができました。

 

以下、札幌新川高校の概要と、こちらの生徒さんの指導の経緯を書いていきます。

 

(※全員が全員、ここまで点数が伸びるわけではありません。あくまでも一例です。)

 

札幌新川高校の概要

最初に、札幌新川高校の学科、偏差値、ボーダーラインについてお話しします。

札幌新川高校の学科と定員

札幌新川高校には、全日制課程のみ用意されています。

 

札幌新川高校にある学科は、普通科のみです。

 

普通科の定員は、以下の通りです。

<札幌新川高校の学科と定員>

普通科 320名(うち推薦64名)

 

普通科の定員は320名で、定員の2割の64名が推薦で入学します。

 

札幌新川高校は人気のある高校のため、ほとんどが推薦入学確約書を提出して推薦が内定していきます。

 

なので3月の一般入試では、残りの256名の枠を争うことになると思ったほうがよいでしょう。

札幌新川高校の偏差値(レベル)

札幌新川高校の偏差値は以下の通りです。

<札幌新川高校の偏差値>

普通科 56

 

北海道学力コンクールが算出した偏差値になります。

 

北海道学力コンクールという模擬試験で、300点満点中160点〜180点取れば、偏差値50(真ん中の順位)になります。

 

札幌新川高校は、全受験生の上位30%の順位の学力で合格できる高校ということになります。

札幌新川高校のボーダーライン・合格ライン

偏差値といっても、なかなかピンとこないですよね。

 

重要なのは、札幌新川高校に合格するのに内申点と入試当日点がどのくらい必要なのかです。

 

ここで、札幌新川高校のボーダーライン(最低点)について書きます。

 

札幌新川高校のボーダーラインの目安は、以下のとおりです。

<札幌新川高校のボーダーライン>

・普通科

Bランク 176点

Cランク 188点

Dランク 212点

 

ニスコが公表しているデータになります。

 

札幌新川高校を受験するなら、Cランク以上はあったほうが安全でしょう。

Dランクですと、Cランクの受験生より30点以上多く点数を取らないといけませんから。

 

札幌新川高校は、毎年高倍率になる高校です。

なので、安心して合格するために、入試当日点で200点を目標としたいところです。

私の教え子も、Cランクの207点で合格しました。

 

内申点がBランクでも、札幌新川高校に合格するには入試当日点が300点満点中180点(6割)も必要です。

入試本番は緊張して失敗するので、失点しても180点を取れるよう、200点を取れる学力を身につけてください。

 

ところで、札幌新川高校は学校裁量枠で、定員の15%を「学力点:内申=8:2」で取ります。

 

入試当日点230点以上を取る自信があるなら、内申点がEランクでも札幌新川高校に合格できる可能性があります。

札幌新川高校は裁量問題への対策が必要

北海道の公立高校の入試問題は、裁量問題と標準問題の2パターンがあります。

 

札幌新川高校では、入試問題として裁量問題が出題されます。

 

裁量問題では、国語・数学・英語で、やや難しい応用問題が出題されます。

理科と社会は、易しい標準問題が出題されます。

 

裁量問題の占める得点は約60点ほどです(国・数・英で約20点ずつ)

残り240点は易しい標準問題です。

 

札幌新川高校に合格するなら、標準問題を8割確実に解けるようにしましょう。

それで、まず約200点になります。

 

次に、裁量問題で半分の得点(30点)を目指してください。

合わせて230点になります。

 

札幌新川高校に安心して合格するために、入試当日点で200点を目標としたいところです。

入試本番は失敗するのが普通です。

それでも確実に200点を取るために、230点取れる学力を身につけて札幌新川高校を受験しましょう。

 

そのために、問題集1冊をきっちりマスターし、入試過去問を5年分暗記してください。

このくらい勉強すれば、標準問題で8割、裁量問題で5割は解けるはずです。

 

これは札幌新川高校より易しい北陵高校平岸高校の受験対策と同じですが、より完璧を目指してください。

 

札幌新川高校は倍率が高い高校なので、油断すると簡単に落ちますので。

 

なお、札幌新川高校の入試では、面接は課せられません。

学校裁量枠で調査書が使われることもありますが、基本は学力テスト一本勝負になります。

札幌新川高校の倍率

2018年の札幌新川高校の倍率は以下の通りです。

<札幌新川高校の倍率(2018年)>

普通科 1.5倍(昨年度1.3倍)

 

北海道教育委員会が公表したデータになります。

>>北海道教育委員会のサイト

 

札幌新川高校は、毎年のように高倍率になります。

 

2018年の入試では、160人近くの受験生が落ちています。

 

札幌新川高校の入試は「落とす試験」なので、しっかり準備をして試験に臨みましょう。

 

以上、札幌新川高校の概要でした。

教え子を札幌新川高校に合格させた経緯

次に、教え子を札幌新川高校に合格させた経緯について紹介します。

受け持った時期

こちらの生徒さんからは、中学2年生の8月に申込みを頂きました。

夏期講習をして欲しいと、依頼を受けました。

 

札幌市立光陽中学校に通う女の子でした。

 

夏期講習で評価を頂き、夏休み明けも継続して指導をさせて頂くことになりました。

教え子の当初の学力はDランク・120点

こちらの生徒さんの内申点は、Dランクの中でした。

 

夏休み中に受けた夏の道コンの点数は、120点しかありませんでした。

 

こちらの生徒さんは、近所の札幌新川高校を志望していました。

 

今の内申点はDランクなので、札幌新川高校に合格するのは難しいです。

Dランクだと、入試当日点で210点(7割)は必要ですので。

 

札幌新川高校に安心して合格するには、Cランク以上は欲しいところです。

Cランクなら、入試当日点で180点(6割)程度で合格できますから。

 

しかし、こちらの生徒さんは、夏の道コンの点数が120点と学力点も札幌新川高校に遠く及んでいません。

 

内申点を上げる勉強と、学力点を上げる勉強の両方をキチンとやる必要があります。

 

といっても、入試まで残り1年半もあります。

今からしっかり対策すれば、札幌新川高校に合格できるでしょう。

どんな指導をしたか

こちらの生徒さんのために立てた指導方針を紹介します。

学校の授業を大切にし内申点を上げる

こちらの生徒さんの内申点はDランクの中です。

 

札幌新川高校のボーダーラインは、Cランクで188点、Dランクで212点です。

Dランクだと高得点が要求され、合格するのが難しいのは先述のとおりです。

 

札幌新川高校に合格するために、何がなんでもCランク以上に上げる必要があります。

 

そのために、学校の授業を大切にすることが重要です。

 

内申点は、普段の行いと定期テストの点数で決まります。

 

普段の行いとは、授業を真面目に受ける、ノートをキレイに取る、提出物を必ず出すなどです。

この普段の行いがきちんと出来ていれば、定期テストで失敗しても「4」をもらえたりします。

 

こちらの生徒さんは、定期テストの点数が350点程度と微妙な点数でした。

学校の課題は真面目やっていたので、普段の行いについてはあまり心配しませんでした。

 

しかしこちらの生徒さんは、非常に大人しい性格の女の子で教師ウケが悪いと思われました。

 

定期テストの点数が350点程度でもBランクを取れる子もいますが、この生徒さんは大人しい性格であることが災いしてDランクなのでしょう。

理不尽ですよね。

 

大人しい性格であるハンデを克服して内申点を上げるには、定期テストの点数を上げる必要があります。

 

中2の時期は、テスト対策の授業を徹底的に行いました。

 

この生徒さんは、数学と理科の計算問題に強い苦手意識を持っていたので、そこを集中的に教えました。

 

その甲斐あってか、定期テストの点数が400点を超え、最終的に内申点がCランクの中にまで上昇しました。

入試対策用の問題集に少しずつ取り組む

中2の学力テストが終わってからは、私が選定した入試対策用の問題集を使用して授業をしていました。

 

数学と理科の計算問題に強い苦手意識を持っていたので、数学と理科(物理・化学の計算分野)の授業を行いました。

 

国語と英語と社会と理科(生物・地学の暗記分野)は、問題集を独学でできる方法を伝授し、自分でやってもらいました。

 

札幌北陵高校レベルなら、問題集の内容を完全に吸収しきれなくてもボーダーラインに届きます。

 

しかし札幌新川高校は、内申点がCランクでも入試で180点(6割)以上取らないと合格できません。

それも、難しい問題が出題される学校裁量問題で。

 

入試本番は失敗して失点するのが普通なので、確実に180点を取るには200点以上取れる学力を身につけたいところです。

 

学校裁量問題の配点は国・数・英それぞれ約20点ずつ、合計約60点です。

残り240点が、難易度が易しめの標準問題になります。

 

標準問題が8割解ければ、約200点になります。

また、標準問題で8割取れる学力があるなら、学校裁量問題の簡単な問題は普通に解けます。

 

そして、私が選定した問題集を完全にマスターできれば、標準問題で8割は普通に取れるでしょう。

 

問題集完全マスターを目指し、問題集の取り組み方にズレが生じていないかを都度チェックし、内容をきちんと吸収できているか何度も確認しました。

 

入試まで、問題集を10周以上はやったかと思います。

総合A・B・Cで順調に得点が伸びていった

中2の8月と早い時期から指導を開始したことが良かったのか、9月から行われる総合テストで、順調に点数が伸びていきました。

 

こちらの生徒さんの得点推移は、以下の通りです。

<総合A・B・Cの得点推移>

総合A 190点

総合B 198点

総合C 208点

 

総合Cの各科目の得点は、以下の通りです。

<総合Cの各科目の得点>

国語 38点

数学 35点

英語 51点

理科 35点

社会 49点

合計 208点

 

札幌新川高校のボーダーライン(Cランク、188点)を普通に超えています。

 

英語と社会が8割以上とれており、勉強の成果が出ています。

数学と理科はもう少し頑張る必要がありますね。

 

数学と理科は見慣れない問題が出てパニックになって、簡単な問題も落としてしまったそうです。

 

入試までに課題ができました。

入試直前は問題集の総復習と入試過去問演習

年が明けて学年末テストが終わってCランクに確定してからは、これまでやった問題集の総復習をし、穴がないようやり込みました。

 

並行して、入試過去問5年分を授業でやり込みました。

 

この生徒さんは、総合Cの数学と理科で、見慣れない問題が出題されてパニックになって点数を落としました。

 

入試過去問をやるときは、出来る問題から解いて、出来なそうな問題を後で解くように指導しました。

 

早い時期から入試対策用の問題集に取り組んだおかげで、学校裁量問題レベルの問題も半分以上は解けていました。

入試本番で207点を取り札幌新川高校に合格!

こちらの生徒さんは、札幌新川高校の入試本番で207点を取り、無事合格しました。

 

生徒さんの入試当日点は、以下の通りです。

<生徒の入試当日点>

国語 37点

数学 30点

英語 44点

理科 40点

社会 56点

合計 207点

 

札幌新川高校のボーダー(Cランク・188点)を普通に超えることができました。

素晴らしいです。

 

当日は数学で失敗してしまいましたが、英語と理科と社会でカバーしました。

社会は9割以上も取ることができました。

 

この生徒さんは、中2の夏の道コンの点数が120点しかありませんでした。

そこから1年半で、学校裁量問題で207点と7割近くの点数を取りました。

 

このように、早い時期から真面目に勉強してきた生徒は、得点が大きく伸びる場合が多いです。

 

もちろん、全員が全員ここまで点数が伸びるわけではありませんが。

 

11月や12月あたりに駆け込み需要でお申込みを頂くことが多いですが、

札幌新川高校クラスを狙うのなら、中2の春休みくらいには申し込んで頂きたいところです。

 

この生徒さんは、将来は北大に行きたいとのことでした。

 

しかし札幌新川高校は入試難易度が高い高校なのに、北大の現役合格者数が毎年10名もいません。

小樽商科大学クラスの国立大学進学率も、あまり高くありません。

 

おそらく、多くの学生が札幌新川高校に入学できて満足してしまい、勉強しなくなるのでしょう。

 

札幌新川高校から北大に行きたいのなら、周りに流されずに勉強し続ける強さが必要だと思われます。

 

以上、札幌新川高校に合格した教え子のはなしです。

 

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