江別第一中学校の女の子の生徒さんを、岩見沢東高校に合格させたはなしをします。

 

こちらの生徒さんは、中2の2月にお申込みを頂きました。

塾を辞めて、こちらに切り替えたかたちです。

 

中2の2月の学力テストの得点は150点で、内申点はDランクの中でした。

 

数学と理科の計算問題に、非常に苦手意識を持っており、20点前後しか取れていませんでした。

国語・英語・社会は、そこそこ点数を取れていました。

 

生徒さんは当初、北広島高校を志望されていました。

将来は、国公立大学に進学したいそうです。

 

しかし、北広島高校は入るのが難しい割に大学進学率が余り良くありません。

江別からだと交通の便が悪く、通うのも大変です。

 

生徒さんの学力点と内申点を鑑みて、北広島高校はかなり厳しいのが一番大きかったですが。

 

そこで、岩見沢東高校を提案させて頂きました。

 

岩見沢東高校なら電車で一本で通えますし、大学進学率も北広島高校より良いです。

 

岩見沢東高校のボーダーラインは、Dランクなら184点ほどです。

 

生徒さんの現在の学力が150点で内申点がDランクなので、1年頑張れば岩見沢東高校に手が届く可能性が高いです。

 

岩見沢東高校では、難易度の高い学校裁量問題が出題されます。

 

といっても学校裁量問題の配点は、300点満点中60点ほどです。

残り240点は、易しい標準問題です。

標準問題を8割取れれば約200点となり、岩見沢東高校の合格点を超えます。

 

入試まで残り1年あったので、私が選定した問題集にじっくり取り組んでもらいました。

 

また、内申点を落とさないよう学校の授業を大切にし、定期テスト対策をきっちりやりました。

結果、定期テストの点数が平均点以下でしたが、クラス順位が1桁になり、内申点もDランクの上に上がりました。

 

期間に余裕を持って入試対策が出来たため、11月の総合Cでは205点と、岩見沢東高校のボーダーラインを超えました。

 

年が明けて学年末テストが終わり、内申点がDランクの上に確定した後は、入試過去問5年分と問題集の総復習の授業をしました。

 

そして、入試当日に202点を取り、岩見沢東高校に合格することができました。

 

この生徒さんを担当した当初、学力テストの点数が150点だったので、50点以上も上げたことになります。

 

以下、岩見沢東高校の概要と、こちらの生徒さんの指導の経緯を書いていきます。

 

(※全員が全員、ここまで点数が伸びるわけではありません。あくまでも一例です。)

 

岩見沢東高校の概要

最初に、岩見沢東高校の学科、偏差値、ボーダーラインについてお話しします。

岩見沢東高校のコース(学科)と定員

岩見沢東高校には、全日制課程と定時制課程の2つのコースが用意されています。

 

本記事では、全日制課程についてお話しします。

 

岩見沢東高校の全日制課程では、普通科のみ設置されています。

 

普通科の定員は、以下の通りです。

<岩見沢東高校のコース(学科)と定員>

普通科 200名(推薦なし)

 

普通科の定員は200名で、推薦入試は実施されません。

 

すべて3月の一般入試を経て、岩見沢東高校に入学します。

岩見沢東高校の偏差値

岩見沢東高校の偏差値は以下の通りです。

<岩見沢東高校の偏差値>

普通科 58

 

北海道学力コンクールが算出した偏差値になります。

 

北海道学力コンクールという模擬試験で、300点満点中160点〜180点取れば、偏差値50(真ん中の順位)になります。

 

岩見沢東高校は、全受験生の上位15%の順位の学力で合格できる高校ということになります。

 

岩見沢東高校は空知地方の中学校のトップが受験する高校だけあって、偏差値が高いです。

岩見沢東高校のボーダーライン・合格ライン

偏差値といっても、なかなかピンとこないですよね。

 

重要なのは、岩見沢東高校に合格するのに内申点と入試当日点がどのくらい必要なのかです。

 

ここで、岩見沢東高校のボーダーライン(最低点)について書きます。

 

岩見沢東高校のボーダーラインの目安は、以下のとおりです。

<岩見沢東高校のボーダーライン>

・普通科

Bランク 158点

Cランク 172点

Dランク 184点

 

ニスコが公表しているデータになります。

 

岩見沢東高校は偏差値が高いのに、Dランクの184点(約6割)で合格できてしまいます。

岩見沢東高校は、そこまで高い学力点が要求されない高校だといえます。

 

内申点がBランクなら、入試当日点が300点満点中180点(6割)ほど取れれば、余裕を持って合格できるでしょう。

 

しかも岩見沢東高校は学校裁量枠で、定員の15%を「学力点:内申=9:1」で取ります。

 

入試当日点200点(約6割5分)以上を取る自信があるなら、内申点がEランクの生徒でも合格の可能性があるでしょう。

岩見沢東高校は裁量問題が出題されるが恐れる必要はあまりない

北海道の公立高校の入試問題は、裁量問題と標準問題の2パターンがあります。

 

岩見沢東高校では、入試問題として裁量問題が出題されます。

 

裁量問題では、国語・数学・英語で、やや難しい応用問題が出題されます。

理科と社会は、易しい標準問題が出題されます。

 

岩見沢東高校で裁量問題が出ると言っても、恐れる必要はあまりないと私は思います。

 

裁量問題の占める得点は約60点ほどです(国・数・英で約20点ずつ)

残り240点は易しい標準問題です。

 

標準問題を8割取れる学力があれば、それだけで約200点になります。

裁量問題が全く出来なくても岩見沢東高校のボーダーラインに届くのです。

 

標準問題8割は、問題集1冊をきっちりマスターし、入試過去問を5年分暗記すれば、取れない点数ではないでしょう。

 

というかこのくらい勉強すれば、裁量問題も半分は解けるはずです。

 

なお、岩見沢東高校の入試では、浪人生以外は面接は課せられません。

学校裁量枠で定員の15%を内申点重視枠で取りますが、調査書が不要です。

 

岩見沢東高校の入試は、全て点数で決まります。

 

非常に公平な高校だと思います。

だから北大進学率が高いのでしょう。

 

岩見沢東高校は、私服登校の高校です。

学生の自主性を重んじるから、私服登校が認められていると言えます。

岩見沢東高校では、伸び伸びとした学生生活が送れることでしょう。

岩見沢東高校の倍率

2018年の岩見沢東高校の倍率は以下の通りです。

<岩見沢東高校の倍率(2018年)>

普通科 1.2倍(昨年度1.1倍)

 

北海道教育委員会が公表したデータになります。

>>北海道教育委員会のサイト

 

岩見沢東高校は空知地方の中学生の憧れの高校です。

それゆえ、定員割れすることはありません。

 

岩見沢東高校の入試は「落とす試験」なので、しっかり準備をして試験に臨みましょう。

 

なお、石狩地区の中学校から岩見沢東高校を受ける場合、定員の10%枠(20人)で競うことになります。

2018年は、10%枠に11人が応募しました。

 

以上、岩見沢東高校の概要でした。

教え子を岩見沢東高校に合格させた経緯

次に、教え子を岩見沢東高校に合格させた経緯について紹介します。

受け持った時期

こちらの生徒さんからは、中学2年生の2月に申込みを頂きました。

後期期末テストが終わった時期です。

 

江別第一中学校に通う女の子でした。

 

この子は、塾に中学2年生から通っていましたが、授業料が高い割に成績が全然伸びないとのことで、塾を辞めてこちらに切り替えられました。

教え子の当初の学力はDランク・150点

こちらの生徒さんの内申点は、Dランクの中でした。

 

2月の学力テストの点数は、300点満点換算で150点と半分ほどの出来でした。

 

数学と理科の計算問題に、非常に苦手意識を持っており、20点前後しか取れていませんでした。

反面、国語・英語・社会は、そこそこ点数を取れていました。

北広島高校を志望していたがオススメしなかった

こちらの生徒さんは、当初、北広島高校を志望していました。

将来は、国公立大学に進学したいそうです。

 

生徒さんの学力点と内申点を鑑みて、北広島高校はかなり厳しいと言えます。

 

というか、北広島高校は難易度が高い割に北大進学率があまり良くありません。

参考)北広島高校の進学実績

 

毎年、北大現役合格者が5〜20名と少ないです。

北広島高校のレベルなら、北大現役合格者が1学年320人中の30名以上は欲しいところです。

 

北広島高校は入るのは難しいが、入ってから勉強しなくなる高校だと進学実績から読めます。

 

また、江別第一中学から北広島高校まで毎日通学するのは大変です。

 

電車通学なら、江別駅か高砂駅の函館線に乗り、白石駅で千歳線に乗り換えて北広島駅まで行きます。

乗り換えが必要なのです。

 

バス通学という手もありますが、バスは冬場頻繁に遅延するのでオススメできません。

北広島高校から岩見沢東高校に変更した

そこで私は、岩見沢東高校を提案させて頂きました。

 

岩見沢東高校なら、通学がラクです。

高砂駅か江別駅から、乗り換えなく岩見沢駅まで行けますから。

 

岩見沢東高校は、北広島高校より北大合格率が高いです。

参考)岩見沢東高校の進学実績

 

毎年、北大現役合格者が10名以上います。

北大現役合格者数と合格率ともに、岩見沢東高校は北広島高校のそれを上回っています。

 

岩見沢東高校は東北大など、北大よりレベルの高い大学にも現役合格しています。

1学年200人中、1割以上の学生が難関大学に合格しています。

 

岩見沢東高校は、学生の質が粒ぞろいだと言えます。

 

それなのに、岩見沢東高校は北広島高校よりも入るのが簡単です。

 

こちらの生徒さんの内申点はDランクです。

北広島高校のボーダーは、Dランクなら216点です。

対して、岩見沢東高校のボーダーは、Dランクなら184点です。

 

現状、こちらの生徒さんの学力点は150点なので、岩見沢東高校を目指すのが無理がないでしょう。

 

江別第一中学校は石狩地区なので、定員の10%枠(20人)で競うことになります。

しかし、岩見沢東高校の10%枠が大きくオーバーすることはないそうです。

実質、空知地区の受験生と同じ土俵で戦うことになると思って良いでしょう。

 

このような話を生徒さんとお母さんにしたところ、岩見沢東高校を目指して頑張ることになりました。

どんな指導をしたか

こちらの生徒さんのために立てた指導方針を紹介します。

学校の授業を大切にし内申点を落とさない

こちらの生徒さんの内申点はDランクです。

 

Eランクに下がると、岩見沢東高校に合格するのは非常に難しくなります。

中学3年生は内申点の比率が1.5倍に上がり、気を抜くとEランクに下がる危険性があります。

 

なのでまず第一に、内申点を絶対に落とさない、あるいは内申点を上げる勉強が必要でした。

 

そのために、学校の授業を大切にすることが重要です。

 

内申点は、普段の行いと定期テストの点数で決まります。

 

普段の行いとは、授業を真面目に受ける、ノートをキレイに取る、提出物を必ず出すなどです。

この普段の行いがきちんと出来ていれば、定期テストで失敗しても「4」をもらえたりします。

 

江別第一中学では、定期テストの占めるウエイトが4分の1ですので。

 

こちらの生徒さんは、これまでも学校の課題も真面目にやっていたので、普段の行いについてはあまり心配しませんでした。

 

ただ、大変控えめな女の子で、教師から積極性がないと思われてしまっていたみたいです。

理科の定期テストで90点を取ったのに「4」を付けられるなど、理不尽な思いをしていました。

友達は80点で「5」だったとか。

 

内申点は教師の身勝手な主観で付きますが、定期テストで80点以上取れれば、こちらの生徒さんなら最低でも「4」は付くでしょう。

 

なので、定期テストの3週間前から、テスト対策の授業を集中的に行いました。

数学と理科の計算問題が弱いので、そこを重点的にやりました。

 

その甲斐あってか、定期テストで1桁の順位を取り、最終的に内申点がDランクの上にまで上昇しました。

問題集に少しずつ取り組む

定期テストまで日がある時期は、私が選定した問題集を使用して授業をしていました。

 

数学と理科の計算問題が苦手なので、数学と理科(物理・化学の計算分野)をメインに授業をしました。

 

国語と英語と社会と理科(生物・地学の暗記分野)は、問題集を独学でできる方法を伝授し、自分でやってもらいました。

 

もちろん、やり方にズレが生じていないかを都度チェックしました。

総合A・B・Cで順調に得点が伸びていった

入試1年前と早い時期から問題集に取り組んだことが功を奏したのか、9月から行われる総合テストで、順調に点数が伸びていきました。

 

こちらの生徒さんの得点推移は、以下の通りです。

<総合A・B・Cの得点推移>

総合A 199点

総合B 162点

総合C 205点

 

総合Bは数学と理科が難しかったため点数がダウンしていますが、他は200点前後取れました。

 

総合Cの各科目の得点は、以下の通りです。

<総合Cの各科目の得点>

国語 44点

数学 36点

英語 50点

理科 30点

社会 45点

合計 205点

 

国語と英語と社会で高得点が取れており、問題集をそれなりにマスターできていると言えます。

 

数学と理科は、及第点という感じでしょうか。

 

11月の段階でこのくらい出来るなら、残り3ヵ月で200点まで伸びる可能性は充分あります。

 

岩見沢東高校まであと一息です。

入試直前は問題集の総復習と入試過去問演習

北海道の公立高校の入試問題には、学校裁量問題と標準問題の2種類あると先ほど言いました。

 

岩見沢東高校は、難易度が高い学校裁量問題が出題されます。

 

といっても、学校裁量問題の配点は国・数・英それぞれ約20点ずつ、合計約60点です。

残り240点が、難易度が易しめの標準問題になります。

 

標準問題が8割取れれば約200点になります。

学校裁量問題の半分は、普通に解ける問題が出るので、そこも狙っていけば得点をもっと伸ばせるでしょう。

 

年が明けて学年末テストが終わってDランクの上に確定してからは、これまでやった問題集の総復習をし、穴がないようにしました。

 

並行して、入試過去問5年分を授業でやり込みました。

入試本番で202点を取り岩見沢東高校に合格!

こちらの生徒さんは、岩見沢東高校の入試本番で202点を取り、無事合格しました。

 

生徒さんの入試当日点は、以下の通りです。

<生徒の入試当日点>

国語 44点

数学 30点

英語 42点

理科 32点

社会 54点

合計 202点

 

岩見沢東高校のボーダー(Dランク・184点)を普通に超える成績で合格していますね。

素晴らしいです。

 

数学と理科の点数が微妙でしたが、国語・英語・社会で高得点を取って切り抜けました。

 

国語と英語も難しい裁量問題が出題されますが、7割も取れています。

問題集を繰り返しやり込んだ結果が出ました。

 

この生徒さんは、学力テストで150点と半分しか取れませんでした。

そこから1年強で、学校裁量問題で202点と、50点以上も上げました。

標準問題なら230点以上は取ったことでしょう。

 

このように、早い時期から真面目に勉強してきた生徒は、得点が大きく伸びる場合が多いです。

 

もちろん、全員が全員ここまで点数が伸びるわけではありませんが。

 

11月や12月あたりに駆け込み需要でお申込みを頂くことが多いですが、

岩見沢東高校クラスを狙うのなら、できれば春休みくらいには申し込んで頂きたいところです。

 

以上、岩見沢東高校に合格した教え子のはなしです。

 

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