こんにちは、個別指導塾まさです。

 

先日、Aランク301点の生徒さんの初回面談をさせて頂きました。

 

中学1年生の生徒さんです。

 

Aランク子が普段どんな勉強をしているのか、その保護者が一体どんな方なのか、みなさん気になるところかと思います。

 

本記事では、初回面談で感じたこと、生徒さんと保護者の方にお伝えしたことを、ここで紹介します。

 

個別指導塾まさ

別業界の会社で働きながら、副業でオンライン個別指導塾と家庭教師をやっています。北大院卒、指導経験20年以上。当塾は中上位高校志望の子が多いですが、勉強が苦手な子も多数在籍しています。今の学力は不問ですので、気軽にお申し込みください。授業料は1回70分 3,000円〜です。

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こちらの生徒さんの優れた点

まず、初回面談でこちらの生徒さんを指導させて頂き、優れていると感じた点の一部を紹介します。

礼儀正しい→先生方から大絶賛(私も)

まず、こちらの生徒さんの最大の長所として、礼儀正しいことです。

 

反応が大変良く教えていて、大変楽しかったです。

 

これは先生から良い印象を持たれるだろうなと感じました。

だから、Aランク301点のスコアを出せているのでしょう。

 

この子は今後社会に出ても、活躍するのだろうなと思います。

 

礼儀正しさ・反応の良さにおいて、私の中で最高だった生徒さんが、今年大麻高校に合格した江別の子ですが、この子はそれに匹敵します。

 

中1生なのに、本当に大したものです。

自分なりの勉強法が確立できている

初回面談では、学校のワークのやり方、ノートや教科書の活用方法といった勉強方法をお伝えしました。

 

しかし、こちらの生徒さんは、自分なりの勉強法がすでに確立できていました。

 

この子の勉強法をヒアリングして、直したほうが良い点がほぼありませんでした。

 

お母さんの話によると、この子は小学校まではさほど優秀ではなかったみたいです。

しかし、ちょっと悔しいことがあり、それがきっかけで中学校に上がってから勉強に励むようになったとか。

 

すごい伸びですね。

 

私も中1の時に、塾の英単語の試験で満点を取ったことがきっかけで、Jランク学年ほぼビリから、Gランク176点・入試本番200点と成績を大きく伸ばしました。

 

その後、中堅国立大学理系学部に現役合格し、最終学歴が北大大学院卒にまでなりました。

 

ちなみにこの大学に現役合格するには、札幌東高校の真ん中の順位、札幌旭丘高校だと100番以内の成績が必要らしいです。

 

このように、あることがきっかけで成績が伸びることがあります。

 

そのきっかけを逃さず、波に乗ることができたら、良いことが待っていると思います。

予習・復習がしっかりできている

こちらの生徒さんは、予習・復習がしっかりできていました。

 

自分なりの勉強法を確立しているので、かなり効果的に予習・復習が出来ているのでしょう。

 

Aランク301点という内申点に加え、学年10番以内・道コン220点以上と、学力が高い子でした。

直したらもっと良くなると思った点

初回面談で生徒さんをヒアリングして、ここを直したらもっと良くなると思った点を紹介します。

粘り強さをもうちょっとだけ高める

こちらの生徒さんは、自分なりの勉強法を確立して、予習・復習を欠かさずしていました。

 

しかし、理科の計算問題や国語の勉強など、苦手な内容への復習回数がやや少なめになっていました。

 

苦手な内容ほど、粘って向き合わねばなりません。

 

復習回数さえ増やせば、どんなに苦手な内容でも何とかなります。

嫌々でOKなので、復習回数を増やしましょう。

 

このとき、やる気は不要です。

嫌々でもやりさえすれば、作業興奮が始まって勝手にやる気が出て、勉強が捗るようになります。

 

勉強を始めるのに理由は不要で、適当に問題集や教科書を開けばOKです。

「自分は出来る人間だ」と根拠なしに強く思い込むこと

こちらの生徒さんは、セルフイメージが低空飛行になっていました。

 

Aランク301点・道コンで220点も取れる実力があるのに、たぶん行けて札幌藻岩高校や札幌平岸高校、札幌月寒高校に行けたら御の字、あわよくば札幌旭丘高校と言っていました。

 

入学式で総代の挨拶をしたいなら、札幌藻岩高校や札幌平岸高校でもよいでしょう。

妥協して札幌月寒高校や札幌旭丘高校でもよいでしょう。

 

もちろん、これらの高校も北大現役合格者を多数輩出しているので、悪い高校ではありません。

 

しかし、こちらの生徒さんの場合、まずは札幌東高校や札幌西高校を目指すべきです。

志を高くすることで、勉強へのモチベーションが高まり、学力がもっと伸びると思います。

 

お母さんの話を聞いた感じ、セルフイメージが低空飛行なのは、通っている個別指導塾のレベルが低いからだと思いました。

 

この塾では、札幌藻岩高校や札幌平岸高校は「優秀」、札幌月寒高校や札幌旭丘高校は「神」で数年に一度出るレベル、とらしいです。

 

こういう環境にいたら、必然的にセルフイメージが低空飛行になってしまうでしょう。

 

この個別指導塾との関係を見直すべきだと、私は思いました。

字をキレイに

絶対にやったほうが良いと感じたのが、字をもっとキレイに書くことです。

 

生徒さんのワークを見させて頂きましたが、字があまりキレイでありませんでした。

 

ですが、国語のノートのみ字が非常にキレイだったので、こちらの生徒さんは、もともと字がキレイなほうだといえます。

 

おそらくワークを殴り書きで解いていたのでしょう。

 

字をキレイに書くと、思考が整理され、記憶に残りやすくなるので、復習回数が減らせられます。

復習するときも、字がキレイだと読みやすくなり、復習を早く終わらせられます。

 

字をキレイに書くことはメリットしかないので、ここは頑張って欲しいところです。

 

予想ですが、こちらの生徒さんは、字をキレイに書くだけで成績がさらに伸びると思っています。

生徒さんの保護者の方にお願いしたいこと

生徒さんの保護者(お母さん)の方に、初回面談で申し上げたことを、ここで紹介します。

「足りない思考」から「足りている思考」になって頂きたい

お母さんとお話しして感じたのが、「足りない思考」になっているという点です。

 

娘は今のままでは入試で通用しないのではないか、今のままではダメなのではと不安になっているように感じられました。

 

これは、1人目の子どもが初めて高校入試を迎える状況なので、不安になるのは普通です。

他の保護者の方も、同じように不安になっていました。

 

先日、Aランク315点(オール5)・道コンで250点取れる生徒さんの初回面談をしましたが、同様にお母さんが不安になっていました。

 

Aランクだろうがなんだろうが、みんな不安なのでしょう。

 

しかし、この思考でいると塾や家庭教師会社からカモられます。

 

今年藻岩高校に合格した生徒さんのお母さんも、某大手個別指導塾にカモられ、毎月10万円近く金をとられまていました。

この個別指導塾の塾長から、お母さんは相当ヒドい目に遭わされ、耐えられずに辞め、私に依頼されました。

 

こういうことが無いよう、お気を付けください。

 

といっても不安なのは普通です。

 

しかし、こちらの生徒さんは、Aランク301点、学年10番以内、道コン220点以上というスコアをたたき出しています。

 

まだ中1ですが、今後もまず間違えなくこの成績を維持するでしょう。礼儀正しいし、予習・復習をかかさずやる真面目な子なので。

 

今回の初回面談で、私はお母さんに、これらの客観的な根拠を踏まえ、娘さんを信じ続けて欲しいとお伝えしました。

 

「足りない思考」から「足りている思考」になって頂きたいです。

 

それでも不安なら、お子さんを理屈抜きで信じてあげてほしいです。

 

子どもは親に信頼されていると、踏ん張りが利いて、どこかで必ず伸びますよ。

その他

私の意見ですが、今通われている個別指導塾との関係を見直すべきだと思います。

 

行けて札幌藻岩高校や札幌平岸高校、札幌月寒高校に行けたら御の字、あわよくば札幌旭丘高校と思うのは、塾が原因です。

 

塾のレベルが低く、セルフイメージが低空飛行してしまっています。

 

娘さんは、3K2F(啓明中、柏中、向陵中、附属中、伏見中)でも余裕で通用する実力があります。

 

自分なりの勉強法を確立して、自分で予習・復習が出来る子なので、塾を辞めて学校の勉強に注力することで、もっと良い方向に行けると思います。

3年生になったら指導させて頂きたい

こちらの生徒さん(中1)の場合、自分なりの勉強法が確立し、予習・復習がきちんとできています。

 

Aランク301点、学年10番以内、道コン220点以上と好成績をたたき出しており、中2になってもこの成績をキープするはずです。

 

中2でやることは、字をもっとキレイに書くなどの弱点の克服と、成績のキープに務めるだけです。

 

もし家庭教師をやらせて頂くなら、中3生になってからでよいと思います。

 

中3になったら、入試問題を使って知識を使いこなす練習を一緒にしましょう。

 

そのためにも、学校の授業を今までどおり真面目に受け、基礎知識を蓄えてください。

 

ということを、生徒さんとお母さんに申し上げました。

 

以上です。

追記)お母さんからのメール

初回面談をさせて頂いてからおよそ2週間後、お母さんからメールを頂きました。

 

以下、メール内容です(個人情報は伏せています)

<お母さんからのメール>

こんにちは。

先日、初回面談をしていただいたXです。

その節はお忙しい中、面談していただきありがとうございました。

HPのコラムも拝見させていただきました。

娘のその後ですが、先生との面談後、以前より自分に自信が持てるようになり本気で東高を目指して頑張ってみると意識が切り替わりました。

また、2年生のクラス替えで小学校の頃、馬鹿にされたりした子たちとクラスが一緒になり、更にスイッチが入っています。

また、面談していただく前に受けていた道コンで223点取ることができ、成績が下降していた国語に関しては50点だったのでさらに励みになっているようです。

今はまず、先生に指導していただいた勉強方法をもとに最初の期末テスト450点を狙うと頑張っています。

今まで通ってきた個別指導の塾ですが、それなりのレベルの子もいるようで、娘いわく、普段の予習や特に英語に関しては塾に助けられてきたからまだ続けたいと言っており様子をみていこうと思います。

ですが、今回、先生に面談していただき娘も私も意識が変わり、以前よりも不安から前向きな気持ちになれたことに大変感謝しております。

ぜひ、またご指導いただければ幸いです。

この度はありがとうございました。

X

 

意味のある面談ができて良かったです。

Xさん、これからも無理のない範囲で頑張って下さいね。